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公開番号2025093613
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209367
出願日2023-12-12
発明の名称車両用表示装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20250617BHJP(光学)
要約【課題】反射ミラーの上部の縁部における光の反射を回避することにより不快な虚像の表示を抑制することができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置10は、画像の表示光Lを外部に向けて通過させる開口部15が設けられた壁部を有する筐体11と、筐体11内に収容され、画像の表示光Lを出力する画像表示装置20とを備える。また、車両用表示装置10は、筐体11内に収容され、ドライバDの前方に配置されたウインドシールドWSに向けて画像の表示光Lを反射する凹面ミラー53を備える。凹面ミラー53の上部の縁部69には、縁部69に沿って延在して当該縁部69を覆うベゼル部70が配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像の表示光を外部に向けて通過させる開口部が設けられた壁部を有する筐体と、
前記筐体内に収容され、画像の表示光を出力する画像表示装置と、
前記筐体内に収容され、車両乗員の前方に配置された反射体に向けて画像の表示光を反射する反射ミラーと、を備え、
前記反射ミラーの上部の縁部には、前記縁部に沿って延在して当該縁部を覆う枠部が配置されている、
車両用表示装置。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記枠部の外表面には、光が反射することを抑制するために反射抑制加工が施された反射抑制加工部が形成されている、請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記反射抑制加工部には、前記反射抑制加工としてのシボ加工又は塗装が施されている、請求項2に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、ヘッドアップディスプレイ装置とも称される車両用表示装置を搭載するものがある(特許文献1参照)。車両用表示装置は、表示光を生成して出力する表示器(画像表示装置)と、表示器から出射された表示光を被投影部(車両乗員の前方に配置された反射体)へ向かって反射する反射ミラーと、表示器及び反射ミラーを収容する筐体とを備える。この車両用表示装置は、表示器によって表示される表示画像を、反射ミラー等を介して前述の被投影部(反射体)に投影することにより、運転者に虚像として視認させるように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-140693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のような車両用表示装置では、少なくとも1つの反射ミラー(第2のミラー)が、筐体内において前述の被投影部(反射体)を構成するウインドシールドに対向する位置に配置される。このため、太陽光を含む外光が車両表示用装置の筐体内に窓部(開口部)を介して入った際に、反射ミラーの上部に外光が当たって当該反射ミラーの上部の縁部において光が反射することにより、反射光が車両のウインドシールドに不快な虚像として表示され得る。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、反射ミラーの上部の縁部における光の反射を回避することにより不快な虚像の表示を抑制することができる車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る車両用表示装置は、画像の表示光を外部に向けて通過させる開口部が設けられた壁部を有する筐体と、筐体内に収容され、画像の表示光を出力する画像表示装置と、筐体内に収容され、車両乗員の前方に配置された反射体に向けて画像の表示光を反射する反射ミラーと、を備え、反射ミラーの上部の縁部には、縁部に沿って延在して当該縁部を覆う枠部が配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、反射ミラーの上部の縁部における光の反射を回避することにより不快な虚像の表示を抑制することができる車両用表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る車両用表示装置を搭載した車両の一例を示す概略構成図である。
本実施形態に係る車両用表示装置の一例を示す概略構成図である。
凹面ミラーを正面側から見た斜視図である。
凹面ミラーを下方側から見た斜視図である。
凹面ミラーを背面側から見た斜視図である。
凹面ミラーの正面図である。
図6のA-A線による断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る車両用表示装置について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係る車両用表示装置10は、例えば自動車等の車両100に搭載される所謂ヘッドアップディスプレイ装置である。車両用表示装置10は、ダッシュボード101の内側にメータ103と共に配置され、車両100のアイポイントEPの前方に虚像Sを表示する。アイポイントEPは、運転席に着座した運転者(ドライバD)の視点位置として予め定められた位置である。
(【0011】以降は省略されています)

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