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公開番号
2025095945
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212347
出願日
2023-12-15
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250619BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像不良の抑制とジャム処理性の向上を両立した画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、ベルト部材と、ベルト部材を介して第1転写ローラと共に転写ニップを形成する第2転写ローラと、ベルト部材を張架するテンション部材を有するテンションユニットと、シートが通過する搬送路を形成してシートを転写ニップに向けて案内する案内位置と、搬送路を開放する開放位置と、に移動可能な案内部材と、搬送路を開放する際に閉位置から開位置へ移動される開閉部材と、開閉部材に連動すると共に案内部材を支持する支持部材と、を備える。支持部材は、開閉部材が閉位置に位置する際にテンションユニットと係合して、案内部材を案内位置に位置させつつテンション部材に対して位置決めし、開閉部材が開位置に位置する際に案内部材を開放位置に位置させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー像を担持する無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材の内周面に当接する第1転写ローラと、
前記ベルト部材を介して前記第1転写ローラと共に転写ニップを形成し、前記転写ニップにおいてシートをシート搬送方向に搬送しつつ前記ベルト部材上のトナー像をシートに転写する第2転写ローラと、
前記シート搬送方向において前記転写ニップの上流に配置され、前記ベルト部材の前記内周面を押圧することで前記ベルト部材を張架するテンション部材を有するテンションユニットと、
シートが通過する搬送路を形成してシートを案内する案内部材であって、シートを前記転写ニップに向けて案内する案内位置と、前記搬送路を開放する開放位置と、に移動可能な案内部材と、
閉位置と開位置との間で移動可能であり、前記閉位置から前記開位置へ移動されることで前記搬送路を開放可能な開閉部材と、
前記開閉部材に連動すると共に前記案内部材を支持する支持部材と、を備え、
前記支持部材は、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際に前記テンションユニットと係合して、前記案内部材を前記案内位置に位置させつつ前記テンション部材に対して位置決めし、前記開閉部材が前記開位置に位置する際に前記案内部材を前記開放位置に位置させる、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記支持部材は、前記開閉部材が前記開位置に位置する際に前記テンションユニットに対して離間する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記支持部材を前記テンションユニットに向けて付勢する第1付勢部材を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記テンションユニットは、前記テンション部材を支持すると共に前記支持部材に係合可能な被係合部材と、前記テンション部材が前記ベルト部材の前記内周面を押圧するように、前記被係合部材を前記支持部材に向けて付勢する第2付勢部材と、を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2付勢部材の付勢力は、前記第1付勢部材の付勢力よりも大きい、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記テンションユニット及び前記支持部材のいずれか一方は、前記開閉部材が前記閉位置から前記開位置に移動する際の前記支持部材の移動方向に交差する方向に延びる面を有し、
前記テンションユニット及び前記支持部材のいずれか他方は、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際に前記面に突き当たる突き当て部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記テンションユニット及び前記支持部材のいずれか一方は、前記開閉部材が前記閉位置から前記開位置に移動する際の前記支持部材の移動方向に交差する方向に延びる溝を有し、
前記テンションユニット及び前記支持部材のいずれか他方は、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際に前記溝に係合する係合部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記テンションユニット及び前記支持部材のいずれか一方は、前記開閉部材が前記開位置から前記閉位置に移動する際に、前記係合部を前記溝に向けて案内する案内面を有する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記テンションユニット及び前記支持部材のいずれか一方は、前記開閉部材が前記閉位置から前記開位置に移動する際の前記支持部材の移動方向に交差する第1方向に延びる第1当接面と、前記移動方向及び前記第1方向に交差する第2方向に延びる第2当接面と、を有し、
前記テンションユニット及び前記支持部材のいずれか他方は、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際に前記第1当接面及び前記第2当接面に当接するボス部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記案内部材は、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際に、前記シート搬送方向に直交するシート幅方向に見て、前記ボス部に重なるように配置されている、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、駆動ローラ、二次転写対向ローラ及び従動ローラによって巻回される中間転写ベルトと、中間転写ベルトに向けて記録材を案内する下搬送ガイド及び上搬送ガイドと、を備えた画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。下搬送ガイド及び上搬送ガイドは、ガイド支持部材によって位置決め固定されており、ガイド支持部材は、従動ローラの回転軸に回転可能に支持されている。このため、ガイド支持部材は、従動ローラの位置に応じて移動し、ガイド支持部材に固定された下搬送ガイド及び上搬送ガイドも、従動ローラの移動に追従して移動する。これにより、二次転写部に進入してくる記録材と中間転写ベルトとの位置関係を維持し、画像不良を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-114209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の下搬送ガイド及び上搬送ガイドは、共にガイド支持部材に固定され、下搬送ガイド及び上搬送ガイドに形成される搬送路を開放することができなかった。このため、ジャム処理性に課題があった。
【0005】
本発明は、画像不良の抑制とジャム処理性の向上を両立した画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、画像形成装置において、トナー像を担持する無端状のベルト部材と、前記ベルト部材の内周面に当接する第1転写ローラと、前記ベルト部材を介して前記第1転写ローラと共に転写ニップを形成し、前記転写ニップにおいてシートをシート搬送方向に搬送しつつ前記ベルト部材上のトナー像をシートに転写する第2転写ローラと、前記シート搬送方向において前記転写ニップの上流に配置され、前記ベルト部材の前記内周面を押圧することで前記ベルト部材を張架するテンション部材を有するテンションユニットと、シートが通過する搬送路を形成してシートを案内する案内部材であって、シートを前記転写ニップに向けて案内する案内位置と、前記搬送路を開放する開放位置と、に移動可能な案内部材と、閉位置と開位置との間で移動可能であり、前記閉位置から前記開位置へ移動されることで前記搬送路を開放可能な開閉部材と、前記開閉部材に連動すると共に前記案内部材を支持する支持部材と、を備え、前記支持部材は、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際に前記テンションユニットと係合して、前記案内部材を前記案内位置に位置させつつ前記テンション部材に対して位置決めし、前記開閉部材が前記開位置に位置する際に前記案内部材を前記開放位置に位置させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、画像不良の抑制とジャム処理性の向上を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)はドアユニットを閉じた状態の画像形成装置を示す全体概略図、(b)はドアユニットを開いた状態の画像形成装置を示す全体概略図。
第1の実施の形態に係る係合ユニットを示す斜視図。
(a)はドアが閉位置に位置する際の係合ユニットを示す側面図、(b)はドアが開位置に位置する際の係合ユニットを示す側面図。
(a)はドアが閉位置に位置する際の第2の実施の形態に係る係合ユニットを示す側面図、(b)はドアが開位置に位置する際の係合ユニットを示す側面図。
(a)はドアが閉位置に位置する際の第3の実施の形態に係る係合ユニットを示す側面図、(b)はドアが開位置に位置する際の係合ユニットを示す側面図。
(a)はドアが閉位置に位置する際の第4の実施の形態に係る係合ユニットを示す側面図、(b)はドアが開位置に位置する際の係合ユニットを示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施の形態>
〔全体構成〕
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1(a)は、ドアユニット90を閉じた状態の画像形成装置100を示す全体概略図であり、図1(b)は、ドアユニット90を開いた状態の画像形成装置100を示す全体概略図である。
【0010】
図1(a)(b)に示すように、画像形成装置100は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。なお、画像形成装置とは、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及び複合機を含み、外部PCから入力された画像情報や原稿から読取った画像情報に基づいて、記録媒体として用いられるシートに画像を形成する装置を指すものとする。また、画像形成装置は、画像形成機能を有する本体に加えて、オプションフィーダ、画像読取装置、シート処理装置等の付属機器が連結される場合があるが、このような付属機器が連結されたシステム全体も画像形成装置の一種である。
(【0011】以降は省略されています)
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