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公開番号
2025068468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178411
出願日
2023-10-16
発明の名称
インターホン機器
出願人
アイホン株式会社
代理人
個人
主分類
H04M
1/02 20060101AFI20250421BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撓ませたケーブルによって本体ケースに変形が生じにくいインターホン機器を提供する。
【解決手段】インターホン親機において、前ケース及び後ケース3で構成される本体ケース内に、電源基板に接続される電源ケーブル14を押さえるための配線押さえ部材20を設置した。また、後ケース3のケース部10における左側板10bに、上下方向へ延びる位置決めスリット17を開設する一方、配線押さえ部材20に、位置決めスリット17に挿入可能な位置決め突片22を設けた。さらに、位置決めスリット17の形状に係り、位置決めスリット17の後縁は、鉛直方向へ直線的に延びているのに対し、位置決めスリット17の前縁は、上方へ向かうにつれて後側へと傾斜する傾斜方向へ直線的に延びているようにし、位置決めスリット17の下端における前後幅t2が位置決めスリット17の上端における前後幅t1よりも広くなるようにした。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
本体ケース内に、ケーブルを接続可能な回路基板と、前記ケーブルを押さえるための配線押さえ部材とが設置されているとともに、
前記本体ケースに前記回路基板に対して起立する壁部が設けられ、前記壁部に所定方向へ延びる位置決めスリットが開設されている一方、前記配線押さえ部材に、前記位置決めスリットに挿入可能な位置決め突片が設けられており、
さらに、前記位置決めスリットにおいて対向する2つの長辺部について、一方の長辺部が他方の長辺部に対して傾斜しており、前記位置決めスリットにおける長手方向での一方の端部の幅が、他方の端部の幅よりも広くなっていることを特徴とするインターホン機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターホン機器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インターホン機器の本体ケース内には、電源基板や他のインターホン機器との間での通話動作を制御するためのメイン基板等の種々の回路基板が設置されている。また、そのような回路基板には、ケーブルを接続可能なコネクタが搭載されることがある(たとえば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-97870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コネクタにケーブルを接続する際には、ケーブルが引っ張られる等した際にコネクタから抜け落ちたりすることを防止すべく、ケーブルにおけるコネクタとの接続箇所近傍部分にあそびをもたせ、当該箇所を撓ませた状態とすることがある。しかしながら、そのようにケーブルを撓ませると、ケーブルの弾性力に起因して本体ケースが変形してしまい、たとえば前ケースと後ケースとの間に隙間が生じてしまう等の問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、撓ませたケーブルによって本体ケースに変形が生じにくいインターホン機器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、本体ケース内に、ケーブルを接続可能な回路基板と、ケーブルを押さえるための配線押さえ部材とが設置されているとともに、本体ケースに回路基板に対して起立する壁部が設けられ、壁部に所定方向へ延びる位置決めスリットが開設されている一方、配線押さえ部材に、位置決めスリットに挿入可能な位置決め突片が設けられており、さらに、位置決めスリットにおいて対向する2つの長辺部について、一方の長辺部が他方の長辺部に対して傾斜しており、位置決めスリットにおける長手方向での一方の端部の幅が、他方の端部の幅よりも広くなっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、本体ケース内に、回路基板に接続されるケーブルを押さえるための配線押さえ部材が設置されているため、ケーブルの弾性力が本体ケースに作用しにくく、ケーブルの弾性力によって本体ケースが変形しにくいインターホン機器とすることができる。
また、本体ケースに回路基板に対して起立する壁部が設けられ、壁部に所定方向へ延びる位置決めスリットが開設されている一方、配線押さえ部材に、位置決めスリットに挿入可能な位置決め突片が設けられており、さらに、位置決めスリットにおいて対向する2つの長辺部について、一方の長辺部が他方の長辺部に対して傾斜しており、位置決めスリットにおける長手方向での一方の端部の幅が、他方の端部の幅よりも広くなっているため、位置決め突片を位置決めスリットへ容易に挿入することができ、配線押さえ部材の取付作業、ひいてはインターホン機器の組み立て作業の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インターホン親機を前方から示した斜視説明図である。
インターホン親機を後方から示した斜視説明図である。
前ケースを取り外して後ケースを正面から示した説明図である。
図3の状態にある後ケースを前方から示した斜視説明図である。
後ケースから配線押さえ部材を取り外した分解状態を示した斜視説明図である。
配線押さえ部材を正面から示した説明図である。
後ケースの電源コネクタ近傍箇所を前方から拡大して示した説明図である。
後ケースの位置決めスリット近傍箇所を左側方から拡大して示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態となるインターホン親機について、図面にもとづき詳細に説明する。
【0010】
図1は、インターホン親機1を前方から示した斜視説明図である。図2は、インターホン親機1を後方から示した斜視説明図である。図3は、前ケース2を取り外して後ケース3を正面から示した説明図である。図4は、図3の状態にある後ケース3を前方から示した斜視説明図である。図5は、後ケース3から配線押さえ部材20を取り外した分解状態を示した斜視説明図である。図6は、配線押さえ部材20を正面から示した説明図である。図7は、後ケース3の電源コネクタ13近傍箇所を前方から拡大して示した説明図である。図8は、後ケース3の位置決めスリット17近傍箇所を左側方から拡大して示した説明図である。
(【0011】以降は省略されています)
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