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公開番号2025108985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002586
出願日2024-01-11
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250716BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】電源遮断時において揮発性メモリから不揮発性メモリにデータを十分に移動させる。
【解決手段】プリンタ1は、供給された電力であるメイン電源PWmの電圧が検出閾値Th1まで降下した電圧降下を検出する電圧検出部40と、電圧降下が検出されると、少なくとも駆動系負荷である印刷ユニット14へのメイン電源PWmの供給を遮断する電力遮断部42と、電圧降下が検出されると、揮発性記憶部であるRAM32のデータを不揮発性記憶部であるROM34に転送する転送部44とを設ける。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
供給された電力の電圧が所定の検出閾値まで降下した電圧降下を検出する電圧検出部と、
前記電圧降下が検出されると、少なくとも駆動系負荷への前記電力の供給を遮断する電力遮断部と、
前記電圧降下が検出されると、揮発性記憶部のデータを不揮発性記憶部に転送する転送部と
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記駆動系負荷と前記揮発性記憶部にデータを格納するメインシステムとを含む第1負荷と、
前記揮発性記憶部及び前記不揮発性記憶部を有するサブシステムを含む第2負荷と
を有し、
前記電力遮断部は、
前記電圧降下が検出されると、前記メインシステム及び前記サブシステムへの前記電力の供給は維持したまま、前記駆動系負荷への前記電力の供給を遮断する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記駆動系負荷と前記揮発性記憶部にデータを格納するメインシステムとを含む第1負荷と、
前記揮発性記憶部及び前記不揮発性記憶部を有するサブシステムを含む第2負荷と
を有し、
前記電力遮断部は、
前記電圧降下が検出されると、前記第2負荷への前記電力の供給は維持したまま、前記第1負荷への前記電力の供給を遮断する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記駆動系負荷の消費電流は、前記サブシステム又は前記メインシステムの少なくとも何れか一方の消費電流よりも多い
請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記サブシステムは、前記電圧検出部と前記電力遮断部と前記転送部とを含むサブ制御部を有する
請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記駆動系負荷は、媒体に対し印刷を行う印刷ユニットを含む
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
供給された電力の電圧が所定の検出閾値まで降下した電圧降下を検出する電圧検出ステップと、
前記電圧降下が検出されると、少なくとも駆動系負荷への前記電力の供給を遮断する電力切断ステップと、
前記電圧降下が検出されると、揮発性記憶部のデータを不揮発性記憶部に転送する転送ステップと
を有する情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置及び情報処理方法に関し、例えば揮発性メモリと不揮発性メモリとを有する画像形成装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、停電や瞬断等が生じたときに、揮発性メモリから不揮発性メモリにデータ等を移動させて保存する情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-55667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、データ等の容量が大きい場合、電源遮断時において揮発性メモリから不揮発性メモリにデータを十分に移動できない場合があった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、電源遮断時において揮発性メモリから不揮発性メモリにデータを十分に移動させ得る情報処理装置及び情報処理方法を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の情報処理装置においては、供給された電力の電圧が所定の検出閾値まで降下した電圧降下を検出する電圧検出部と、電圧降下が検出されると、少なくとも駆動系負荷への電力の供給を遮断する電力遮断部と、電圧降下が検出されると、揮発性記憶部のデータを不揮発性記憶部に転送する転送部とを設けるようにした。
【0007】
また本発明の情報処理方法においては、供給された電力の電圧が所定の検出閾値まで降下した電圧降下を検出する電圧検出ステップと、電圧降下が検出されると、少なくとも駆動系負荷への電力の供給を遮断する電力切断ステップと、電圧降下が検出されると、揮発性記憶部のデータを不揮発性記憶部に転送する転送ステップとを有するようにした。
【0008】
本発明は、電源遮断時において転送部に供給される電力を長時間維持し、揮発性記憶部から不揮発性記憶部に転送可能なデータの容量を増加させることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電源遮断時において転送部に供給される電力を長時間維持し、揮発性記憶部から不揮発性記憶部に転送可能なデータの容量を増加させることができ、かくして電源遮断時において揮発性メモリから不揮発性メモリにデータを十分に移動させ得る情報処理装置及び情報処理方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
プリンタの全体構成を示す左側面図である。
第1の実施の形態によるプリンタの内部構成を示すブロック図である。
プリンタの電源構成を示す回路図である。
サブ制御部による退避処理手順を示すフローチャートである。
停電発生時におけるメイン電源の電位変化を示すタイムチャートである。
停電発生時におけるサブ電源の電位変化を示すタイムチャートである。
サブ制御部の機能構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態によるプリンタの内部構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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