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公開番号2025092211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207949
出願日2023-12-08
発明の名称車両用表示装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類B60K 35/233 20240101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】視認性の低下を抑制しつつ奥行き感のある画像を表示できる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置は、車両のドライバに対して画像を表示する表示装置と、表示装置を制御する制御部と、を備え、表示装置が表示する画像は、第一の画像G1と、第二の画像G2と、を含み、第一の画像は、車両の前方の景色を模した画像であって、かつ第一の消失点Vp1に基づく奥行きが表現された画像であり、第二の画像は、第一の画像の表示領域GRと同じ領域内に表示される情報提供の画像であって、かつ第一の消失点とは異なる消失点Vp2,Vp3に基づく奥行きが表現された画像である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両のドライバに対して画像を表示する表示装置と、
前記表示装置を制御する制御部と、
を備え、
前記表示装置が表示する画像は、第一の画像と、第二の画像と、を含み、
前記第一の画像は、前記車両の前方の景色を模した画像であって、かつ第一の消失点に基づく奥行きが表現された画像であり、
前記第二の画像は、前記第一の画像の表示領域と同じ領域内に表示される情報提供の画像であって、かつ前記第一の消失点とは異なる消失点に基づく奥行きが表現された画像である
ことを特徴とする車両用表示装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記第二の画像は、前記車両の前方に検出された物体である前方物体を示す画像を含み、
前記前方物体を示す画像は、第二の消失点に基づく奥行きが表現された画像であり、
前記第二の消失点は、前記第一の消失点に対して画像上下方向の上側に位置する
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記第一の画像は、前記車両が走行するレーンの境界を表現する画像であるライン画像を含み、
前記第二の画像は、前記ライン画像に沿って表示される案内画像を含み、
前記案内画像は、前記第一の消失点とは異なる第三の消失点に基づく奥行きが表現された画像であり、
前記第三の消失点は、前記第一の消失点に対して画像横方向にずれている
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記ライン画像は、前記レーンにおける左側の境界を表現する左ライン画像、および前記レーンにおける右側の境界を表現する右ライン画像を有し、
前記案内画像が前記左ライン画像に沿って表示される場合の前記第三の消失点は、前記第一の消失点に対して画像横方向の左側に位置し、
前記案内画像が前記右ライン画像に沿って表示される場合の前記第三の消失点は、前記第一の消失点に対して画像横方向の右側に位置する
請求項3に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、虚像等の画像を表示する装置がある。特許文献1には、第一の表示光を発する第一の表示器と、第二の表示光を発する第二の表示器と、を備え、前記第一の表示光及び前記第二の表示光をウィンドシールドに投影することによって虚像を表示する車両用表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-056063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両用表示装置において、奥行き感のある画像を表示する場合に、画像の視認性の低下を抑制できることが望ましい。例えば、画像が奥行き方向の奥側に表示される場合、画像のサイズが小さくなって視認性が低下することがある。例えば、画像において奥行き感を表現する場合、複数のコンテンツの間隔が詰まって視認性が低下することがある。
【0005】
本発明の目的は、視認性の低下を抑制しつつ奥行き感のある画像を表示できる車両用表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両用表示装置は、車両のドライバに対して画像を表示する表示装置と、前記表示装置を制御する制御部と、を備え、前記表示装置が表示する画像は、第一の画像と、第二の画像と、を含み、前記第一の画像は、前記車両の前方の景色を模した画像であって、かつ第一の消失点に基づく奥行きが表現された画像であり、前記第二の画像は、前記第一の画像の表示領域と同じ領域内に表示される情報提供の画像であって、かつ前記第一の消失点とは異なる消失点に基づく奥行きが表現された画像であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両用表示装置は、車両のドライバに対して画像を表示する表示装置と、表示装置を制御する制御部と、を備え、表示装置が表示する画像は、第一の画像と、第二の画像と、を含む。第一の画像は、車両の前方の景色を模した画像であって、かつ第一の消失点に基づく奥行きが表現された画像であり、第二の画像は、第一の画像の表示領域と同じ領域内に表示される情報提供の画像であって、かつ第一の消失点とは異なる消失点に基づく奥行きが表現された画像である。本発明に係る車両用表示装置によれば、消失点の位置をずらすことにより、視認性の低下を抑制しつつ奥行き感のある画像を表示できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の車両用表示装置が搭載された車両の図である。
図2は、実施形態に係る車両用表示装置の構成図である。
図3は、実施形態に係る第一の画像および第二の画像を示す図である。
図4は、第一の消失点に基づく画像の大きさを説明する図である。
図5は、車両の前方の景色および虚像を示す図である。
図6は、第一の画像および第二の画像の一例を示す図である。
図7は、第一の画像および第二の画像の一例を示す図である。
図8は、車両の前方の景色および虚像を示す図である。
図9は、第一の画像および第二の画像の他の例を示す図である。
図10は、第一の画像および第二の画像の他の例を示す図である。
図11は、第一の画像および第二の画像の他の例を示す図である。
図12は、案内画像と共に表示されるコンテンツ画像を示す図である。
図13は、第三の消失点の一例を示す図である。
図14は、傾斜させて表示される虚像を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る車両用表示装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図14を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両用表示装置に関する。図1は、実施形態の車両用表示装置が搭載された車両の図、図2は、実施形態に係る車両用表示装置の構成図、図3は、実施形態に係る第一の画像および第二の画像を示す図、図4は、第一の消失点に基づく画像の大きさを説明する図、図5は、車両の前方の景色および虚像を示す図、図6および図7は、第一の画像および第二の画像の一例を示す図、図8は、車両の前方の景色および虚像を示す図、図9から図11は、第一の画像および第二の画像の他の例を示す図、図12は、案内画像と共に表示されるコンテンツ画像を示す図、図13は、第三の消失点の一例を示す図、図14は、傾斜させて表示される虚像を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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