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公開番号
2025070815
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181373
出願日
2023-10-20
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
個人
主分類
B60L
58/18 20190101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約
【課題】ボンネット内に収容された電子機器の過剰な昇温を抑制すること。
【解決手段】車両本体(1a)の走行装置(2,3)を駆動する電動機(4)と、ボンネット(6)の内部に配置された第1のバッテリ(123)と、前記車両本体(1a)に支持された第2のバッテリ(101)と、第1のバッテリ(123)の受給電と第2のバッテリ(101)の受給電の切替制御を行う切替ユニット(124)であって、ボンネット(6)に収容された切替ユニット(124)と、切替ユニット(124)の前方に配置されボンネット(6)内を冷却する冷却器(132)と、ボンネット内(6)に配置され且つ冷却器(132)に対応して配置され、電動機(4)の冷却用の冷媒を冷却する熱交換器(131)と、を備えた作業車両。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両本体(1a)と、
前記車両本体(1a)の走行装置(2,3)を駆動する電動機(4)と、
前記車両本体(1a)の前部に配置されたボンネット(6)と、
前記ボンネット(6)の内部に配置された第1のバッテリ(123)と、
前記車両本体(1a)に支持された第2のバッテリ(101)と、
前記第1のバッテリ(123)の受給電と前記第2のバッテリ(101)の受給電の切替制御を行う切替ユニット(124)であって、前記ボンネット(6)に収容された前記切替ユニット(124)と、
前記切替ユニット(124)の前方に配置され前記ボンネット(6)内を冷却する冷却器(132)と、
前記ボンネット(6)内に配置され且つ前記冷却器(132)に対応して配置され、前記電動機(4)の冷却用の冷媒を冷却する熱交換器(131)と、
を備えたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1のバッテリ(123)に給電を行う給電コード(127)を収容する給電ケース(128)であって、前記ボンネット(6)の側方に配置された前記給電ケース(128)、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記車両本体(1a)に支持されて、圃場に対する作業を行う作業機と、
前記作業機を着脱可能に支持する作業機支持部(15,16)であって、前記作業機に替えて前記第2のバッテリ(101)が装着可能な前記作業機支持部(15,16)と、
前記第2のバッテリ(101)に接続されて、電流を検知する電流検知器(107)と、
前記電流検知器(107)に接続されて過電流が検知された場合に電流を遮断する配線用遮断器(106)と、
前記第2のバッテリ(101)の受給電の切替制御を行う第2の切替回路(110)と、
前記第2の切替回路(110)に給電される電力の変圧を行う変圧器(113)と、
を備え、
前記電流検知器(107)と前記配線用遮断器(106)と前記第2の切替回路(110)と前記変圧器(113)とを、近接して配置すると共に、前記第2のバッテリ(101)の上部に配置する
ことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
前記ボンネット(6)内の温度を検出する第1の温度センサ(SN1)と、
前記第1の温度センサ(SN1)の検出する温度が、予め定められた温度に達する場合には、前記第1のバッテリ(123)の受給電速度を低下させる省エネモードに切り替える制御手段(141)と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
前記第2のバッテリ(101)の温度を検出する第2の温度センサ(SN2)と、
前記第2の温度センサ(SN2)の検出する温度が、予め定められた温度に達する場合には、前記第2のバッテリ(101)の受給電速度を低下させる省エネモードに切り替える制御手段(141)と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項6】
前記車両本体(1a)に支持されて、圃場に対する作業を行う第2の作業機(18)と、
前記第2の作業機(18)を駆動する第2の電動機(M0)と、
前記省エネモードでは、前記電動機(4)の最大回転数は維持し、且つ、前記第2の電動機(M0)の最大回転数を低下させる前記制御手段(141)と、
を備えたことを特徴とする請求項4または5に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、作業車両に関し、特に、走行装置や作業機を電動で駆動する作業車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
動力源に電動モータを使用する車両において、動力室(R)内に走行モータ(1)が配置され、動力室(R)外に走行モータ(1)に給電する駆動用バッテリ(2)や補機用バッテリ(4)が配置されたプラグインハイブリッド車両において、動力室(R)の前端部分に電動ファン(14)、ラジエータ(13)、コンデンサ(23)を順に配置して、電動ファン(14)の風で、コンデンサ(23)やラジエータ(13)を冷却すると共に、非運転時に電動ファンの駆動要求があった場合に、電動ファンの回転数を上下させる技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7310565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、電動モータは動力室、すなわち、ボンネットの内部空間に配置されているが、バッテリはボンネット外に配置されている。バッテリや電気回路をボンネット内に設置すると、使用時の電圧の変化や電流の変化、エネルギ損失等で発熱することもあり、従来技術の電動ファンの制御では温度管理が不十分となり、誤作動や熱暴走等の恐れがある。
【0005】
本発明は、ボンネット内に収容された電子機器の過剰な昇温を抑制することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記課題は次の解決手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、車両本体(1a)と、前記車両本体(1a)の走行装置(2,3)を駆動する電動機(4)と、前記車両本体(1a)の前部に配置されたボンネット(6)と、前記ボンネット(6)の内部に配置された第1のバッテリ(123)と、前記車両本体(1a)に支持された第2のバッテリ(101)と、前記第1のバッテリ(123)の受給電と前記第2のバッテリ(101)の受給電の切替制御を行う切替ユニット(124)であって、前記ボンネット(6)に収容された前記切替ユニット(124)と、前記切替ユニット(124)の前方に配置され前記ボンネット(6)内を冷却する冷却器(132)と、前記ボンネット(6)内に配置され且つ前記冷却器(132)に対応して配置され、前記電動機(4)の冷却用の冷媒を冷却する熱交換器(131)と、を備えたことを特徴とする作業車両である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記第1のバッテリ(123)に給電を行う給電コード(127)を収容する給電ケース(128)であって、前記ボンネット(6)の側方に配置された前記給電ケース(128)、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
【0008】
請求項3に記載の発明は、前記車両本体(1a)に支持されて、圃場に対する作業を行う作業機と、前記作業機を着脱可能に支持する作業機支持部(15,16)であって、前記作業機に替えて前記第2のバッテリ(101)が装着可能な前記作業機支持部(15,16)と、前記第2のバッテリ(101)に接続されて、電流を検知する電流検知器(107)と、前記電流検知器(107)に接続されて過電流が検知された場合に電流を遮断する配線用遮断器(106)と、前記第2のバッテリ(101)の受給電の切替制御を行う第2の切替回路(110)と、前記第2の切替回路(110)に給電される電力の変圧を行う変圧器(113)と、を備え、前記電流検知器(107)と前記配線用遮断器(106)と前記第2の切替回路(110)と前記変圧器(113)とを、近接して配置すると共に、前記第2のバッテリ(101)の上部に配置することを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
【0009】
請求項4に記載の発明は、前記ボンネット(6)内の温度を検出する第1の温度センサ(SN1)と、前記第1の温度センサ(SN1)の検出する温度が、予め定められた温度に達する場合には、前記第1のバッテリ(123)の受給電速度を低下させる省エネモードに切り替える制御手段(141)と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
【0010】
請求項5に記載の発明は、前記第2のバッテリ(101)の温度を検出する第2の温度センサ(SN2)と、前記第2の温度センサ(SN2)の検出する温度が、予め定められた温度に達する場合には、前記第2のバッテリ(101)の受給電速度を低下させる省エネモードに切り替える制御手段(141)と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)
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