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公開番号2025086826
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023201137
出願日2023-11-28
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250602BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 定着後のシートにスジ状の画像不良が生じる虞がある。
【解決手段】 像担持体と、転写部と、定着部と、シートの幅方向に移動可能な反転ローラ対と、前記シートの位置を検知する第1検知手段と、前記転写部に向けて搬送する搬送ローラ対と、前記像担持体への前記画像書き込み位置と前記反転ローラ対の前記幅方向への移動を制御する制御部、を有し、前記制御部は第1画像書き込み位置と第2画像書き込み位置とが、シートの幅方向において異なる位置に形成するように制御し、前記前記第1検知手段の検知結果と前記第2画像書き込み位置に基づいて、前記反転搬送ローラ対は前記シートの幅方向への第1移動量が決定され、前記定着部における、前記第1画像書き込み位置に形成された画像を有するシートの第1面の側端部と、前記第2画像書き込み位置に形成された画像を有するシートの第2面の側端部とが、前記シートの幅方向において異なる位置を通過する。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
画像を担持する像担持体と、
前記像担持体の画像書き込み位置に露光する露光部と、
前記像担持体に形成された画像をシートに転写する転写部と、
前記転写部によって転写された画像をシートに定着する定着部と、
前記定着部によって定着されたシートを挟持してシートの表裏を反転すると共に、シート搬送方向に直交するシートの幅方向に移動可能な反転ローラ対と、
前記反転ローラ対の近傍に設けられ、前記シート幅方向における前記シートの位置を検知する第1検知手段と、
前記反転ローラ対によって反転されたシートを前記転写部に向けて搬送する搬送ローラ対と、
前記像担持体への前記画像書き込み位置と前記反転ローラ対の前記幅方向への移動を制御する制御部、を有し、
前記制御部は、前記像担持体におけるシートの第1面に画像を形成する第1画像書き込み位置と、前記像担持体におけるシートの前記第1面と反対側のシートの第2面に画像を形成する第2画像書き込み位置とが、シートの幅方向において異なる位置に形成するように制御し、前記第1検知手段の検知結果と前記第2画像書き込み位置に基づいて、前記反転ローラ対は前記シートの幅方向への第1移動量が決定され、
前記定着部における、前記第1画像書き込み位置に形成された画像を有するシートの第1面の側端部と、前記第2画像書き込み位置に形成された画像を有するシートの第2面の側端部とが、前記シートの幅方向において異なる位置を通過する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1画像書き込み位置に形成された画像に転写されるシートの側端位置と、前記第2画像書き込み位置に形成された画像に転写されるシートの側端位置とが重ならないように所定量移動させるように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記転写部の上流に設けられ、ニップを形成しシートの先端が前記ニップに突き当てられることによりシートの斜行を補正し、シート搬送方向に直交するシートの幅方向に移動可能なレジストレーションローラ対と、
前記レジストレーションローラ対の近傍に設けられ、前記シート幅方向における前記シートの位置を検知する第2検知手段と、をさらに備え、
前記制御部は、前記第2検知手段の検知結果と前記第2画像書き込み位置に基づいて、前記シートの2面目の第2移動量が決定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2移動量が所定量より小さくなるように、前記第1移動量が決定される、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記シートの第2面の画像書き込み位置が前記定着部のシート通過枚数に基づいて変更される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
一般に画像形成装置において、シートは搬送されながらシート搬送方向と直交するシートの幅方向に横ずれしてしまうことがある。シートが横ずれした状態でシートに画像形成した場合、画像がシートの幅方向における中心からずれて印刷されるため、シートに対する画像の印字精度が悪化する。このため、シートの幅方向における横ずれを補正するシフトローラ機構が知られている。
【0003】
転写部直前に設けられるシフトローラ機構は、シフト量を最小限にとどめることが望ましい。なぜなら、装置小型化のため、シフト動作時にはその上流のローラ対もシートは挟持されており、シフト量が大きくなるとシートの「ねじれ」により搬送されるシートが斜行してしまうためである。
【0004】
特許文献1では、転写部直前のシフトローラ機構のシフト量を最小限にするために、表裏を反転させて再び画像形成部にシート搬送する再搬送部に第二のシフトローラ機構を設ける画像形成装置が開示されている。
【0005】
また、特許文献1には未定着のトナー像が形成されたシートに対して熱と圧力を加えることにより、シートにトナー像を定着させる定着装置が開示されている。特に、定着装置の定着部材(ローラあるいはベルト)はシートからのトナー付着を防止すべく、その表層がPFAやPTFEなどの比較的に離形性の良い柔軟性の樹脂等で形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-144919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示される画像形成装置では、あらゆるシートに対応して高精度な幅方向における位置補正が可能となるが、この結果シフトローラ機構の下流において、幅方向においてシートの端部が同位置に繰り返してシートが搬送される虞がある。
【0008】
この場合、定着装置の定着部材の表面は、シートが定着ニップ部を通過するときに、シートの裁断時にシート端部の切り口に生じる紙端によって回転方向(周方向)に傷が付く虞がある。この傷は、シートの端部が定着部材に対し同じ箇所を繰り返し通過することによって、より深く大きくなりやすい。その結果、定着部材の表面により深く大きな傷が生じていると、シートの幅方向に対して最大サイズ幅のシートが定着ニップを通過する際に、傷の位置がシートの印字領域に重なり、定着後のシートにスジ状の画像不良が生じる。
【0009】
そこで、本発明の目的は、搬送されるシートと接触する定着部材の表面の傷の肥大化を防止する画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するための発明の一態様は、画像を担持する像担持体と、前記像担持体の画像書き込み位置に露光する露光部と、前記像担持体に形成された画像をシートに転写する転写部と、前記転写部によって転写された画像をシートに定着する定着部と、前記定着部によって定着されたシートを挟持してシートの表裏を反転すると共に、シート搬送方向に直交するシートの幅方向に移動可能な反転ローラ対と、前記反転ローラ対の近傍に設けられ、前記シート幅方向における前記シートの位置を検知する第1検知手段と、前記反転ローラ対によって反転されたシートを前記転写部に向けて搬送する搬送ローラ対と、前記像担持体への前記画像書き込み位置と前記反転ローラ対の前記幅方向への移動を制御する制御部、を有し、前記制御部は、前記像担持体におけるシートの第1面に画像を形成する第1画像書き込み位置と、前記像担持体におけるシートの前記第1面と反対側のシートの第2面に画像を形成する第2画像書き込み位置とが、シートの幅方向において異なる位置に形成するように制御し、前記前記第1検知手段の検知結果と前記第2画像書き込み位置に基づいて、前記反転ローラ対は前記シートの幅方向への第1移動量が決定され、前記定着部における、前記第1画像書き込み位置に形成された画像を有するシートの第1面の側端部と、前記第2画像書き込み位置に形成された画像を有するシートの第2面の側端部とが、前記シートの幅方向において異なる位置を通過する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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