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公開番号
2025092848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208220
出願日
2023-12-11
発明の名称
情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250616BHJP(計算;計数)
要約
【課題】互いに離れた場所にいる2人の人物が各々の画像(映像)を使って互いにコミュニケーションをとる際に、各人物が違和感なくコミュニケーションをとれるようにする技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、ユーザがいる現実空間のうち、前記ユーザの視界に対応する範囲を表す視界画像を取得する第1取得手段と、遠隔地にいる人物を撮像した画像である人物画像を取得する第2取得手段と、前記現実空間における、前記ユーザを撮像した画像を前記遠隔地に送信する撮像装置の位置と、前記人物画像を表示する位置との差の情報を取得する第3取得手段と、前記視界画像に前記人物画像を合成した合成画像を表示するように表示手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記差に従って、前記視界画像を表示する位置をシフトすることを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザがいる現実空間のうち、前記ユーザの視界に対応する範囲を表す視界画像を取得する第1取得手段と、
遠隔地にいる人物を撮像した画像である人物画像を取得する第2取得手段と、
前記現実空間における、前記ユーザを撮像した画像を前記遠隔地に送信する撮像装置の位置と、前記人物画像を表示する位置との差の情報を取得する第3取得手段と、
前記視界画像に前記人物画像を合成した合成画像を表示するように表示手段を制御する制御手段と
を有し、
前記制御手段は、前記差に従って、前記視界画像を表示する位置をシフトする
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記視界画像を表示する位置をシフトした後に、前記視界画像に前記人物画像を合成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第3取得手段は、前記ユーザの位置から前記撮像装置の位置までの距離と、前記ユーザの位置から、前記人物画像を表示する位置までの距離とに基づいて、前記差の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第3取得手段は、前記撮像装置の撮影距離を、前記ユーザの位置から前記撮像装置の位置までの距離として用いる
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第3取得手段は、前記ユーザの位置から、前記人物画像を表示する位置までの距離を、前記視界画像に対応する深度マップから取得する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第3取得手段は、前記ユーザからの指示に従って前記差の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記情報処理装置はヘッドマウントディスプレイ(HMD)である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記ユーザと前記人物画像を表示する位置との位置関係に基づくサイズで前記人物画像を表示するように、前記表示手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記人物画像の透明度を変更する変更手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、特に複合現実感の画像表示に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
現実世界と仮想世界をリアルタイムかつシームレスに融合させる技術として、複合現実感、いわゆるMR(Mixed Reality)技術が知られている。MR技術は、ビデオシースルー方式のヘッドマウントディスプレイ(HMD)で使用されることがある。ビデオシースルー方式のHMDでは、例えば、現実空間のうち、当該HMDを装着したユーザの視界に対応する範囲が、ビデオカメラによって撮像される。そして、ビデオカメラによって得られた現実空間の画像(映像)にCG(Computer Graphic)が合成され、合成画像(現実空間の画像にCGを合成することによって得られた画像)がHMDの内部の表示パネルに表示される。ユーザは、表示パネルに表示された合成画像を見ることで、CGによって表された仮想オブジェクトが現実空間に存在しているような感覚を得ることができる。
【0003】
また、ビデオシースルー方式のHMDでは、現実空間の画像に、遠隔地で撮像された人物の画像を合成することによって、当該HMDを装着したユーザに対して、遠隔地にいる人物と同じ空間にいるような体験(感覚)を提供することができる。
【0004】
特許文献1には、クロマキー合成において、遠隔地にいる人物の画像を投影する仮想スクリーンの向きを当該人物の位置に応じて変える技術が開示されている。特許文献1に開示の技術によれば、HMDを装着したユーザにとって違和感のない合成画像を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2019/097639号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
HMDを装着したユーザと、遠隔地にいる人物とが、各々の画像(映像)を使って互いにコミュニケーションをとる場合を考える。この場合に、特許文献1に開示の技術では、違和感のあるコミュニケーション(不自然なコミュニケーション)となってしまうことがある。例えは、HMDを装着したユーザは、遠隔地にいる人物と顔を向き合わせているような感覚で、当該人物と違和感なくコミュニケーションをとることができる。しかし、遠隔地にいる人物は、HMDを装着したユーザと顔を向き合わせているような感覚を得ることができず、当該ユーザとのコミュニケーションに違和感を覚えることがある。
【0007】
本発明は、互いに離れた場所にいる2人の人物が各々の画像(映像)を使って互いにコミュニケーションをとる際に、各人物が違和感なくコミュニケーションをとれるようにする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、ユーザがいる現実空間のうち、前記ユーザの視界に対応する範囲を表す視界画像を取得する第1取得手段と、遠隔地にいる人物を撮像した画像である人物画像を取得する第2取得手段と、前記現実空間における、前記ユーザを撮像した画像を前記遠隔地に送信する撮像装置の位置と、前記人物画像を表示する位置との差の情報を取
得する第3取得手段と、前記視界画像に前記人物画像を合成した合成画像を表示するように表示手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記差に従って、前記視界画像を表示する位置をシフトすることを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第2の態様は、ユーザがいる現実空間のうち、前記ユーザの視界に対応する範囲を表す視界画像を取得する第1取得ステップと、遠隔地にいる人物を撮像した画像である人物画像を取得する第2取得ステップと、前記現実空間における、前記ユーザを撮像した画像を前記遠隔地に送信する撮像装置の位置と、前記人物画像を表示する位置との差の情報を取得する第3取得ステップと、前記視界画像に前記人物画像を合成した合成画像を表示するように表示手段を制御する制御ステップとを有し、前記制御ステップでは、前記差に従って、前記視界画像を表示する位置をシフトすることを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
【0010】
本発明の第3の態様は、コンピュータを、上述した情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムである。本発明の第4の板用は、コンピュータを、上述した情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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