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公開番号
2025111015
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005145
出願日
2024-01-17
発明の名称
画像形成装置及び画像形成装置の省電力制御方法
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250723BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】画像形成装置において、複数のスリープ移行時間に基づいて、印刷完了後に通常モードからスリープモードに移行するものがあったが、スリープ移行時間を経てスリープモードに移行するため、印刷終了後、待機状態時に生じる電力を無駄に消費している場合があった。
【解決手段】受信した印刷データを解析する印刷データコマンド解析部102と、解析された印刷データのパラメータ情報をEEPROM107に格納するパラメータ制御部105と、印刷データを解析して印刷画像データを生成する印刷データ処理部(103、106)と、印刷画像データを印刷するエンジン部108と、エンジン部108等の省電力制御を行う省電力制御部109とを有し、印刷データに付与されたパラメータ情報に従って、印刷完了後、予め設定された指定時間より早いタイミングでスリープ状態に遷移するように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上位装置から受信した印刷データを解析する印刷データコマンド解析部と、
前記印刷データコマンド解析部で解析された前記印刷データのパラメータ情報を記憶部に格納するパラメータ制御部と、
前記印刷データを解析して印刷画像データを生成する印刷データ処理部と、
前記印刷画像データを印刷するエンジン部と、
前記エンジン部の省電力制御を行う省電力制御部と
を有し、
前記省電力制御部は、前記印刷データに付与されたパラメータ情報に基づいて、印刷完了後に予め設定された第1の時間よりも短い第2の時間で、第1の電力状態にある前記エンジン部の電力状態を前記第1の電力状態よりも消費電力の少ない第2の電力状態に遷移するように制御することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
ユーザの操作を受け付ける操作部を更に有し、
前記省電力制御部は、前記操作部が操作されている場合、印刷完了後、前記第1の時間経過後に前記第2の電力状態に遷移することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
印刷完了後、ジョブログを記憶部に順次保存するジョブログ制御部を有し、
前記ジョブログ制御部は、前記記憶部に保存された複数の前記ジョブログから前後するジョブログ間のジョブ間隔を算出し、
前記省電力制御部は、算出された前記ジョブ間隔に基づいて、印刷完了後、前記第2の時間で前記第2の電力状態に遷移するように制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記省電力制御部は、直近の印刷に対応して保存されたジョブログに対して、先行する複数のジョブログ間の前記ジョブ間隔が全て閾値未満であり、且つ前記複数のジョブログのユーザが同一だった場合、前記第1の時間経過後に前記第2の電力状態に遷移するようにすることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記省電力制御部は、前記第1の時間経過後に前記第2の電力状態に遷移するようにした後、前記複数のジョブログ間の前記ジョブ間隔の平均時間を超えても新たなジョブを受信しない場合、前記第2の時間で前記第2の電力状態に遷移することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記省電力制御部は、印刷完了後、前記第2の時間で前記第2の電力状態に遷移するか或いは前記第1の時間経過後に前記第2の電力状態に遷移するかを制御する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置 。
【請求項7】
プリンタドライバを含む上位装置からの指示に基づき、第1の電力状態にある画像形成装置を、前記第1の電力状態よりも消費電力の少ない第2の電力状態へ遷移させる遷移時間を変更可能な画像形成装置の省電力制御方法であって、
前記画像形成装置の設定画面で、印刷完了後の前記画像形成装置の消費電力を前記第1の電力状態から前記第2の電力状態へ遷移させる遷移時間を第1の時間に設定する第1ステップと、
前記プリンタドライバの設定画面で、前記遷移時間を前記第1の時間よりも短い第2の時間で設定する第2ステップと、
前記第2ステップのあとに印刷データにパラメータ情報を付与する第3ステップと、
前記印刷データに基づいて、前記画像形成装置が印刷完了した場合、前記第1の電力状態にある前記画像形成装置の消費電力を前記第2の電力状態へ前記第2の時間で遷移させる第4ステップと
を含むことを特徴とする画像形成装置の省電力制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特に省電力機能を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置において、予め設定された複数のスリープ移行時間に基づいて、印刷完了後に通常モードからスリープモードに移行するように構成されたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-43620号公報(第6頁、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来の方法では、画像形成装置に予め設定されたスリープ移行時間を経過させた後にスリープモードに移行するため、印刷終了後、スリープモードに移行するまでの待機状態時に生じる電力を無駄に消費している場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による画像形成装置は、
上位装置から受信した印刷データを解析する印刷データコマンド解析部と、前記印刷データコマンド解析部で解析された前記印刷データのパラメータ情報を記憶部に格納するパラメータ制御部と、前記印刷データを解析して印刷画像データを生成する印刷データ処理部と、前記印刷画像データを印刷するエンジン部と、前記エンジン部の省電力制御を行う省電力制御部とを有し、
前記省電力制御部は、前記印刷データに付与されたパラメータ情報に基づいて、印刷完了後に予め設定された第1の時間よりも短い第2の時間で、第1の電力状態にある前記エンジン部の電力状態を前記第1の電力状態よりも消費電力の少ない第2の電力状態に遷移するように制御することを特徴とする。
【0006】
画像形成装置の省電力制御方法は、プリンタドライバを含む上位装置からの指示に基づき、第1の電力状態にある画像形成装置を、前記第1の電力状態よりも消費電力の少ない第2の電力状態へ遷移させる遷移時間を変更可能な画像形成装置の省電力制御方法であって、
前記画像形成装置の設定画面で、印刷完了後の前記画像形成装置の消費電力を前記第1の電力状態から前記第2の電力状態へ遷移させる遷移時間を第1の時間に設定する第1ステップと、前記プリンタドライバの設定画面で、前記遷移時間を前記第1の時間よりも短い第2の時間で設定する第2ステップと、前記第2ステップのあとに印刷データにパラメータ情報を付与する第3ステップと、前記印刷データに基づいて、前記画像形成装置が印刷完了した場合、前記第1の電力状態にある前記画像形成装置の消費電力を前記第2の電力状態へ前記第2の時間で遷移させる第4ステップと
を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明による画像形成装置によれば、必要に応じて、印刷終了後直ちにスリープモードとする設定が可能となるため、待機状態時に生じる無駄な電力消費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明による実施の形態1のプリンタの制御系の要部構成を示す要部ブロック図である。
実施の形態1におけるスリープ移行動作の流れを説明するフローチャートである。
プリンタドライバの設定画面を示す図である。
印刷データに付与されるパラメータ情報の内容を示す図である。
本発明による実施の形態2のプリンタの制御系の要部構成を示す要部ブロック図である。
実施の形態2におけるスリープ移行動作の流れを説明するフローチャートである。
ジョブログ制御部がEEPROMに保存する履歴情報(ジョブログ)の一覧表である。
実施の形態2のプリンタの動作説明に供するタイムチャートである。
実施の形態2のプリンタの動作説明に供するタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1のプリンタ10の制御系の要部構成を示す要部ブロック図である。
【0010】
図1に示すように、画像形成装置としてのプリンタ10は、ネットワーク環境に接続されている。ここでのネットワーク環境は、図示しない上位装置からネットワーク経由で受信する印刷データに基づいて印刷を実行するために構築されたネットワーク環境である。プリンタ10は、ネットワーク送受信部101、印刷データコマンド解析部102、印刷データ編集・展開部103、制御部104、パラメータ制御部105、RAM106、記憶部としてのEEPROM107、エンジン部108、省電力制御部109等を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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