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公開番号
2025079333
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2024194505
出願日
2024-11-06
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250514BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】レンズアレイの清掃を行う構成において、感光ドラム表面へ塵やほこりが付着する課題を解決することができる。
【解決手段】感光ドラムと、露光光を出射するための複数の発光素子と、前記発光素子から出射された露光光を前記感光ドラムの表面に集光するための複数のレンズが並べられて構成されている、レンズアレイと、前記感光ドラムの表面と前記レンズアレイの光出射面の間に挿入し、前記感光ドラムの表面及び前記レンズアレイの光照射面を摺擦しながら、前記レンズアレイの光出射面を清掃するための清掃部材と、を有する画像形成装置であって、前記清掃部材が、前記感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面を有する摺擦部を有し、前記感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面が、ナイロン及びナイロンよりも負の静電気を帯びやすい材料からなる群より選択される少なくとも一種の材料で構成されている、ことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸線を中心に回転可能な感光ドラムと、
該感光ドラムの表面に照射する露光光を出射するための複数の発光素子と、
該発光素子から出射された露光光を該感光ドラムの表面に集光するための複数のレンズが前記回転軸線の方向に並べられて構成されている、該発光素子に対向する光入射面及び該感光ドラムに対向する光出射面を有するレンズアレイと、
該感光ドラムの表面と該レンズアレイの光出射面との間に挿入し、該レンズアレイの長手方向の一端側から他端側にかけて、前記感光ドラムの表面及び前記レンズアレイの光照射面を摺擦しながら、前記レンズアレイの光出射面を清掃するための清掃部材と、
を有する画像形成装置であって、
該清掃部材が、該感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面を有する摺擦部を有し、
該感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面が、ナイロン及びナイロンよりも負の静電気を帯びやすい材料からなる群より選択される少なくとも一種の材料で構成されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面が、レーヨン及びレーヨンよりも負の静電気を帯びやすい材料からなる群より選択される少なくとも一種の材料で構成されている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面が、レーヨン、ポリエステル、及びポリウレタンからなる群から選択される少なくとも一を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面が、ポリエステルを含有する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面が、ポリウレタンを含有する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記感光ドラムが、結着樹脂として下記式(1)及び(2)で示される構造からなるユニットを有する樹脂を含有することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JPEG
2025079333000025.jpg
36
55
JPEG
2025079333000026.jpg
40
84
(X
1
は、m-フェニレン基、p-フェニレン基、又は2つのp-フェニレン基が酸素原子を介して結合した二価の基を示す。
X
2
は、単結合、酸素原子、アルキリデン基又はシクロアルキリデン基を示す。
R
21
~R
28
は、それぞれ独立に水素原子又はアルキル基を示す。)
【請求項7】
前記感光ドラムが、結着樹脂として下記式(3)で示される構造を有する樹脂を含有する請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JPEG
2025079333000027.jpg
37
76
(X
3
は、単結合、酸素原子、アルキリデン基又はシクロアルキリデン基を示す。
R
31
~R
38
は、それぞれ独立に水素原子又はアルキル基を示す。)
【請求項8】
回転軸線を中心に回転可能な感光ドラムと、
該感光ドラムの表面に照射する露光光を出射するための複数の発光素子と、
該発光素子から出射された露光光を該感光ドラムの表面に集光するための複数のレンズが該回転軸線の方向に並べられて構成されている、該発光素子に対向する光入射面及び該感光ドラムに対向する光出射面を有するレンズアレイと、
該感光ドラムの表面と前記レンズアレイの光出射面との間に挿入し、該レンズアレイの長手方向の一端側から他端側にかけて、該感光ドラムの表面及び前記レンズアレイの光照射面を摺擦しながら、該レンズアレイの光出射面を清掃するための清掃部材と、
を有する画像形成装置であって、
該清掃部材が、該感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面を有する摺擦部を有し、
該感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面が、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、ポリウレタンからなる群より選択される少なくとも一種の材料で構成されていることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光ドラムを用いた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
レーザビームプリンタやデジタル複写機などの電子写真方式の画像形成装置において、感光ドラムを露光する手段の一つとして固体露光ヘッドがある。固体露光ヘッドは、発光素子であるLED(本開示においては無機LEDのこと。以下同じ。)や有機ELなどの複数の発光点を感光ドラムの回転軸と平行な方向(主走査方向)に略直線状に並べ、主走査方向において一括して感光ドラムを露光するものである。この方式は、ポリゴンミラーを用いて走査を行うレーザ走査方式の露光装置に比べて体積が小さく駆動部もないため、画像形成装置の小型化や低騒音化に有利である。
【0003】
固体露光ヘッドは、発光素子から出射した光束を感光ドラム上に結像させるために、発光素子と対向して主走査方向に複数の屈折率分布型レンズを並べたレンズアレイを備える。このレンズアレイは焦点距離が極めて短いため、固体露光ヘッドを感光ドラムに非常に近接して配置する必要があるが、感光ドラム近傍では画像形成装置内部冷却用のエアフローに乗ってトナーが浮遊している場合がある。このような浮遊トナーがレンズアレイの出射面に付着すると、感光ドラムを照射する光量が不均一となり濃度むらなどの不良画像が発生する。このため、固体露光ヘッドにおいてはレンズアレイ表面を清掃する清掃手段が必要となる。
【0004】
清掃手段の例としては、特許文献1には、感光ドラムと清掃部材の距離を制御する案内部を設けガイドする形式でレンズアレイを清掃する手段が開示されている。しかし、小型化を目指して内部ユニットの実装密度を高めた画像形成装置においては、このような案内部を固体露光ヘッド近傍に設けることが困難な場合がある。
【0005】
このような内部ユニットの小型化に応える方法として、特許文献2には、清掃部材の感光ドラムに対抗する面に電子写真用感光ドラム用のドラム摺擦部を備えることで、ドラム摺擦部を感光ドラムに接触させながらレンズアレイ表面の清掃を行う手段が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4848709号
特許第4743303号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献2に記載のようにドラム摺擦部を接触させながらレンズアレイの清掃を行う構成の場合、感光ドラムに接触させる接触部材としてウールといった動物性繊維を選択したとき、清掃動作時のドラム摺擦部と感光ドラムとの静電的な作用により機内に残留するトナーや塵やほこりを感光ドラム表面に寄せ付け画像形成を阻害するという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的は以下の本発明によって達成される。即ち、
回転軸線を中心に回転可能な感光ドラムと、
前記感光ドラムの表面に照射する露光光を出射するための複数の発光素子と、
前記発光素子から出射された露光光を前記感光ドラムの表面に集光するための複数のレンズが前記回転軸線の方向に並べられて構成されている、前記発光素子に対向する光入射面及び前記感光ドラムに対向する光出射面を有するレンズアレイと、
前記感光ドラムの表面と前記レンズアレイの光出射面との間に挿入し、前記レンズアレイの長手方向の一端側から他端側にかけて、前記感光ドラムの表面及び前記レンズアレイの光照射面を摺擦しながら、前記レンズアレイの光出射面を清掃するための清掃部材と、
を有する画像形成装置であって、
前記清掃部材が、前記感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面を有する摺擦部を有し、
前記感光ドラムの表面に摺擦させる摺擦面が、ナイロン及びナイロンよりも負の静電気を帯びやすい材料からなる群より選択される少なくとも一種の材料で構成されていることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、清掃部材をレンズアレイ表面に当接させるためのガイド部材をレンズアレイと感光ドラムとの間に挟み込み感光ドラムと感光ドラム用のドラム摺擦部を接触させながらレンズアレイの清掃を行う構成において、清掃動作時に感光ドラム表面への塵やほこりの付着を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示で用いられる電子写真装置の一例を示す図である。
本開示で用いられる固体露光装置の一例を示す図である。
本開示で用いられる清掃部材の一例を示す図である。
本開示で用いられる固体露光装置の清掃形態の一例を示す図である。
本開示で用いられるドラム摺擦部の帯電極性を確認する際の帯電方法の一例を示す図である。
本開示で用いられるドラム摺擦部の帯電極性の確認方法の一例を示す図である。
本開示で用いられる感光ドラムの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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