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公開番号
2025084001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197727
出願日
2023-11-21
発明の名称
液体供給装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250526BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 インクパック内のインク量を適切に検出する。
【解決手段】 液体を記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドへと供給する液体を収容し、変形可能な液体収容体と、液体を前記液体収容体から液体吐出ヘッドへと供給するための液体供給流路と、液体供給流路に設けられ、容積の変動により液体を液体収容体から液体吐出ヘッドへと流す液体貯留室と、液体貯留室の外側の空間を減圧することにより液体貯留室の容積を拡大させ、液体収容体から液体貯留室へと液体を引き込む液体引込手段と、液体収容体を外側から押圧する押圧手段と、押圧手段が液体収容体を押圧している場合における液体貯留室の容積が所定量未満である場合に表示部に第1の表示を行い、液体引込手段が空間を減圧している場合における液体貯留室の容積が所定量未満である場合に表示部に第2の表示を行うように制御する制御手段と、を備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドへと供給する液体を収容し、変形可能な液体収容体と、
液体を前記液体収容体から前記液体吐出ヘッドへと供給するための液体供給流路と、
前記液体供給流路に設けられ、容積の変動により液体を前記液体収容体から前記液体吐出ヘッドへと流す液体貯留室と、
前記液体貯留室の外側の空間を減圧することにより前記液体貯留室の容積を拡大させ、前記液体収容体から前記液体貯留室へと液体を引き込む液体引込手段と、
前記液体収容体を外側から押圧する押圧手段と、
前記押圧手段が前記液体収容体を押圧している場合における前記液体貯留室の容積が所定量未満である場合に表示部に第1の表示を行い、前記液体引込手段が前記空間を減圧している場合における前記液体貯留室の容積が所定量未満である場合に表示部に第2の表示を行うように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする液体供給装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記第1の表示は前記液体収容体に収容されている液体の量が少ないことを示す表示であり、前記第2の表示は前記液体収容体に収容されている液体が無いことを示す表示であることを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
【請求項3】
前記押圧手段は、前記液体収容体を押圧して変形させる押圧位置と、前記液体収容体を押圧しない押圧解除位置とに変位可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体供給装置。
【請求項4】
発光部から発した光を受光部により受光する検出手段を備え、前記液体貯留室は容積の変動に応じて変位する遮光部を備えており、前記検出手段は前記液体貯留室の容積の拡大に応じて前記遮光部が前記発光部から発した光を遮ることで前記液体貯留室の容積が所定量以上であることを検出することを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
【請求項5】
前記押圧手段が前記押圧位置と前記押圧解除位置とに繰り返し変位することにより、前記液体収容体に収容されている液体を攪拌することを特徴とする請求項3に記載の液体供給装置。
【請求項6】
前記制御手段により前記表示部に前記第1の表示が行われている場合、前記攪拌を行わないことを特徴とする請求項5に記載の液体供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体供給装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、液体供給装置の一種として、記録媒体へと液体を吐出する液体吐出ヘッドへと液体を供給するものが知られている。このような液体供給装置においては、インク消費に伴って減少するインクの補給方法として、プリンタ等に対して着脱自在に構成され、内部にインクが収納された、インクタンク等と呼ばれる容器の交換による方法が用いられてきた。また、このような容器のうちの一つとして、少なくともその一部に可撓性を有する部材が用いられ、容器の容積が可変である、例えば袋形状をした、インクパック等と呼ばれる容器も用いられてきた。特許文献1には、インクパック内に残っているインクの量を、ソフトカウントに基づいて算出する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5448041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、ソフトカウントとは、インク吐出口から吐出されるインク滴の適量や、インク吐出口から吸引排出されるインクの量等を予め計測しておき、その計測値に、インク滴の吐出滴数や吸引排出の回数等を乗じて、インクの消費量を算出するものである。しかしながら、吐出されるインク滴の適量や、吸引排出されるインクの量等は、インクジェットプリンタの状態や、プリンタの置かれている環境等によって変動するため、特許文献1に記載の構成では消費量の算出にある程度の誤差が生じる場合があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、インクパック内のインク量を適切に検出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る液体供給装置は、液体を記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドへと供給する液体を収容し、変形可能な液体収容体と、液体を前記液体収容体から前記液体吐出ヘッドへと供給するための液体供給流路と、前記液体供給流路に設けられ、容積の変動により液体を前記液体収容体から前記液体吐出ヘッドへと流す液体貯留室と、前記液体貯留室の外側の空間を減圧することにより前記液体貯留室の容積を拡大させ、前記液体収容体から前記液体貯留室へと液体を引き込む液体引込手段と、前記液体収容体を外側から押圧する押圧手段と、前記押圧手段が前記液体収容体を押圧している場合における前記液体貯留室の容積が所定量未満である場合に表示部に第1の表示を行い、前記液体引込手段が前記空間を減圧している場合における前記液体貯留室の容積が所定量未満である場合に表示部に第2の表示を行うように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、インクパック内のインク量を適切に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る液体供給装置を適用した記録装置の模式図である。
第1実施形態に係る記録装置の制御系のブロック図である。
第1実施形態におけるインク残量検知シーケンスの実行中の記録装置の模式図である。
第1実施形態におけるインク残量検知シーケンスを説明するためのフローチャートである。
第2実施形態におけるインク残量検知シーケンスを説明するためのフローチャートである。
第3実施形態に係る液体供給装置を適用した記録装置の模式図である。
第3実施形態におけるインク撹拌シーケンスを説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1に、本発明の液体供給装置を適用した装置の一例として、インクジェット記録装置(以下、記録装置1000)の模式図を示す。記録ヘッド10は、液体であるインクを記録媒体に吐出する吐出口を備え、吐出口から記録媒体へとインクを吐出することにより記録媒体に画像や文字等の記録を行う。記録ヘッド10には負圧レギュレータ11が備えられている。負圧レギュレータ11は、吐出ヘッド内の負圧が所定値以下の場合は弁が閉じており、吐出ヘッド内の負圧が所定値よりも大きくなった場合に弁が開いて記録ヘッド10内にインクが流入可能となるように構成された負圧レギュレータである。
【0010】
キャップ20は、不図示の駆動機構によって図中の±Z方向に移動可能なキャップ機構である。キャップ20は、記録ヘッド10の吐出口が形成された吐出口面と接触して吐出口を覆う(キャッピングする)キャッピングポジションと、吐出口面から離間して吐出口を露出する離間ポジションとに移動可能な構成となっている。図1は、キャップ20が離間ポジションに位置している場合を示している。キャップ20には、キャップチューブ21を介して、吸引ポンプ22が接続されており、吸引ポンプ22の駆動によって、吐出口からインクを吸引可能であるように構成されている。吸引ポンプ22の駆動によって吐出口から吸引されたインクは、吸引ポンプ22と接続した廃インクチューブ23を介して、不図示の廃インクタンクへと送られ、廃インクタンク内にて収容保持される。
(【0011】以降は省略されています)
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