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公開番号
2025086034
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199816
出願日
2023-11-27
発明の名称
苗移植機
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20250530BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】乗用型田植機で畦際から苗を植付ける為に後進で苗植付部の後部を畦に寄せる際に、苗植付部を接地直前の高さまで下げると作業しやすい。然しながら、その畦寄せでの後進停止は、オペレータの目視確認や補助者による確認及び合図により行なわれ、煩わしく作業性の悪いものであった。そこで、畦寄せでの後進停止が容易に作業性良く行なえる苗移植機を提供する。
【解決手段】苗植付部9後部に設けたセンサステー71と、センサステー71に第1回動支軸72aを回動支点として回動するアーム72と、アーム72先端に第2回動支軸73aを回動支点として回動するセンサ体73と、苗植付部9後部よりも後方に位置するセンサ体73が畦に接触して第2回動支軸73aまわりで機体前方向へ回動したことを感知するスイッチ76やポテンショメータ等の感知装置とで構成する畦検出装置70を設ける。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車体(7)の後側に昇降リンク装置(8)を介して苗植付部(9)を昇降自在に装着した苗移植機において、苗植付部(9)後部に設けたセンサステー(71)と、該センサステー(71)に第1回動支軸(72a)を回動支点として回動するアーム(72)と、該アーム(72)先端に第2回動支軸(73a)を回動支点として回動するセンサ体(73)と、苗植付部(9)後部よりも後方に位置するセンサ体(73)が畦(A)に接触して第2回動支軸(73a)まわりで機体前方向へ回動したことを感知するスイッチ(76)やポテンショメータ等の感知装置とで構成する畦検出装置(70)を設けたことを特徴とする苗移植機。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
第1回動支軸(72a)回りのアーム(72)の回動にてセンサ体(73)を苗植付部(9)後方に位置する感知位置と苗植付部(9)後端よりも前方に位置する収納位置に切り換え自在に設け、感知位置でアーム(72)は第1回動支軸(72a)まわりで下方向へスプリング(74)等で付勢されると共に上前方向への所定以上の回動を規制するストッパ(71b)を設け、センサ体(73)は第2回動支軸(73a)まわりで機体後方向へスプリング(75)等で付勢されると共に後方向への所定以上の回動を規制するストッパ(72b)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
【請求項3】
センサ体(73)が感知位置で上端部よりも下端部の方が機体後方に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苗移植機。
【請求項4】
センサ体(73)が感知位置で全体または一部が苗植付装置(52)やフロート(55,56)後端より後方にあり、センサ体(73)の上下中途部にフロート(55,56)後端部が位置してセンサ体(73)の下端がフロート(55,56)底面よりも下方に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苗移植機。
【請求項5】
センサ体(73)が収納位置でその後端がフロート(55,56)後端と同じ位置でフロート(55,56)の上方に位置する、または、センサ体(73)が収納位置でフロート(55,56)後端よりも前方でフロート(55,56)の上方に位置することを特徴とする請求項4に記載の苗移植機。
【請求項6】
モータにてアーム(72)を収納位置と感知位置に切り換え、畦寄せスイッチ(38)をONにするとモータを作動させてアーム(72)を収納位置から感知位置に切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苗移植機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、田植機等の圃場に苗を植付ける苗移植機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
乗用型田植機で畦際から苗を植付ける為に後進で苗植付部の後部を畦に寄せる際に、苗植付部を接地直前の高さまで下げると作業しやすい(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-139374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
然しながら、その畦寄せでの後進停止は、オペレータの目視確認や補助者による確認及び合図により行なわれ、煩わしく作業性の悪いものであった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、畦寄せでの後進停止が容易に作業性良く行なえる苗移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行車体7の後側に昇降リンク装置8を介して苗植付部9を昇降自在に装着した苗移植機において、苗植付部9後部に設けたセンサステー71と、該センサステー71に第1回動支軸72aを回動支点として回動するアーム72と、該アーム72先端に第2回動支軸73aを回動支点として回動するセンサ体73と、苗植付部9後部よりも後方に位置するセンサ体73が畦Aに接触して第2回動支軸73aまわりで機体前方向へ回動したことを感知するスイッチ76やポテンショメータ等の感知装置とで構成する畦検出装置70を設けた苗移植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、比較的安価に畦検出装置70を設けることができ、乗用型田植機1を後進させて苗植付部9後端部を畦Aの際に到達させる際に後進停止位置の作業者の目視確認や補助者による確認及び合図が不要となり、容易で作業性の向上が図れる。
【0008】
請求項2記載の発明は、第1回動支軸72a回りのアーム72の回動にてセンサ体73を苗植付部9後方に位置する感知位置と苗植付部9後端よりも前方に位置する収納位置に切り換え自在に設け、感知位置でアーム72は第1回動支軸72aまわりで下方向へスプリング74等で付勢されると共に上前方向への所定以上の回動を規制するストッパ71bを設け、センサ体73は第2回動支軸73aまわりで機体後方向へスプリング75等で付勢されると共に後方向への所定以上の回動を規制するストッパ72bを設けた請求項1に記載の苗移植機である。
【0009】
請求項3記載の発明は、センサ体73が感知位置で上端部よりも下端部の方が機体後方に位置する請求項1または請求項2に記載の苗移植機である。
【0010】
請求項4記載の発明は、センサ体73が感知位置で全体または一部が苗植付装置52やフロート55,56後端より後方にあり、センサ体73の上下中途部にフロート55,56後端部が位置してセンサ体73の下端がフロート55,56底面よりも下方に位置する請求項1または請求項2に記載の苗移植機である。
(【0011】以降は省略されています)
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