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公開番号2025100147
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217300
出願日2023-12-22
発明の名称パネルユニット取付け構造および装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類G07D 11/10 20190101AFI20250626BHJP(チェック装置)
要約【課題】操作パネルの裏側の保守作業が容易であるパネルユニット取付け構造および装置を提供するものである。
【解決手段】パネルユニット取付け構造は、操作パネルを有するパネルユニット20と、筐体から引出し可能にパネルユニット20を支持する第1スライド機構と、を備える。パネルユニット20は、前記操作パネルに関連する機器(一例は、レシートプリンタ31、カードリーダ32など)が取り付けられるベース部25と、ベース部25を引出し方向とは反対の方向に移動させる第2スライド機構26とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
操作パネルを有するパネルユニットと、
筐体から引出し可能に前記パネルユニットを支持する第1スライド機構と、を備え、
前記パネルユニットは、
前記操作パネルに関連する機器が取り付けられるベース部と、
前記ベース部を引出し方向とは反対の方向に移動させる第2スライド機構と、を有する、
ことを特徴とするパネルユニット取付け構造。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記パネルユニットは、
前記第2スライド機構を介して前記ベース部を支持する一つ以上のフレームと、
前記ベース部に固定されており、一部が前記フレームに接触するアース用の第1弾性部材と、を有し、
前記第1弾性部材の弾性力を用いて前記ベース部の位置を保持する、
ことを特徴とする請求項1に記載のパネルユニット取付け構造。
【請求項3】
前記第1弾性部材は、板バネであり、
前記フレームは、前記ベース部を初期位置から前記引出し方向とは反対の方向に所定距離だけ移動させた退避位置において、前記板バネと係合して前記退避位置からの移動を抑制する係合部を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載のパネルユニット取付け構造。
【請求項4】
前記パネルユニットは、操作パネルが装着されるパネル装着部を有し、
前記フレームは、前記パネル装着部と前記ベース部とにまたがって設けられており、
前記ベース部は、板状を呈しており、前記パネルユニットの底部の役割を担い、前記パネル装着部に対して近接および離間が可能である、
ことを特徴とする請求項2に記載のパネルユニット取付け構造。
【請求項5】
前記筐体の奥側に設けられる第2弾性部材を備え、
前記第2弾性部材は、前記パネルユニットが筐体内に収納された収納位置において、弾性力によって前記ベース部を前記引出し方向に付勢する、
ことを特徴とする請求項1に記載のパネルユニット取付け構造。
【請求項6】
請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載のパネルユニット取付け構造を備える装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パネルユニット取付け構造および装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)等の媒体取扱装置として、例えば、特許文献1に示す構成のものが知られている。従来の現金自動預け払い機は、タッチディスプレイが取り付けられたフロントパネル(操作パネル)を有する。このフロントパネルは、ヒンジを用いて筐体の前面上部に取り付けられている。この構成により、作業員がフロントパネルの下側を跳ね上げるようにして持ち上げることにより、フロントパネルは開放する。フロントパネルの裏側には、基板などの機器が内蔵される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-133256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように跳ね上げ式のフロントパネル(操作パネル)の場合、フロントパネルを開放した状態では基板が上下逆になる。そのため、作業員が基板の保守作業を行う際に、作業がやりづらいという問題があった。なお、フロントパネルの左右にヒンジを設けた場合も同様であり、フロントパネルを開放した状態では基板が左右逆になる。
【0005】
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、操作パネルの裏側の保守作業が容易であるパネルユニット取付け構造および装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明の一態様に係るパネルユニット取付け構造は、操作パネルを有するパネルユニットと、筐体から引出し可能に前記パネルユニットを支持する第1スライド機構と、を備え、前記パネルユニットは、前記操作パネルに関連する機器が取り付けられるベース部と、前記ベース部を引出し方向とは反対の方向に移動させる第2スライド機構と、を有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の一態様に係る装置は、上記したパネルユニット取付け構造を備える装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、操作パネルの裏側の保守作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係るパネルユニット取付け構造を備えた媒体取扱装置の斜視図である。
後上方から見た場合のパネルユニットの斜視図である
後上方から見た場合のパネルユニットの斜視図である
パネルユニットの要部拡大図である。
後下方から見た場合のパネルユニットの斜視図である。
パネルユニットの要部拡大図である。
第2実施形態に係るパネルユニット取付け構造を備えた媒体取扱装置の断面図である。
パネルユニット取付け構造の要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、参照する図面において、本発明を構成する部材の寸法は、説明を明確にするために誇張または矮小化して表現されている場合がある。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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