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公開番号2025056923
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166457
出願日2023-09-27
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250401BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】簡易な構成でありながら画像形成ユニットとFGとの間の導通状態を容易に確認できるようにする。
【解決手段】画像形成ユニットは、本体部に着脱可能であり、前記本体部に装着されると前記本体部のフレームグラウンドと導通し、制御部は、露光から現像までの間に転写部に印加する転写電圧を第1の電圧に設定して画像形成プロセスを実行することにより第1の現像剤画像を媒体又は転写ベルトに転写させる処理と、露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を前記第1の電圧とは異なる第2の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより第2の現像剤画像を前記媒体又は前記転写ベルトに転写させる処理の両方を実行する。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、
像担持体を有し、当該像担持体に形成された静電潜像を現像剤で現像することにより現像剤画像を形成する画像形成ユニットと、
前記像担持体を露光することにより前記像担持体に静電潜像を形成する露光部と、
前記像担持体に形成された前記現像剤画像を媒体又は転写ベルトに転写する転写部と、
前記転写部に電圧を印可する電圧印加部と、
露光から転写までの画像形成プロセスを制御する制御部と
を備え、
前記画像形成ユニットは、
前記本体部に着脱可能であり、前記本体部に装着されると前記本体部のフレームグラウンドと導通し、
前記制御部は、
露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を第1の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより第1の現像剤画像を前記媒体又は前記転写ベルトに転写させる処理と、露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を前記第1の電圧とは異なる第2の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより第2の現像剤画像を前記媒体又は前記転写ベルトに転写させる処理の両方を実行する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、
露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を前記第1の電圧に設定するとともに、転写時に前記転写部に印加する転写電圧を第3の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより前記第1の現像剤画像を前記媒体に転写し、つづけて、露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を前記第2の電圧に設定するとともに、転写時に前記転写部に印加する転写電圧を前記第3の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより前記第2の現像剤画像を前記媒体に転写する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記媒体に、前記第1の現像剤画像及び前記第2の現像剤画像に加えて、前記第1の現像剤画像と前記第2の現像剤画像の濃度を見比べて当該濃度に差がある場合には前記画像形成ユニットを装着し直すよう指示する内容の現像剤画像を転写する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1の電圧は、前記第3の電圧よりも低い値に設定され、
前記第2の電圧は、前記第3の電圧よりも高い値に設定される
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
表示部と
前記転写ベルトに転写された現像剤画像の濃度を検出する濃度検出部をさらに備え、
前記制御部は、
露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を前記第1の電圧に設定するとともに、転写時に前記転写部に印加する転写電圧を第4の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより前記第1の現像剤画像を前記転写ベルトに転写し、つづけて、露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を前記第2の電圧に設定するとともに、転写時に前記転写部に印加する転写電圧を前記第4の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより前記第2の現像剤画像を前記転写ベルトに転写し、
さらに前記制御部は、
前記転写ベルトに転写した前記第1の現像剤画像の濃度と、前記転写ベルトに転写した前記第2の現像剤画像の濃度を、前記濃度検出部を用いて検出し、検出した前記第1の現像剤画像の濃度と前記第2の現像剤画像の濃度との差に基づいて、前記画像形成ユニットが前記本体部のフレームグラウンドと導通しているか否かを判定し、当該判定の結果を前記表示部に表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記画像形成ユニットが前記本体部のフレームグラウンドと導通していないと判定した場合に、前記表示部に、当該判定の結果と、前記画像形成ユニットを装着し直すよう指示する内容の文章とを表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1の電圧は、前記第4の電圧よりも低い値に設定され、
前記第2の電圧は、前記第4の電圧よりも高い値に設定される
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、像担持体としての感光ドラムを有する画像形成部と、露光部と、転写部とを備え、露光部が感光ドラムの表面を露光することにより当該表面に静電潜像を形成し、画像形成部が当該静電潜像を現像剤としてのトナーで現像することにより現像剤画像としてのトナー画像を形成し、転写部が感光ドラムの表面に形成されたトナー画像を用紙などの媒体に転写するようになっている。
【0003】
このような画像形成装置では、電圧印加部から各部の駆動素子に駆動電圧を供給することで駆動素子を動作させるようになっているが、駆動素子と電圧印加部との間で導通不良が生じると、駆動素子が正常に動作しなくなってしまう。そこで従来、駆動素子に電圧を印可したときに流れる電流を検出する電流検出部を備え、当該電流検出部による検出結果に基づいて、駆動素子と電圧印加部との導通状態を判断するようにした画像形成装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-175291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、画像形成装置として、画像形成部が本体部に対して着脱可能な画像形成ユニットとなっているものがある。この種の画像形成装置では、画像形成ユニットを本体部に装着すると、画像形成ユニットと本体部のFG(フレームグラウンド)とが導通するようになっている。
【0006】
しかしながら、この種の画像形成装置では、画像形成ユニットの装着が不十分だと、画像形成ユニットとFGとの間に導通不良が発生する場合があり、この導通不良が画像形成ユニットでの画像形成不良の原因になるという問題を有していた。
【0007】
この為、この種の画像形成装置では、画像形成ユニットとFGとの間に導通不良が発生している場合には、この旨をユーザに伝えて画像形成ユニットを装着し直す必要があるが、例えば従来技術のように電流検出部により導通状態を検出する方法では、当該電流検出部を別途追加しなければならずコストアップとなってしまう。
【0008】
本発明は以上の点を考慮したものであり、簡易な構成でありながら画像形成ユニットとFGとの間の導通状態を容易に確認できるようにした画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の画像形成装置は、本体部と、像担持体を有し、当該像担持体に形成された静電潜像を現像剤で現像することにより現像剤画像を形成する画像形成ユニットと、前記像担持体を露光することにより前記像担持体に静電潜像を形成する露光部と、前記像担持体に形成された前記現像剤画像を媒体又は転写ベルトに転写する転写部と、前記転写部に電圧を印可する電圧印加部と、露光から転写までの画像形成プロセスを制御する制御部とを備え、前記画像形成ユニットは、前記本体部に着脱可能であり、前記本体部に装着されると前記本体部のフレームグラウンドと導通し、前記制御部は、露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を第1の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより第1の現像剤画像を前記媒体又は前記転写ベルトに転写させる処理と、露光から現像までの間に前記転写部に印加する転写電圧を第1の電圧とは異なる第2の電圧に設定して前記画像形成プロセスを実行することにより第2の現像剤画像を前記媒体又は前記転写ベルトに転写させる処理の両方を実行する。
【0010】
こうすることで、画像形成ユニットと本体部のフレームグラウンドとの間に導通不良が発生している場合に、転写された第1の現像剤画像と第2の現像剤画像の濃度に差が生じる。よって、ユーザは、例えば媒体に転写された第1の現像剤画像と第2の現像剤画像の濃度に差が生じていれば画像形成ユニットと本体部のフレームグラウンドとの間に導通不良が発生していると確認することができ、画像形成ユニットを本体部に装着し直すなどして当該導通不良を解消することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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