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公開番号
2025093703
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209514
出願日
2023-12-12
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250617BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】原稿に新たな画像を重ねて形成する構成の場合に、装置を大型化することなく記録材の無駄を抑制可能な画像形成装置の提供。
【解決手段】操作部450に表示されるカセットにおける原稿のセット向きでは、原稿の読取画像を左右反転した原稿画像D1と、カセットの外観画像41が表示される。操作部450に表示される手差しトレイにおける原稿のセット向きでは、原稿画像D2と、手差しトレイの外観画像501が表示される。原稿画像D1は原稿の読取画像に基づき生成された画像であり、原稿画像D2は原稿の読取画像である。こうして、原稿の読取画像を用いて、カセットや手差しトレイにセットする原稿のセット向きを操作部450に表示する。ユーザは原稿の画像に対し重ね画像を重ねて形成する場合、操作部450に表示されたセット向きを参照して、原稿をカセット又は手差しトレイに適切なセット向きで積載できる。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
表示部と、
記録材に形成された画像を読み取る画像読取部と、
記録材を積載する積載部と、
記録材に画像を形成する画像形成ユニットと、
前記画像読取部により画像を読み取った記録材が前記積載部に積載された場合、前記積載部から搬送された記録材に前記画像形成ユニットにより画像を上書きさせるように制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像読取部により記録材に形成された画像を読み取った場合、前記積載部に前記画像読取部により画像を読み取った記録材を積載する際の向きに関する積載情報を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記積載情報として、前記画像読取部により読み取った第一画像に基づいて前記積載部のセット向きに応じた第二画像を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像読取部により複数頁の記録材の画像が読み取られた場合に、前記複数頁のうちのいずれかの頁番号を入力可能な入力部を備え、
前記制御部は、前記積載情報として、前記入力部により入力された頁番号の前記第一画像に基づいて前記第二画像を表示する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記積載部は、積載された記録材が表裏反転されて前記画像形成ユニットに供給される第一積載部であり、
積載された記録材が表裏反転されずに前記画像形成ユニットに供給される第二積載部を備え、
前記制御部は、前記積載情報として、
前記第一積載部に前記記録材を積載する場合は、前記第二画像を表示し、
前記第二積載部に前記記録材を積載する場合は、前記画像読取部により読み取った前記第一画像を表示する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第二積載部に前記記録材を積載する場合は、前記第一画像として、前記画像読取部により画像を読み取る記録材の搬送方向先端が前記第二積載部における記録材の供給方向先端に一致し、且つ、前記画像形成ユニットにより画像を形成する面が表側を向いた画像を表示し、
前記第一積載部に前記記録材を積載する場合は、前記第二画像として、前記画像読取部により画像を読み取る記録材の搬送方向先端が前記第一積載部における記録材の供給方向先端に一致し、且つ、前記画像形成ユニットにより画像を形成する面が裏側を向いた画像を表示する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記積載情報として、前記画像読取部における前記記録材のセット向きを所定のマークにより表示し、且つ、前記所定のマークに基づいて前記積載部のセット向きに応じた前記マークに関するマーク画像を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記表示部にプレビュー画像を表示させる表示指示を入力可能な入力部を備え、
前記制御部は、前記入力部により前記表示指示が入力された場合に、前記画像読取部により読み取った画像と上書きする画像とを重ねた合成画像を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、記録材に画像を形成する画像形成装置において、原稿上の画像に新たな画像(重ね画像と呼ぶ)を重ねて形成する用途のニーズが高まっている。一例として、特許文献1では、学校や塾等で実施されたテストの回答用紙の画像(手書きを含む)を読み取り、正解や不正解を示す重ね画像を生成し、回答用紙(原稿)とは別の用紙(記録材)に読み取った画像及び重ね画像を形成する装置が提案されている。ただし、この場合には、別の用紙に画像を形成する分、用紙の無駄が生じてしまう。
【0003】
そこで、用紙の無駄をなくすべく、特許文献2では、画像を読み取った原稿に重ね画像を上書き可能な画像形成装置が提案されている。特許文献2に記載の画像形成装置の場合、画像読取ユニットにより画像を読み取った原稿が画像読取ユニットから画像形成ユニットへ搬送され、画像形成ユニットにより重ね画像が原稿に形成される。このように、特許文献2では、別の用紙ではなく原稿に重ね画像が形成されるので、特許文献1に比べて用紙の無駄を抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-186672号公報
特開2017-46171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献2に記載の画像形成装置の場合、画像読取ユニットから画像形成ユニットへ原稿を搬送するための搬送系を設ける必要があり、装置が大型化してしまう故に、最近のより一層の小型化や低コスト化の要望に反し採用が難しかった。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、画像を読み取った原稿に新たな画像を上書きする構成の場合に、装置を大型化することなく記録材の無駄を抑制可能な画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、表示部と、記録材に形成された画像を読み取る画像読取部と、記録材を積載する積載部と、記録材に画像を形成する画像形成ユニットと、前記画像読取部により画像を読み取った記録材が前記積載部に積載された場合、前記積載部から搬送された記録材に前記画像形成ユニットにより画像を上書きさせるように制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記画像読取部により記録材に形成された画像を読み取った場合、前記積載部に前記画像読取部により画像を読み取った記録材を積載する際の向きに関する積載情報を前記表示部に表示する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像を読み取った記録材に対し読み取った画像に新たな画像を上書きする構成の場合に、装置を大型化することなく記録材の無駄を抑制可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図。
画像形成に係る制御系を示す制御ブロック図。
画像の一例を示す図であり、(a)原稿上の画像、(b)重ね画像、(c)原稿上の画像に重ね画像を形成した場合。
上下左右の判断が困難な画像の一例を示す図。
重ね印刷モード及び通常印刷モード時にユーザが行う作業工程を示すフローチャート。
本実施形態の画像形成処理を示すフローチャート。
ADFにおける原稿のセット状態を示す図であり、(a)原稿の搬送方向に対し画像が同じ向きに向けられたセット状態、(b)原稿の搬送方向に対し画像が反対向きに向けられたセット状態。
原稿読取ユニットに読み取られた読取画像の一例を示す図であり、(a)ADFに原稿の搬送方向に対し画像が同じ向きに向けられてセットされた場合、(b)ADFに原稿の搬送方向に対し画像が反対向きに向けられてセットされた場合。
読取画像に基づき作成される重ね画像の一例を示す図であり、(a)ADFに原稿の搬送方向に対し画像が同じ向きに向けられてセットされた場合、(b)ADFに原稿の搬送方向に対し画像が反対向きに向けられてセットされた場合。
ADFに搬送方向に対し画像が同じ向きに向けられて原稿の読み取りが行われた場合に関し、(a)カセットにおける原稿の誤ったセット向き、(b)カセットにおける原稿の正しいセット向き。
カセットに原稿のセット向きを誤ってセットした場合に生じる画像不良を示す図。
ADFに搬送方向に対し画像が同じ向きに向けられて原稿の読み取りが行われた場合に、手差しトレイにおける原稿の正しいセット向きを示す図。
ADFに搬送方向に対し画像が同じ向きに向けられて原稿の読み取りが行われた場合における、操作部に表示するカセット又は手差しトレイにおける原稿のセット向きの表示例を示す図。
ADFに搬送方向に対し画像が同じ向きに向けられて原稿の読み取りが行われた場合における、操作部に表示するカセット又は手差しトレイにおける原稿のセット向きの表示例を示す図。
カセット及び手差しトレイにおける原稿のセット向きの別の表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<画像形成装置>
以下、本実施形態について説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の構成について図1を用いて説明する。本実施形態の画像形成装置1は、4色の画像形成部PY、PM、PC、PKを中間転写ベルト7に対向させて配置した、所謂中間転写方式のフルカラープリンタである。図1に示すように、画像形成装置1の筐体1Aの上方には原稿の画像を読み取る原稿読取ユニット160が配設され、また筐体1Aには筐体1Aから排出される記録材Sに対して例えばステイプル処理などの後処理を行う後処理装置150が配設されている。さらに、ここでは図示を省略したが、筐体1Aには、各種情報を表示可能なディスプレイやユーザ操作に応じて各種情報を入力可能なキー等を有する操作部450(図2参照)が配設されている。
(【0011】以降は省略されています)
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