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公開番号2025101064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217629
出願日2023-12-25
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250630BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】シートの異常を検知した際に、シートの異常を生じている位置に応じてリカバリすることにより、シートの異常を検知した際のリカバリを適切に行うこと。
【解決手段】画像形成装置10は、光学センサー210により検知した端部折れ又は浮き上がりを生じている不正シートの端部折れ又は浮き上がりを生じている位置に応じて、不正シートと不正シートより後に搬送される後続シートとを給紙部1TOPトレイ、給紙部2TOPトレイ、給紙部3TOP、定着部両面トレイ、反転部TOPトレイ、排紙部1TOPトレイ、排紙部2TOPトレイ又は排紙部3TOPトレイに排紙する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送されるシートに画像を印字する画像印字手段と、
前記画像印字手段により画像を印字したシートが前記搬送手段により排紙される第1の排紙手段と、
前記搬送手段により前記画像印字手段に搬送されるシートの異常を検知する異常検知手段と、
前記搬送手段による搬送中のシートが排紙される複数の第2の排紙手段と、
を有し、
前記搬送手段は、
前記異常検知手段により異常を検知した異常シートの異常を生じている位置に応じて、前記異常シートと前記異常シートより後に搬送する後続シートとを前記第2の排紙手段に排紙する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記搬送手段は、
前記異常を生じている位置が前記異常シートの搬送方向の後端部である場合に、前記異常シートと前記後続シートとを前記第2の排紙手段に排紙する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記搬送手段は、
前記異常シートと前記後続シートとを異なる前記第2の排紙手段に排紙する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記搬送手段は、
前記異常を生じている位置が前記異常シートの搬送方向の先端部である場合に、前記異常シートを前記第2の排紙手段に排紙し、前記後続シートの搬送を継続すると共に、前記画像印字手段により画像を印字した前記後続シートを前記第1の排紙手段に排紙する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記搬送手段は、
前記異常を生じている位置が前記異常シートの搬送方向の先端部と後端部との間である場合に、前記異常シートと前記後続シートとの搬送を継続すると共に、前記画像印字手段により画像を印字した前記異常シート及び前記後続シートを前記第1の排紙手段に排紙する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記搬送手段は、
前記異常検知手段により検知した前記異常シートの異常を示す値が所定の閾値を超える場合に、前記異常シートを前記第2の排紙手段に排紙する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像印字手段により前記異常シートに印字する画像を前記後続シートに印字するための復旧処理を実行する復旧手段を有し、
前記搬送手段は、
前記画像印字手段により前記後続シートに対して画像の印字を開始するまでに前記復旧処理が終了しないタイミングにおいて前記異常検知手段により前記異常シートを検知した場合に、前記異常シートと前記後続シートとを前記第2の排紙手段に排紙する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
シートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送されるシートに画像を印字する画像印字手段と、
前記画像印字手段により画像を印字したシートが前記搬送手段により排紙される第1の排紙手段と、
前記搬送手段により前記画像印字手段に搬送されるシートの異常を検知する異常検知手段と、
前記搬送手段による搬送中のシートが排紙される複数の第2の排紙手段と、
を有し、
前記画像印字手段は、
前記異常検知手段により異常を検知した異常シートの異常を生じている位置に応じて、前記搬送中のシートに対して画像を印字する印字位置又は前記印字位置より離れる方向に退避する退避位置にある、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記画像印字手段は、
前記異常を生じている位置が前記異常シートの搬送方向の後端部である場合に、前記退避位置に移動する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像印字手段は、
前記異常を生じている位置が前記異常シートの搬送方向の先端部である場合に、前記異常シートが通過する際に前記退避位置に移動すると共に、前記異常シートが通過した後に前記印字位置に移動する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シート等の記録媒体に対してインクを吐出して画像を印字するインクジェット形式の画像形成装置は、インクを吐出するインクジェットヘッドを有する記録ヘッドユニットを画像形成部に備えている。この記録ヘッドユニットのインクジェットヘッドは、精密な制御が要求される精密部であり、記録媒体の記録面に近接して配置されて画像形成処理を実施する。
【0003】
このようなインクジェット形式の画像形成装置において、浮き上がりを生じた記録媒体にインクジェットヘッドが接触した場合には、インクジェットヘッドを損傷させる恐れがある。このため、インクジェット形式の画像形成装置は、インクジェットヘッドを損傷させることなく、浮き上がりを生じた記録媒体を取り除いて再度ジョブを継続してエラーリカバリさせる必要がある。
【0004】
特許文献1は、浮き上がりを生じた記録媒体からイクジェットヘッドを保護するインクジェット記録装置を開示している。特許文献1のインクジェット記録装置は、浮き上がりを生じた記録媒体を検出した際に、インクジェットヘッド部を搬送路から即時に退避させて、浮き上がりを生じた記録媒体とインクジェットヘッドとの接触によるインクジェットヘッドの損傷を回避する。しかしながら、特許文献1は、インクジェットヘッドを退避させた後に、浮き上がりを生じた記録媒体を排紙してどのようにエラーリカバリするかについて開示していない。
【0005】
これに対して、特許文献2は、異常シート検出時のエラーリカバリ方法について開示している。特許文献2の画像形成装置は、画像形成後のシートに対して検品処理を実施して、異常シートを検出した場合に、検出した異常シートを所定の異常シート収納部へ格納すると共に、異常シートの後続の正常シートを所定の正常シート収納部へ一旦収納する。
【0006】
また、特許文献2の画像形成装置は、各シートの収納が完了した際に、給紙トレイから追加のシートの給紙を開始して、給紙した追加のシートに異常シートに印字予定であった画像を形成する。そして、特許文献2の画像形成装置は、追加のシートに対する画像形成処理を完了した際に、正常シート収納部から正常シートの給紙を再度開始して、排紙の順番を合わせてエラーリカバリする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-66129号公報
特開2004-20650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献2においては、異常シートにおける異常を生じた個所を考慮せずにエラーリカバリしているため、適切にエラーリカバリできないという課題を有する。
【0009】
具体的には、異常シートの搬送方向の後端部に異常を生じている場合には、異常シートに印字予定の画像の正常シートへの移し替え処理が間に合わないことにより、正常シートに対する印字のやり直しが間に合わない場合がある。また、異常シートの搬送方向の中央部が浮き上がっている場合には、インクジェットヘッドからのインクの吐出によって浮き上がりを抑制することができるため、インクジェットヘッドを退避させる必要のない場合がある。この場合には、不要なインクジェットヘッドの退避制御を行うことになる。
【0010】
本発明の目的は、シートの異常を検知した際に、シートの異常を生じている位置に応じてリカバリすることにより、シートの異常を検知した際のリカバリを適切に行うことができる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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