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公開番号
2025078968
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191325
出願日
2023-11-09
発明の名称
光学系および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250514BHJP(光学)
要約
【課題】小型で広画角の光学系において、レンズの成形安定性を確保する。
【解決手段】光学系は、物体側から像側へ順に配置された第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズを含む複数のレンズと、第1レンズと第2レンズとの間に配置された開口絞りSPとを有する。第2レンズの像側の面の曲率半径をR2i、第3レンズの物体側の面の曲率半径をR3o、S23=(R2i+R3o)/(R2i-R3o)とする。光学系の焦点距離をf、第2レンズの焦点距離をf2とする。-0.59≦S23<0.00および1.50≦f2/f≦3.00なる条件を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズを含む複数のレンズと、前記第1レンズと前記第2レンズとの間に配置された開口絞りとを有する光学系であって、
前記第2レンズの像側の面の曲率半径をR2i、前記第3レンズの物体側の面の曲率半径をR3o、S23=(R2i+R3o)/(R2i-R3o)とし、前記光学系の焦点距離をf、前記第2レンズの焦点距離をf2とするとき、
-0.59≦S23<0.00
1.50≦f2/f≦3.00
なる条件を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記複数のレンズにおいて互いに隣り合うレンズのコバ部に設けられたテーパー部を互いに当接させる場合において、該テーパー部の光軸に直交する面に対するテーパー角をθとするとき、
0.00<cosθ≦0.77
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第2レンズと前記第3レンズの光軸上の間隔をd23、前記第2レンズと前記第3レンズのそれぞれの光学有効径の位置の光軸方向での間隔をdE23とするとき、
1.66≦dE23/d23≦4.56
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記第3レンズと前記第4レンズの光軸上の間隔をd34、前記第3レンズと前記第4レンズのそれぞれの光学有効径の位置の光軸方向での間隔をdE34とするとき、
0.40≦dE34/d34≦2.00
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記光学系の最大像高をImgH、前記光学系の最も物体側の面から像面までの光軸上の全長をTTLとするとき、
1.31≦TTL/ImgH≦2.20
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記複数のレンズにおける前記開口絞りよりも像側に配置されたレンズのうち最も物体側の正レンズのd線を基準とするアッベ数をνP_2とするとき、
35.0≦νP_2≦65.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第2レンズが、前記正レンズであることを特徴とする請求項6に記載の光学系。
【請求項8】
前記第2レンズの光学有効径をEa2、前記第2レンズの像側の面のサグ量をSag2とするとき、
-0.20≦Sag2/Ea2<0.00
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記複数のレンズのうち少なくとも1つは樹脂レンズであり、該樹脂レンズの物体側の面と像側の面の少なくとも一方が非球面形状を有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項10】
前記複数のレンズのうち最も像側に配置された最終レンズの物体側の面は、中心部が物体側に凸形状で周辺部が物体側に凹形状を有し、
前記最終レンズの像側の面は、中心部が像側に凹形状で周辺部が像側に凸形状を有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置等に好適な光学系に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ビデオカメラ、デジタルスチルカメラおよびスマートフォン用カメラ等の撮像装置には、小型で光学性能が良好な広角レンズが求められている。一般に、広画角な光学系において全長を短縮するためには、各レンズの厚みとレンズ間隔を小さくする必要がある。ただし、光学系が小型になると、絞り近傍に配置されたレンズの製造誤差による光学性能への影響が大きくなり、収差補正が困難となる。
隣り合うレンズ間の偏心誤差を抑えるために、各レンズのコバ部にテーパー面を形成し、これらレンズのテーパー面同士を嵌合させる方法がある。ただし、レンズのコバ部にテーパー面を形成する場合に、隣り合うレンズ面が互いに凸形状であると、コバ部にくびれた形状が必要になる。この結果、コバ部が局所的に薄肉になり、成形安定性が低下する。特許文献1には、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ、正の屈折力の第2レンズ、開口絞りおよび負の屈折力のレンズ群を有する光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6913225号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された光学系では、特に開口絞り近傍の第2レンズや第3レンズは曲率が小さくなりやすく、コバ部が局所的に薄肉となって該レンズの成形安定性が低下する。
【0005】
本発明は、小型で広画角でありながらも、レンズの成形安定性を確保できるようにした光学系を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズを含む複数のレンズと、第1レンズと第2レンズとの間に配置された開口絞りとを有する。第2レンズの像側の面の曲率半径をR2i、第3レンズの物体側の面の曲率半径をR3o、S23=(R2i+R3o)/(R2i-R3o)とする。光学系の焦点距離をf、第2レンズの焦点距離をf2とする。このとき、
-0.59≦S23<0.00
1.50≦f2/f≦3.00
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記光学系を有する撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型で広画角な光学系において、レンズの成形安定性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1(数値例1)の光学系の断面図。
数値例1の縦収差図。
実施例2(数値例2)の光学系の断面図。
数値例2の縦収差図。
実施例3(数値例3)の光学系の断面図。
数値例3の縦収差図。
実施例4(数値例4)の光学系の断面図。
数値例4の縦収差図。
実施例5(数値例5)の光学系の断面図。
数値例5の縦収差図。
実施例6(数値例6)の光学系の断面図。
数値例6の縦収差図。
レンズのコバ部のテーパー形状を示す図。
レンズのサグ量を示す図。
実施例1~6の光学系を用いた撮像装置の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。まず具体的な実施例1~6の説明に先立って、各実施例に共通する事項について説明する。
【0010】
各実施例の光学系は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、監視用カメラおよび車載カメラ等の各種撮像装置に用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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