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公開番号2025121138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016388
出願日2024-02-06
発明の名称情報処理装置、方法およびプログラム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250812BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザによる視線操作の行い易さを向上させる情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置30は、ユーザの目の位置に基づき、表示装置10の表示面における入力エリアの配置を決定する配置処理部320と、前記入力エリアに対して前記ユーザにより所定の視線操作が行われたか否かを判定する入力判定部と、を備える。配置処理部は、前記ユーザの目の位置の高さと基準位置の高さとの関係に基づき、前記表示面における垂直方向上での前記入力エリアの配置を決定してもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの目の位置に基づき、表示面における入力エリアの配置を決定する配置処理部と、
前記入力エリアに対して前記ユーザにより所定の視線操作が行われたか否かを判定する入力判定部と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記配置処理部は、
前記ユーザの目の位置の高さと基準位置の高さとの関係に基づき、前記表示面における垂直方向上での前記入力エリアの配置を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記配置処理部は、前記ユーザの目の位置が前記基準位置より高い場合に前記表示面における第1の高さ位置に前記入力エリアを配置し、前記ユーザの目の位置が前記基準位置より低い場合に前記第1の高さ位置よりも低い第2の高さ位置に前記入力エリアを配置する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記基準位置は、前記表示面の中心位置であり、
前記第1の高さ位置は前記基準位置よりも高く、前記第2の高さ位置は前記基準位置よりも低い、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記配置処理部は、
前記ユーザの目の位置と基準位置との関係に基づき、前記表示面における前記入力エリアの水平方向サイズを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記基準位置は、前記表示面上の位置であり、
前記配置処理部は、前記ユーザの目の位置と前記基準位置との、前記表示面の法線方向上での離隔距離に基づき、前記入力エリアの水平方向サイズを決定する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記配置処理部は、前記離隔距離に基づき、前記表示面における前記ユーザの水平方向での視野範囲の長さである有効視野範囲を算出し、前記有効視野範囲と基準サイズとの比較結果に応じて、前記入力エリアの水平方向サイズを決定する、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記配置処理部は、前記有効視野範囲が前記基準サイズよりも大きい場合に前記入力エリアの水平方向サイズを前記基準サイズに決定し、前記有効視野範囲が前記基準サイズよりも小さい場合に前記入力エリアの水平方向サイズを前記有効視野範囲に決定する、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記基準サイズは、前記表示面の水平方向サイズである、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記ユーザを撮像するセンサからの入力に基づき、前記ユーザの目の位置を計測するデータ処理部をさらに備える、請求項1~9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ユーザによる視線を用いた操作を可能とするシステムの研究が進められている。例えば、非特許文献1に記載の技術では、ユーザが、画面上の任意の点を2秒以上注視した後に、特定の視線移動を行うことで、入力が行われる。また、特許文献1には、視線を用いた操作のためのUIの配置に関する技術が開示されている。特許文献1に開示された技術では、表示装置の画面が小さい場合にUI同士が干渉しないようにUIが再配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-61804号公報
特許第6371475号公報
特開2011-243108号公報
【非特許文献】
【0004】
礒本俊弥、山中祥太、志築文太郎、「凝視後にジェスチャを行うという一連の操作を用いた意図しない操作に堅牢な視線に基づく操作手法」、ヒューマンインタフェース学会論文誌Vol.23, No.1, pp.5-18, 2021.
三浦利章、「視覚的注意と安全性―有効視野を中心として―」、照明学会誌第82巻第3号、平成10年
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した技術では、ユーザが座位姿勢でありユーザの目から画面までの距離が一定な状態での利用か、HMD(Head Mount Display)のようなウェアラブル端末での利用が想定されており、ユーザと画面との位置関係は考慮されていない。従って、上述した技術では、ユーザと画面との位置関係によっては、ユーザが視線を用いた操作を行い難い。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザによる視線操作の行い易さが向上する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザの目の位置に基づき、表示面における入力エリアの配置を決定する配置処理部と、前記入力エリアに対して前記ユーザにより所定の視線操作が行われたか否かを判定する入力判定部と、を備える、情報処理装置が提供される。
【0008】
前記配置処理部は、前記ユーザの目の位置の高さと基準位置の高さとの関係に基づき、前記表示面における垂直方向上での前記入力エリアの配置を決定してもよい。
【0009】
前記配置処理部は、前記ユーザの目の位置が前記基準位置より高い場合に前記表示面における第1の高さ位置に前記入力エリアを配置し、前記ユーザの目の位置が前記基準位置より低い場合に前記第1の高さ位置よりも低い第2の高さ位置に前記入力エリアを配置してもよい。
【0010】
前記基準位置は、前記表示面の中心位置であり、前記第1の高さ位置は前記基準位置よりも高く、前記第2の高さ位置は前記基準位置よりも低くてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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