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公開番号2025085130
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023198793
出願日2023-11-24
発明の名称光学装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01S 7/481 20060101AFI20250529BHJP(測定;試験)
要約【課題】小型化でありながら第1の偏向器の走査角度範囲を確保可能な光学装置を提供すること。
【解決手段】光学装置は、光源からの照明光を導光する第1の光学系と、第1の光学系からの照明光を偏向する第1の偏向器と、第1の偏向器により偏向された照明光を導光する第2の光学系と、第2の光学系からの照明光を偏向する第2の偏向器とを有し、第1の偏向器は、第1の回転軸を中心として回転し、第2の偏向器は、第2の回転軸を中心として回転し、第2の光学系の屈折力は、第1の回転軸に垂直な第1の断面と第1の回転軸に平行な第2の断面とで互いに異なり、第1の光学系からの照明光は、第2の断面において収束光である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光源からの照明光を導光する第1の光学系と、
前記第1の光学系からの前記照明光を偏向する第1の偏向器と、
前記第1の偏向器により偏向された前記照明光を導光する第2の光学系と、
前記第2の光学系からの前記照明光を偏向する第2の偏向器とを有し、
前記第1の偏向器は、第1の回転軸を中心として回転し、
前記第2の偏向器は、第2の回転軸を中心として回転し、
前記第2の光学系の屈折力は、前記第1の回転軸に垂直な第1の断面と前記第1の回転軸に平行な第2の断面とで互いに異なり、
前記第1の光学系からの前記照明光は、前記第2の断面において収束光であることを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記第1の偏向器の偏向面の前記第1の回転軸に平行な方向での幅は、前記第2の偏向器の偏向面の前記第2の回転軸に平行な方向での幅よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記第2の光学系からの前記照明光は、前記第1の断面及び前記第2の断面において平行光であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項4】
前記第2の光学系は、前記第1の断面において前記第1の偏向器と前記第2の偏向器とを光学的な共役関係とし、前記第2の断面において前記第1の偏向器と前記第2の偏向器とを光学的な共役関係としないことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項5】
前記第2の光学系は、前記第1の断面において屈折力を有せず、前記第2の断面において正の屈折力を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項6】
前記第2の光学系は、前記第1の断面において中間像を形成し、前記第2の断面において中間像を形成しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項7】
前記第1の光学系の屈折力は、前記第1の断面と前記第2の断面とで互いに異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項8】
前記第1の光学系からの前記照明光は、前記第1の断面において平行光であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項9】
前記第1の光学系は、前記第2の断面において前記光源からの前記照明光を前記第1の偏向器の偏向面の近傍に集光させることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
【請求項10】
前記第1及び第2の回転軸は、互いに非平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源からの照明光線を物体に導く光学装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光源からの照明光線を偏向器によって走査し、照明光線が物体で反射した反射光線を受光するまでの時間やその位相に基づいて物体までの距離を計測する測距装置が知られている。特許文献1には、光源からの照明光線を第1の偏向器で第1の走査を行い、導光光学系を経由後、第2の偏向器で第2の走査を行う光学装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-170049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の光学装置を用いて遠方の物体までの距離を計測する場合、光学装置に入射する反射光線の光量を増加させるために反射光線の光束径を大きくする必要がある。その場合、第1の偏向器の偏向反射面の回転軸に平行な方向の幅を大きくする必要があり、第1の偏向器の製造が困難になると共に、重量増加により耐久性が低下する。
【0005】
本発明は、小型化でありながら第1の偏向器の走査角度範囲を確保可能な光学装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学装置は、光源からの照明光を導光する第1の光学系と、第1の光学系からの照明光を偏向する第1の偏向器と、第1の偏向器により偏向された照明光を導光する第2の光学系と、第2の光学系からの照明光を偏向する第2の偏向器とを有し、第1の偏向器は、第1の回転軸を中心として回転し、第2の偏向器は、第2の回転軸を中心として回転し、第2の光学系の屈折力は、第1の回転軸に垂直な第1の断面と第1の回転軸に平行な第2の断面とで互いに異なり、第1の光学系からの照明光は、第2の断面において収束光であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型化でありながら第1の偏向器の走査角度範囲を確保可能な光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る測距装置の模式図。
光学装置の第1の走査断面内及び第2の走査断面内における展開図である。
光学装置から射出される照明光線の第1の走査断面及び第2の走査断面における光束径と物体までの距離との関係を示す図である。
実施形態に係る車載システムの機能ブロック図である。
実施形態に係る車両の要部概略図である。
実施形態に係る車載システムの動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る測距装置100の模式図である。測距装置100は、光学装置1、制御装置2、及び信号処理装置3を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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