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公開番号
2025079915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192796
出願日
2023-11-13
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65H
7/14 20060101AFI20250516BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】用紙の斜行要因で発生する搬送不良の誤検知を低減すること。
【解決手段】搬送路と、紙幅センサ104と、レジセンサ109と、排出センサ112と、レジセンサ109によって記録材Sを検知したタイミングと排出センサ112によって記録材Sを検知したタイミングとに基づいて記録材Sの紙詰まりを検知する詰まり検知部807と、を備え、詰まり検知部807は、斜行量に基づいて、排出センサ112によって記録材Sを検知するタイミングのずれを補正する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材に画像形成を行う画像形成装置であって、
記録材が搬送される搬送路と、
前記搬送路上に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第1センサと、
記録材の搬送方向において前記第1センサよりも下流の前記搬送路上に配置され、前記搬送方向に直交する方向において前記第1センサとは異なる位置に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第2センサと、
前記第1センサ及び前記第2センサの検知結果に基づいて記録材の斜行量を取得する取得部と、
前記搬送方向において前記第2センサよりも下流の前記搬送路上に配置され、前記搬送方向に直交する方向において前記第2センサとは異なる位置に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第3センサと、
前記第1センサ又は前記第2センサによって記録材を検知したタイミングと前記第3センサによって当該記録材を検知したタイミングとに基づいて当該記録材の紙詰まりを検知する検知部と、
を備え、
前記検知部は、前記取得部によって取得した前記斜行量に基づいて、前記第3センサによって当該記録材を検知するタイミングのずれを補正することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記検知部は、前記第1センサ又は前記第2センサによって記録材の後端を検知したタイミングを基準として、所定時間内に第3センサによって当該記録材の後端を検知しない場合、又は、前記所定時間外で当該記録材の後端を検知した場合に、前記紙詰まりを検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記所定時間は、前記第1センサ又は前記第2センサによって当該記録材の後端を検知したタイミングを基準として、斜行がない場合に記録材が前記第3センサによって後端を検知されるタイミングのうち、最速で後端を検知されるタイミングと最遅で後端を検知されるタイミングとに基づいて決定されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記検知部は、前記第2センサによって記録材の後端を検知する場合の斜行による第1ずれ量と、前記第3センサによって当該記録材の後端を検知する場合の斜行による第2ずれ量と、に基づいて補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第3センサは、斜行している記録材の後端を斜行がない場合に比べて早いタイミングで検知することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第2ずれ量は、前記第1ずれ量に比べて小さいことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
記録材に画像形成を行う画像形成装置であって、
記録材が搬送される搬送路と、
前記搬送路上を搬送された記録材が排出される排出部と、
前記搬送路上に配置され記録材を搬送する回転部材であって、記録材を前記排出部に導く第1方向、又は、前記第1方向とは逆の第2方向、に回転方向を切り替えることが可能な前記回転部材と、
前記第2方向に回転している前記回転部材によって記録材が導かれる反転部と、
前記搬送路上に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第1センサと、
記録材の搬送方向において前記第1センサよりも下流の前記搬送路上に配置され、前記搬送方向に直交する方向において前記第1センサとは異なる位置に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第2センサと、
前記第1センサ又は前記第2センサの検知結果に基づいて記録材の斜行量を取得する取得部と、
前記搬送方向において前記第2センサよりも下流の前記搬送路上に配置され、前記搬送方向に直交する方向において前記第2センサとは異なる位置に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第3センサと、
前記第3センサによって記録材を検知したタイミングに基づいて前記回転部材の前記回転方向を切り替える制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記取得部によって取得した前記斜行量に基づいて、前記第3センサによって記録材を検知するタイミングのずれを予測し、前記回転部材の前記回転方向を切り替える切り替えタイミングを補正することを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記取得部によって取得した前記斜行量が所定範囲を超えている場合には前記回転部材の前記回転方向を前記第1方向に維持し、記録材を前記排出部に排出することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記斜行量が前記所定範囲を超えている場合に記録材を前記排出部に排出したという情報を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記第2センサによって記録材の後端を検知する場合の斜行による第1ずれ量と、前記第3センサによって当該記録材の後端を検知する場合の斜行による第2ずれ量と、に基づいて前記切り替えタイミングを補正することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、例えば、複数のセンサを使用してシートの斜行を検知するシート搬送装置を備える画像形成装置の搬送制御に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置は、搬送路上の用紙の幅方向に配置されたセンサによって用紙の姿勢を検知し、用紙の斜行を推定している(例えば、特許文献1参照)。一方、搬送路上の用紙の搬送方向に配置された複数のセンサの検知タイミングによって紙詰まりを検知し、用紙の搬送を停止させる制御も広く知られている。紙詰まりの検知に関しては、例えば搬送方向における上流に配置されたセンサの検知タイミングを基準とし、搬送方向における下流に配置されたセンサの検知が所定の範囲内にできたかどうかで検知を行うことが一般的である。また、両面搬送を行う画像形成装置においては、搬送路上のセンサによる検知タイミングに基づいて用紙の反転タイミングを決める構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-141424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、用紙の斜行による検知タイミングのずれが大きくなると、上流のセンサと下流のセンサの構成差によっては検知タイミングが斜行要因でずれてしまい、本来の紙詰まり検知ではない要因で誤検知してしまう可能性がある。また、下流のセンサの検知タイミングがずれてしまうと、例えば用紙の反転タイミングが斜行影響でずれてしまうため、もともと反転を開始したいタイミングと異なるタイミングで反転してしまうこととなる。このため、両面搬送路に適切に用紙を送り込めなかったり、斜行した用紙の端部が反転時に折り曲げられてしまったりするおそれがある。
【0005】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、用紙の斜行要因で発生する搬送不良の誤検知を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)記録材に画像形成を行う画像形成装置であって、記録材が搬送される搬送路と、前記搬送路上に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第1センサと、記録材の搬送方向において前記第1センサよりも下流の前記搬送路上に配置され、前記搬送方向に直交する方向において前記第1センサとは異なる位置に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第2センサと、前記第1センサ及び前記第2センサの検知結果に基づいて記録材の斜行量を取得する取得部と、前記搬送方向において前記第2センサよりも下流の前記搬送路上に配置され、前記搬送方向に直交する方向において前記第2センサとは異なる位置に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第3センサと、前記第1センサ又は前記第2センサによって記録材を検知したタイミングと前記第3センサによって当該記録材を検知したタイミングとに基づいて当該記録材の紙詰まりを検知する検知部と、を備え、前記検知部は、前記取得部によって取得した前記斜行量に基づいて、前記第3センサによって当該記録材を検知するタイミングのずれを補正することを特徴とする画像形成装置。
【0008】
(2)記録材に画像形成を行う画像形成装置であって、記録材が搬送される搬送路と、前記搬送路上を搬送された記録材が排出される排出部と、前記搬送路上に配置され記録材を搬送する回転部材であって、記録材を前記排出部に導く第1方向、又は、前記第1方向とは逆の第2方向、に回転方向を切り替えることが可能な前記回転部材と、前記第2方向に回転している前記回転部材によって記録材が導かれる反転部と、前記搬送路上に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第1センサと、記録材の搬送方向において前記第1センサよりも下流の前記搬送路上に配置され、前記搬送方向に直交する方向において前記第1センサとは異なる位置に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第2センサと、前記第1センサ又は前記第2センサの検知結果に基づいて記録材の斜行量を取得する取得部と、前記搬送方向において前記第2センサよりも下流の前記搬送路上に配置され、前記搬送方向に直交する方向において前記第2センサとは異なる位置に配置され、記録材の先端及び後端を検知するための第3センサと、前記第3センサによって記録材を検知したタイミングに基づいて前記回転部材の前記回転方向を切り替える制御部と、を備え、前記制御部は、前記取得部によって取得した前記斜行量に基づいて、前記第3センサによって記録材を検知するタイミングのずれを予測し、前記回転部材の前記回転方向を切り替える切り替えタイミングを補正することを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、用紙の斜行要因で発生する搬送不良の誤検知を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1~3の画像形成装置の断面図
実施例1~3の紙幅センサの斜視図及び断面図
実施例1~3の紙幅センサの記録材の後端検知を示す図
実施例1~3のレジセンサの斜視図及び断面図
実施例1~3のレジセンサの記録材の後端検知を示す図
実施例1~3の排出センサの断面図
実施例1~3の排出センサの記録材の後端検知を示す図
実施例1の画像形成装置の制御ブロック図
実施例1の紙幅センサ及びレジセンサによる斜行量の検知の模式図
実施例1の詰まり検知部の制御を示すタイミングチャート
実施例2の定着部及び排出部、反転部の断面図
実施例2の画像形成装置の制御ブロック図
実施例2の排出センサと記録材の反転タイミングの模式図
実施例2のレジセンサ及び排出センサによる斜行量の検知の模式図
実施例2の反転制御を示すタイミングチャート
実施例3の反転制御を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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