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公開番号
2025056682
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023177872
出願日
2023-09-26
発明の名称
スクリーン
出願人
個人
代理人
主分類
G03B
21/56 20060101AFI20250331BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 仰臥もしくは横臥したときに見やすい表示装置として、スクリーンを軽微な力で移動させることが可能な表示装置の技術が開示されており、この表示装置に用いるスクリーンは軽量である必要があるが、従来知られているスクリーンはスクリーンフレームを構成する4本の梁とスクリーン膜と間に引張コイルばねを装着しスクリーン膜に張力を与え、この張力に対し梁のひずみが実用上問題ない程度なるためには、梁には一定の質量が必要であったため、軽量化が困難であった。
【解決手段】 スクリーン膜周辺部に複数のばね係止穴を有するスクリーン膜うら面に、交差する複数の梁で構成されたスクリーンフレームを密着させ、スクリーン膜周辺部をスクリーンフレームに沿って折り曲げ、ばね係止穴と梁に装着した複数のばね係止部との間にそれぞれ引張コイルばねを設けたスクリーンで、かつスクリーンフレームの材料は比重が0.075以下でヤング率が250MPa以上とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
スクリーン膜周辺部に複数のばね係止穴を有するスクリーン膜うら面に、交差する複数の梁で構成されたスクリーンフレームを密着させ、スクリーン膜周辺部をスクリーンフレームに沿って折り曲げ、ばね係止穴と梁に装着した複数のばね係止部との間にそれぞれ引張コイルばねを設けたスクリーン
続きを表示(約 62 文字)
【請求項2】
比重が0.075以下で、ヤング率が250MPa以上の材料を用いた請求項1のスクリーンフレーム
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は仰臥もしくは横臥した時に、見やすい表示装置のスクリーンに関する技術分野である。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
仰臥もしくは横臥したときに見やすい表示装置としては、スクリーンの位置を軽微な力で移動することができる技術が開示されている。(特許文献1参照)
特開2008-186005号公報
この装置では、スクリーンとプロジェクタがアーム等によって一体化されており、かつスクリーンとアームとプロジェクタおよびバランサーなどの位置を適切に選択し、装置のほぼ重心位置に回転軸を設けることにより、軽微な力で装置を回転させて、仰臥もしくは横臥したときに容易に見やすい位置にスクリーンを持ってくることができる。
【0003】
またプロジェクタのスクリーンについては、スクリーンフレームがスクリーン膜を外側から取り囲み、スクリーンフレームとスクリーン膜との間に複数の引張コイルばねを設け、スクリーン膜を平面に保つ技術が開示されている。(特許文献2参照)
特開平04-040439号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら従来から知られている技術には以下のような課題があった。
すなわち特許文献1のような構造の表示装置ではスクリーンはなるべく軽量である必要があるが、特許文献2の技術では、スクリーンフレームを構成する4本の梁とスクリーン膜と間に引張コイルばねを装着しスクリーン膜に張力を与え、梁はこの張力に耐え梁のひずみが実用上問題ない程度の断面2次モーメントを持つ必要があり、必要な断面2次モーメントを持つためにはスクリーンフレームの質量が増大するという課題があった。
【0005】
また特許文献1のような構造の表示装置で、スクリーンの横が751mm、縦が424mmのスクリーンの質量が80グラム以下とすることを目標とし、いくつか試作を行ったがスクリーンフレームの材料が金属では、上記目標の達成が見通せないという課題があった。
【0006】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、仰臥もしくは左右いずれの横臥状態でも、軽微な力で移動させることが可能な表示装置に用いられる軽量なスクリーンを実現するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載した発明のスクリーンは、スクリーン膜周辺部に複数のばね係止穴を有するスクリーン膜うら面に、交差する複数の梁で構成されたスクリーンフレームを密着させ、スクリーン膜周辺部をスクリーンフレームに沿って折り曲げ、ばね係止穴と梁に装着した複数のばね係止部との間にそれぞれ引張コイルばねを設けたことを特徴とする。
【0008】
また前述した従来技術の問題点を解決し、前述した目的を達成するための本発明の請求項2は、請求項1で述べたスクリーンフレームは比重が0.075以下で、ヤング率が250MPa以上の材料を用いることとする。
【発明の効果】
【0009】
第1の請求項に記載した発明に拠れば、スクリーン膜周辺部に複数のばね係止穴を有するスクリーン膜うら面に、交差する複数の梁で構成されたスクリーンフレームを密着させ、スクリーン膜周辺部をスクリーンフレームに沿って折り曲げ、ばね係止穴と梁に装着した複数のばね係止部との間にそれぞれ引張コイルばねを設けたことにより、特許文献2が梁に直角に張力が印加されるのに対し、本実施例では梁と同じ方向に張力が印加されるため梁への負担が減り、梁および梁から構成されるスクリーンフレームの質量を低減することができる。
【0010】
第2の請求項に記載した発明に拠れば、スクリーンフレームは比重が0.075以下で、ヤング率が250MPa以上の材料を用いるため、スクリーンフレームの質量低減に効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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