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公開番号2025086827
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023201138
出願日2023-11-28
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20250602BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 簡易な構成かつスペース効率よく手差しトレイの振動を防振し、静音化を向上させる。
【解決手段】 画像形成部と、装置本体の側面に沿って閉じられる閉位置とシートが載置される位置に開かれた開位置とに回動可能に設けられ、シートを載置する載置面を有するトレイと、前記トレイに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、前記トレイからシート給送方向の上流に向けて延長された延長位置と、前記トレイに収納される収納位置とに移動可能であって、シートを載置する延長トレイと、を備え、前記トレイにおいて、前記トレイの前記載置面と前記載置面とは反対側の前記トレイの外側面との間に、延長トレイを付勢する付勢部材が設けられ、前記トレイが前記閉位置、かつ、前記延長トレイが前記収納位置である状態において、前記付勢部材は、前記延長トレイを前記トレイの前記載置面に向けて付勢する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を含む装置本体の側面であって、前記装置本体の側面に沿って閉じられる閉位置と、シートが載置される位置に開かれた開位置とに回動可能に設けられ、シートを載置する載置面を有するトレイと、
前記トレイに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、
前記トレイからシート給送方向の上流に向けて延長された延長位置と、前記トレイに収納される収納位置とに移動可能であって、シートを載置する延長トレイと、を備え、
前記トレイにおいて、前記トレイの前記載置面と前記載置面とは反対側の前記トレイの外側面との間に、延長トレイを付勢する付勢部材が設けられ、
前記トレイが前記閉位置、かつ、前記延長トレイが前記収納位置である状態において、前記付勢部材は、前記延長トレイを前記トレイの前記載置面に向けて付勢する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記付勢部材は、当接部材と、前記当接部材を前記トレイの前記載置面に向けて弾性可能な弾性部材とを備え、
前記延長トレイが前記延長位置にある状態において、前記当接部材は前記トレイに当接し、前記延長トレイが前記収納位置にある状態において、前記当接部材は前記延長トレイに当接する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記延長トレイは、前記トレイに対して前記シート給送方向に引き出し可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を含む装置本体の側面であって、前記装置本体の側面に沿って閉じられる閉位置と、シートが載置される位置に開かれた開位置とに回動可能に設けられ、シートを載置する載置面を有するトレイと、
前記トレイに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、
前記トレイからシート給送方向の上流に向けて延長された延長位置と、前記トレイに収納される収納位置とに回動可能であって、シートを載置する延長トレイと、を備え、
前記トレイは、前記トレイの前記載置面とは反対側の前記トレイの外側部を備え、
前記トレイが前記閉位置、かつ、前記延長トレイが前記収納位置である状態において、前記トレイの外側部と前記延長トレイとの間に設けられ、前記延長トレイを付勢する付勢手段を備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、顧客ニーズによって、複写機、プリンタ等の画像形成装置の稼働音に対する静音化が強く求められている。しかしながら、画像形成装置は、動作時に機内に設けたモータやギア、ファンなどが駆動することで振動が発生し、更にその振動が画像形成装置の各部位に伝播することで、画像形成装置を設置した周辺空間に向けて、機内から機外へと稼働音が放射される。
【0003】
振動が伝播する部位のひとつに、外装カバーがある。本来、外装カバーには、機内で発生した稼働音が機外へと放射する音を遮音する機能を備える。ところが、外装カバー自身が振動することで放射される稼働音は、遮音されることなく周辺空間へと直接放射される。
【0004】
従って、画像形成装置の静音化には、外装カバーから音が放射されないよう、外装カバーの振動を抑制する、すなわち、外装カバーを防振することが重要となる。外装カバーのひとつに、手差し給送ユニットに構成される開閉式の手差しトレイがある。手差しトレイは、使用しないときは、閉じて装置本体に収納することで外装カバーの一部となる。手差しトレイは外装カバーの中でも比較的表面積が大きいため、振動が伝播した場合には、その放射音が大きくなる。特許文献1には、手差しトレイ内部に吸音材を内包して遮音板とし、機内の音が手差しトレイを透過し、外部に漏れてくるのを防止することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-040555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、吸音材を手差しトレイ内部に配置することによって遮音板を作り出すため、本体のサイズが大きくなることや、構成が複雑となることで、コストや製造負荷の増加、スペース効率の低減が考えられる。さらに、吸音材は比較的低周波数の音に効果を持たせるには、厚みを大きくしなければいけないため、本体サイズの制約がある中では低周波数の音の放射についても対応がしづらい。
【0007】
そこで本発明の目的は、簡易な構成かつスペース効率よく手差しトレイの振動を防振し、静音化を向上させる画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するための発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を含む装置本体の側面であって、前記装置本体の側面に沿って閉じられる閉位置と、シートが載置される位置に開かれた開位置とに回動可能に設けられ、シートを載置する載置面を有するトレイと、前記トレイに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、前記トレイからシート給送方向の上流に向けて延長された延長位置と、前記トレイに収納される収納位置とに移動可能であって、シートを載置する延トレイと、を備え、前記トレイにおいて、前記トレイの前記載置面と前記載置面とは反対側の前記トレイの外側面との間に、延長トレイを付勢する付勢部材が設けられ、前記トレイが前記閉位置、かつ、前記延長トレイが前記収納位置である状態において、前記付勢部材は、前記延長トレイを前記トレイの前記載置面に向けて付勢する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、簡易な構成かつスペース効率よく手差しトレイの振動を防振し、静音化を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る画像形成装置を示す概略断面図
実施形態1に係る手差し給送ユニットを示す斜視図
実施形態1に係る音響カメラによる手差しトレイの放射音の測定結果を示す図
実施形態1に係る手差しトレイにおける延長トレイが引き出された状態の斜視図
実施形態1に係る(a)延長トレイが引き出された状態(b)延長トレイが収納された状態の手差しトレイの断面図
実施形態1に係る制振構成の拡大斜視図
実施形態1に係る制振構成による静音効果の測定結果を示す図
実施形態2に係る手差しトレイにおける延長トレイが引き出された状態の斜視図
実施形態2に係る(a)延長トレイが引き出された状態(b)延長トレイが収納された状態の手差しトレイの断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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