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公開番号
2025063416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172582
出願日
2023-10-04
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250409BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】使用可能な最大消費電力に応じた条件でシートへ画像を印刷する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、像担持体にトナー像を形成する画像形成部120と、トナー像を像担持体からシートへ転写する転写部(204)と、シートに転写されたトナー像を所定の温度で加熱することで、該トナー像をシートに定着させる定着処理を行う定着部121と、シートに印刷される画像の単位面積あたりのトナー載量を算出するトナー載量算出部115と、許容される最大消費電力とトナー載量に基づいて、定着部121による定着条件として前記定着手段の温度と前記定着処理を行う回数を決定し、定着部121に定着条件で定着処理を行わせる制御部101と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体にトナー像を形成する画像形成手段と、
前記トナー像を前記像担持体からシートへ転写する転写手段と、
前記シートに転写された前記トナー像を所定の温度で加熱することで、該トナー像をシートに定着させる定着処理を行う定着手段と、
前記シートに印刷される画像の単位面積あたりのトナー載量を算出するトナー載量算出手段と、
許容される最大消費電力と前記トナー載量に基づいて、前記定着手段による定着条件として前記定着手段の温度と前記定着処理を行う回数を決定し、前記定着手段に前記定着条件で前記定着処理を行わせる制御手段と、を備えることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記定着手段により前記定着処理が行われたシートを前記転写手段へ搬送する搬送手段をさらに備えており、
前記定着処理が複数回行われるシートは、前記搬送手段により前記定着手段から前記転写手段へ搬送されることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記搬送手段は、前記シートを、画像が印刷される面を反転させて前記転写手段へ搬送することを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記転写手段は、前記搬送手段により前記シートが搬送されてきた場合に、前記像担持体から離間することを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記許容された最大消費電力が小さいほど前記定着処理を行う回数が多くなるように前記定着条件を決定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、1ページの画像における前記トナー載量の最大値と前記定着手段の温度との関係を示すテーブルを参照して、前記定着手段の温度を決定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記許容される最大消費電力と1ページの画像における前記トナー載量の最大値に基づいて、前記定着条件を決定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記許容される最大消費電力の設定を行うための設定画面が表示される表示手段と、
前記設定画面により前記許容される最大消費電力を設定するための操作手段と、をさらに備えており、
前記制御手段は、前記操作手段により設定された前記許容される最大消費電力と前記トナー載量に基づいて前記定着条件を決定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項9】
外部に設けられる電力管理システムから前記許容される最大消費電力に関する情報を取得するための通信手段をさらに備えており、
前記制御手段は、前記通信手段により取得された前記情報に基づいて前記許容される最大消費電力を取得することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トナー像をシート上に熱定着させるための定着器を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、トナー像をシートに熱定着させる際に、定着温度がシート上に載せる単位面積当たりのトナー載量に応じて決定される。通常は、単位面積当たりのトナー載量の最大値を予め決めておき、その最大値のトナー載量で形成されたトナー像を確実に定着することができる温度となるように定着温度が調整される。トナー像をシートに熱定着する際の定着速度と定着温度には正の相関があり、定着速度を上げる場合には定着温度も上げる必要がある。定着速度は、例えば1枚当たりのシートの熱定着処理に必要な時間である。
【0003】
通常の動作時よりも消費電力を抑えて動作する省電力モードでは、定着温度が通常動作時よりも低温に設定される。設定した定着温度により定着が可能な定着速度で画像形成(定着処理)が行われることで、消費電力を抑えることが可能となる(特許文献1)。また、複数ページを印刷する際にページ単位で印刷速度を変更することで、消費電力を抑える画像形成装置も提案されている(特許文献2)。印刷速度は、例えば1枚当たりのシートの印刷処理に必要な時間である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-76953号公報
特開2015-215523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像形成装置は、露光工程、現像工程、転写工程、定着工程によりシートへ画像を印字する。露光工程の速度を変更することは困難である。また、転写工程及び定着工程では、シートの搬送速度が同一であり、搬送速度を変更することは困難である。画像形成装置は、使用される環境によって使用可能な電力(消費電力)の上限が制限されることがある。消費電力を抑えて動作するには、速度を低速にすることが有効である。しかし、定着工程時のシートの搬送速度を遅くすることは、画質に影響するために困難である。本実施形態では、このような課題に鑑み、使用可能な最大消費電力に応じた条件でシートへ画像を印刷する画像形成装置を提供することを主樽課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、像担持体にトナー像を形成する画像形成手段と、前記トナー像を前記像担持体からシートへ転写する転写手段と、前記シートに転写された前記トナー像を所定の温度で加熱することで、該トナー像をシートに定着させる定着処理を行う定着手段と、前記シートに印刷される画像の単位面積あたりのトナー載量を算出するトナー載量算出手段と、許容される最大消費電力と前記トナー載量に基づいて、前記定着手段による定着条件として前記定着手段の温度と前記定着処理を行う回数を決定し、前記定着手段に前記定着条件で前記定着処理を行わせる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、使用可能な最大消費電力に応じた条件でシートへ画像を印刷することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の構成説明図。
画像形成部の構成例示図。
印刷プロセスの説明図。
(a)、(b)は、画像形成装置の全体構成の説明図。
(a)~(c)は、動作モードと定着条件との関係の説明図。
トナー載量と定着温度との関係の説明図。
トナー載量と、定着温度及び定着回数と、の関係の説明図。
トナー載置量と、最大消費電力と、定着回数と、の関係の説明図。
印刷処理を表す処理流れ図。
(a)、(b)は、消費電力モードの設定画面の例示図。
プリントキューとトナー載量キューの説明図。
消費電力モードの設定画面の例示図。
最大消費電力、トナー載量、及び定着回数の関係の説明図。
印刷処理を表す処理流れ図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成説明図である。画像形成装置100は、制御部101、ROM(Read Only Memory)102、及びRAM(Random Access Memory)103により動作が制御される。制御部101は、例えばCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)等のプロセッサである。制御部101は、ROM102に格納されたコンピュータプログラムを実行することで画像形成装置100の動作を制御する。RAM103は、制御部101が処理を実行する際の作業領域を提供する。また、RAM103は印刷機能に用いられる画像用記憶領域を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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