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公開番号
2025101729
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2024201662
出願日
2024-11-19
発明の名称
光学積層体
出願人
住友化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
5/30 20060101AFI20250630BHJP(光学)
要約
【課題】高い耐屈曲性を有し、且つ、干渉ムラの発生を抑制できる光学積層体を提供すること。
【解決手段】保護フィルム、偏光子、基材フィルム、液晶硬化膜及び粘着剤層をこの順に有する光学積層体であって、液晶硬化膜の厚さが2.5μm以上であり、光学積層体の総厚に対する液晶硬化膜の厚さの割合が2.15%以上である、光学積層体。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
保護フィルム、偏光子、基材フィルム、液晶硬化膜及び粘着剤層をこの順に有する光学積層体であって、
前記液晶硬化膜の厚さが2.5μm以上であり、
前記光学積層体の総厚に対する前記液晶硬化膜の厚さの割合が2.15%以上である、光学積層体。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記保護フィルムの380nm透過率が10%以下である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項3】
前記基材フィルムの380nm透過率が50%以上である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項4】
前記基材フィルムの透湿度が50g/m
2
・24hr以上である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項5】
前記基材フィルムの厚さが30μm以上である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項6】
前記偏光子の視感度補正単体透過率Tyが40%以上である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項7】
前記光学積層体の総厚が150μm以下であり、
前記偏光子の厚さが15μm以下である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項8】
前記液晶硬化膜の厚さが3.5μm以下である、請求項1に記載の光学積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学積層体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
円偏光板は、偏光板と位相差板とが積層された光学部材であり、例えば、有機EL画像表示装置等の平面状態で画像を表示する装置において、該装置を構成する電極での光反射を防止するために用いられている。この円偏光板を構成する位相差板としては、基材上に重合性液晶化合物を塗布し、硬化させることにより作製される液晶硬化膜を用いた位相差板が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-44293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ディスプレイのフレキシブル化に対する要求があり、円偏光板等の光学積層体には高い耐屈曲性が求められている。また、液晶硬化膜を用いた光学積層体には、干渉ムラが発生する場合がある。そのため、干渉ムラの発生が抑制された光学積層体が求められている。
【0005】
そこで、本発明は、高い耐屈曲性を有し、且つ、干渉ムラの発生を抑制できる光学積層体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の光学積層体を提供する。
[1]保護フィルム、偏光子、基材フィルム、液晶硬化膜及び粘着剤層をこの順に有する光学積層体であって、上記液晶硬化膜の厚さが2.5μm以上であり、上記光学積層体の総厚に対する上記液晶硬化膜の厚さの割合が2.15%以上である、光学積層体。
[2]上記保護フィルムの380nm透過率が10%以下である、上記[1]に記載の光学積層体。
[3]上記基材フィルムの380nm透過率が50%以上である、上記[1]又は[2]に記載の光学積層体。
[4]上記基材フィルムの透湿度が50g/m
2
・24hr以上である、上記[1]~[3]のいずれかに記載の光学積層体。
[5]上記基材フィルムの厚さが30μm以上である、上記[1]~[4]のいずれかに記載の光学積層体。
[6]上記偏光子の視感度補正単体透過率Tyが40%以上である、上記[1]~[5]のいずれかに記載の光学積層体。
[7]上記光学積層体の総厚が150μm以下であり、上記偏光子の厚さが15μm以下である、上記[1]~[6]のいずれかに記載の光学積層体。
[8]上記液晶硬化膜の厚さが3.5μm以下である、上記[1]~[7]のいずれかに記載の光学積層体。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高い耐屈曲性を有し、且つ、干渉ムラの発生を抑制できる光学積層体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る光学積層体の一例を示す概略断面図である。
耐屈曲性の評価方法を説明するための概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、場合により図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
【0010】
[光学積層体]
本発明の光学積層体は、保護フィルム、偏光子、基材フィルム、液晶硬化膜及び粘着剤層をこの順に有する光学積層体であって、上記液晶硬化膜の厚さが2.5μm以上であり、上記光学積層体の総厚に対する上記液晶硬化膜の厚さの割合が2.15%以上である。上記光学積層体によれば、液晶硬化膜の厚さが2.5μm以上であり、且つ、光学積層体の総厚に対する液晶硬化膜の厚さの割合が2.15%以上であることで、高い耐屈曲性を有することができ、且つ、干渉ムラの発生を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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