特許ウォッチ

公開番号2025101343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218132
出願日2023-12-25
発明の名称精米設備
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類B02B 7/00 20060101AFI20250630BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】
本発明は、利用者による精米運転後の精白米の保管を考慮した精米設備を提供することを目的とする。
【解決手段】
料金と持参した玄米を投入して精米部で精米する精米設備において、
外気温度を判定する外気温度判定部を備え、
外気温度判定部が所定以上の外気温度を判定すると、一度に精米できる精米量の上限を規制する精米量上限規制モードを備える。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項１】
料金と持参した玄米を投入して精米部で精米する精米設備において、
外気温度を判定する外気温度判定部を備え、
外気温度判定部が所定以上の外気温度を判定すると、一度に精米できる精米量の上限を規制する精米量上限規制モードを備えることを特徴とする精米設備。
続きを表示（約 170 文字）【請求項２】
外気温度判定部が所定以上の外気温度になる時間帯を予測すると、前記時間帯に精米量上限モードを適用することを特徴とする請求項１記載の精米設備。
【請求項３】
精米量上限規制モードは、胚芽保護モードスイッチ又は分搗きスイッチを選択すると適用されることを特徴とする請求項１又は請求項２記載の精米設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、精米設備に関するものである。
続きを表示（約 890 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、この種の精米設備として、例えば、特許文献１に記載のものが知られている。
【０００３】
この従来の精米設備は、屋根及び四方の側壁を備えた簡易的な建屋内に、玄米の投入を受ける玄米投入部と、玄米に含まれる異物を除去する異物除去部と、投入された玄米を精米する精米部と、白米を取り出すための白米取出部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１４－３６９６１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
外気温度が高い夏場になると、精米運転後の精白米の表面に虫が付きやすくなり、保管がしにくい。特に、糠層が残る分搗きのような精白米に付着しやすい。
【０００６】
そこで、本発明は、利用者による精米運転後の精白米の保管を考慮した精米設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記の目的を達成するために、第１の発明は、
料金と持参した玄米を投入して精米部で精米する精米設備において、
外気温度を判定する外気温度判定部を備え、
外気温度判定部が所定以上の外気温度を判定すると、一度に精米できる精米量の上限を規制する精米量上限規制モードを備えることを特徴とする。
【０００８】
第２の発明は、第１の発明において、外気温度判定部が所定以上の外気温度になる時間帯を予測すると、前記時間帯に精米量上限モードを適用することを特徴とする。
【０００９】
第３の発明は、第１の発明、又は第２の発明において、精米量上限規制モードは、胚芽保護モードスイッチ又は分搗きスイッチを選択すると適用されることを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、精白米の保管に適した精米設備を提供できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許