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公開番号
2025090136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205176
出願日
2023-12-05
発明の名称
撮像装置およびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/28 20210101AFI20250610BHJP(光学)
要約
【課題】像高や焦点検出方向等が互いに異なる複数のデフォーカス量から正確な1つのデフォーカス量を得る。
【解決手段】撮像装置120は、撮像画面内で焦点検出を行って、像高、焦点検出方向および被写体の角度のうち少なくとも1つが互いに異なる複数の第1デフォーカス量を取得する焦点検出手段129と、フォーカス制御を行う制御手段125とを有する。制御手段は、撮像画面の特定位置でのデフォーカス量と特定位置以外の領域での上記少なくとも1つに応じたデフォーカス量との関係を示す第1情報を取得し、複数の第1デフォーカス量と第1情報とを用いて複数の第2デフォーカス量を取得し、複数の第2デフォーカス量からフォーカス制御に用いる第3デフォーカス量を取得する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像画面内で焦点検出を行って、像高、焦点検出方向および被写体の角度のうち少なくとも1つが互いに異なる複数の第1デフォーカス量を取得する焦点検出手段と、
フォーカス制御を行う制御手段とを有し、
前記制御手段は、
前記撮像画面の特定位置でのデフォーカス量と前記特定位置以外の領域での前記少なくとも1つに応じたデフォーカス量との関係を示す第1情報を取得し、
前記複数の第1デフォーカス量と前記第1情報とを用いて複数の第2デフォーカス量を取得し、
前記複数の第2デフォーカス量から前記フォーカス制御に用いる第3デフォーカス量を取得することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、
前記第1情報として、前記特定位置でのデフォーカス量と前記特定位置以外の領域での前記像高および前記焦点検出方向に応じたデフォーカス量との関係を示す情報を取得し、
前記像高および前記焦点検出方向のうち少なくとも一方が互いに異なる前記複数の第1デフォーカス量と前記第1情報とを用いて前記複数の第2デフォーカス量を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記第1情報として、前記特定位置でのデフォーカス量と前記特定位置以外の領域での前記像高および前記被写体の角度に応じたデフォーカス量との関係を示す情報を取得し、
前記像高および前記被写体の角度のうち少なくとも一方が互いに異なる前記複数の第1デフォーカス量と前記第1情報とを用いて前記複数の第2デフォーカス量を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1情報は、前記特定位置でのデフォーカス量に対する前記特定位置以外の領域でのデフォーカス量の比率に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記複数の第1デフォーカス量を、前記第1情報を用いて正規化した前記複数の第2デフォーカス量を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記複数の第2デフォーカス量のヒストグラムにおける最頻値の第2デフォーカス量、前記複数の第2デフォーカス量の平均値または前記複数の第2デフォーカス量のうち最も至近側または無限遠側の値から前記第3デフォーカス量を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御手段は、
前記フォーカス制御で移動させるフォーカス素子の単位移動量と被写体像の位置の変化量との関係を示す第2情報を取得し、
前記第3デフォーカス量と前記第2情報とを用いて、前記フォーカス制御における前記フォーカス素子の駆動量を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記撮像装置は、交換レンズの着脱が可能であり、
前記制御手段は、前記第1情報を前記交換レンズから取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
撮像画面内で焦点検出を行って、像高、焦点検出方向および被写体の角度のうち少なくとも1つが互いに異なる複数の第1デフォーカス量を取得するステップと、
前記撮像画面の特定位置でのデフォーカス量と前記特定位置以外の領域での前記少なくとも1つに応じたデフォーカス量との関係を示す第1情報を取得するステップと、
前記複数の第1デフォーカス量と前記第1情報とを用いて複数の第2デフォーカス量を取得するステップと、
前記複数の第2デフォーカス量から前記フォーカス制御に用いる第3デフォーカス量を取得するステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
【請求項10】
請求項9に記載の制御方法に従う処理を前記撮像装置のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オートフォーカス(AF)が可能な撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
CMOSセンサ等の撮像素子を用いて位相差検出方式による焦点検出を行う撮像装置として、特許文献1には、互いに異なる複数の焦点検出方向において焦点検出を行うものが開示されている。この撮像装置では、複数の焦点検出方向で得られたデフォーカス量を比較してAFに使用する1つのデフォーカス量を得る。また特許文献2には、像高に応じて異なるデフォーカス量が生じる場合に、像高に応じたフォーカス敏感度を用いてAFを行う方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-263568号公報
特開2016-90798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の撮像装置のように複数の焦点検出方向で得られたデフォーカス量を比較等してAFに使用する1つのデフォーカス量を決める場合に、特許文献2のような像高に応じたデフォーカス量の差が含まれていると、正しい比較等を行えない。この結果、正確な1つのデフォーカス量が得られず、高精度のAFを行うことができない。
【0005】
本発明は、像高および焦点検出方向等が互いに異なる複数のデフォーカス量から正確な1つのデフォーカス量を得ることができるようにした撮像装置およびその制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像画面内で焦点検出を行って、像高、焦点検出方向および被写体の角度のうち少なくとも1つが互いに異なる複数の第1デフォーカス量を取得する焦点検出手段と、フォーカス制御を行う制御手段とを有する。制御手段は、撮像画面の特定位置でのデフォーカス量と特定位置以外の領域での上記少なくとも1つに応じたデフォーカス量との関係を示す第1情報を取得し、複数の第1デフォーカス量と第1情報とを用いて複数の第2デフォーカス量を取得し、複数の第2デフォーカス量からフォーカス制御に用いる第3デフォーカス量を取得することを特徴とする。
【0007】
また本発明の他の一側面としての撮像装置の制御方法は、像高、焦点検出方向および被写体の角度のうち少なくとも1つが互いに異なる複数の第1デフォーカス量を取得するステップと、撮像画面の特定位置でのデフォーカス量と特定位置以外の領域での上記少なくとも1つに応じたデフォーカス量との関係を示す第1情報を取得するステップと、複数の第1デフォーカス量と第1情報とを用いて複数の第2デフォーカス量を取得するステップと、複数の第2デフォーカス量からフォーカス制御に用いる第3デフォーカス量を取得するステップとを有することを特徴とする。なお、上記制御方法に従う処理を撮像装置のコンピュータに実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、像高、焦点検出方向および被写体の角度のうち少なくとも1つが異なる複数のデフォーカス量から正確な1つのデフォーカス量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の撮像装置の構成を示すブロック図。
実施例における撮像素子の画素配列を示す図。
実施例における画素の平面図と断面図。
実施例における瞳分割を示す図。
実施例における瞳分割を示す別の図。
実施例における像ずれ量とデフォーカス量との関係を示す図。
実施例におけるフォーカス敏感度を示す図。
実施例における焦点検出の例を示す図。
実施例において焦点検出結果を決定する例を示す図。
実施例におけるAF処理を示すフローチャート。
被写体の角度の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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