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公開番号2025088428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203122
出願日2023-11-30
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/63 20230101AFI20250604BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザーがライブビュー画像を見ながら撮影を行う場合に、ライブビュー画像の欠損を防止できる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像素子であって、複数の画素がマトリクス状に配列された画素部と、画素部から第1の画像信号と、第1の画像信号よりも解像度の低い第2の画像信号を読み出す読み出し部と、第1の画像信号から第1の画像信号よりも解像度の低い第3の画像信号を生成する画像処理部と、第1の画像信号を出力する第1の出力部と、第2の画像信号または第3の画像信号を出力する第2の出力部と、を備える撮像素子と、撮像素子の第1の出力部から出力された第1の画像信号を処理する第1の集積回路と、撮像素子の第2の出力部から出力された第2の画像信号または第3の画像信号を処理する第2の集積回路と、を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
撮像素子であって、
複数の画素がマトリクス状に配列された画素部と、
前記画素部から第1の画像信号と、前記第1の画像信号よりも解像度の低い第2の画像信号を読み出す読み出し部と、
前記第1の画像信号から前記第1の画像信号よりも解像度の低い第3の画像信号を生成する画像処理部と、
前記第1の画像信号を出力する第1の出力部と、
前記第2の画像信号または前記第3の画像信号を出力する第2の出力部と、
を備える撮像素子と、
前記撮像素子の前記第1の出力部から出力された前記第1の画像信号を処理する第1の集積回路と、
前記撮像素子の前記第2の出力部から出力された前記第2の画像信号または前記第3の画像信号を処理する第2の集積回路と、
を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記第2の画像信号または前記第3の画像信号は、ライブビュー表示に用いられることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第3の画像信号の解像度は、前記第1の画像信号の解像度よりも低く前記第2の画像信号の解像度以上であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第3の画像信号の解像度は、前記第2の画像信号の解像度と等しいことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第3の画像信号の解像度は、前記第2の画像信号の解像度よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第1の画像信号を前記第1の出力部から出力し、且つ前記第3の画像信号を前記第2の出力部から出力する第1の状態と、前記第2の画像信号を前記第2の出力部から出力する第2の状態とを切り替える切り替え手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
画像を表示する表示部をさらに備え、該表示部は、ユーザーからの撮影指示が行われる前は、前記第2の画像信号に基づく画像を表示し、ユーザーからの撮影指示が行われた後に、前記第3の画像信号に基づく画像を表示することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第1の出力部から信号を出力する通信速度は、前記第2の出力部から信号を出力する通信速度よりも速いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記画像処理部と前記第2の出力部との間に配置された記憶部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第1の集積回路で処理された信号を前記第2の集積回路に送信する送信部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、デジタルカメラや、カメラ機能を備えた電子機器には、「ライブビュー機能(LV機能)」が備えられていることが多い。「ライブビュー機能」とは、動画像等の撮影を行いながら、撮影された画像を表示部にリアルタイムで表示する機能である。ユーザーは、ライブビュー機能で表示される動画を確認しながら、静止画撮影や動画撮影の撮影範囲を調整することができる。
【0003】
ユーザーが意図通りの撮影を行うためには、上記の撮影範囲の調整が容易であることが重要である。例えば、動画像の撮影を行っている間に静止画像を撮影する場合、静止画像を撮影したフレームでは動画像を取得できない。この場合、ライブビューで表示する画像を取得できないため、撮影範囲の調整の容易性が低下する。撮影範囲の調整を容易にするためには、静止画像を撮影する場合でも、ライブビューのフレームが欠損しないようにすることが重要である。そのため、静止画像には、ライブビュー用の画像とは異なる処理を行うことが知られている。
【0004】
例えば、特許文献1には、画素部から読み出された画像データを、撮像素子に内蔵されているメモリに転送する第1のモードと、撮像素子の外部に転送する第2の転送モードとを有する撮像素子が開示されている。
【0005】
特許文献2には、撮像素子内で複数のデータが読み出された場合のデータ処理の方式について開示されている。具体的には、画素部からの静止画像データを撮像素子内の変換回路でライブビュー用の画像へ縮小して出力し、画素部からライブビュー用の画像データが読み出された場合には縮小しないで出力する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6757199号公報
特開2023-106041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術では、静止画のようにデータ量が大きい画像データは、ライブビュー表示に使用することができないため、ライブビューの表示フレームが欠損してしまう。
【0008】
また、特許文献2には、撮像素子内のデータの処理に関して開示されているものの、撮像素子と接続された信号処理回路に関して、その処理方法が明らかにされていない。また、静止画像とライブビュー用画像のそれぞれに対する適切な出力インターフェースの構成方法も明らかにされていない。
【0009】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザーがライブビュー画像を見ながら撮影を行う場合に、ライブビュー画像の欠損を防止できる撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係わる撮像装置は、撮像素子であって、複数の画素がマトリクス状に配列された画素部と、前記画素部から第1の画像信号と、前記第1の画像信号よりも解像度の低い第2の画像信号を読み出す読み出し部と、前記第1の画像信号から前記第1の画像信号よりも解像度の低い第3の画像信号を生成する画像処理部と、前記第1の画像信号を出力する第1の出力部と、前記第2の画像信号または前記第3の画像信号を出力する第2の出力部と、を備える撮像素子と、前記撮像素子の前記第1の出力部から出力された前記第1の画像信号を処理する第1の集積回路と、前記撮像素子の前記第2の出力部から出力された前記第2の画像信号または前記第3の画像信号を処理する第2の集積回路と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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