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公開番号
2025099051
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215403
出願日
2023-12-21
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人永井国際特許事務所
主分類
B60T
13/74 20060101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約
【課題】作動不良になった電動ブレーキを取外ずして、駆動輪の制動を解除することができる作業車両を提供する。
【解決手段】前輪(2)の回動を制動するブレーキ装置(52)を設け、操縦部(5)の後方下側の電動室(8)に、ブレーキ装置(52)の作動と作動の解除を行う電動ブレーキ(80)を設け、操縦部(5)に電動ブレーキ(80)の作動と作動の解除を行うブレーキスイッチ(15)を設け、電動ブレーキ(80)を、電動ブレーキ(80)の上部から上方向に延在する支持部材(83)を介して、電動室(8)に設けられた前後方向に延在する支持フレーム(84)に係合し、電動ブレーキ(80)が作動不良になった場合には、電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合を解除して、ブレーキ装置(52)の作動を解除する構成とした。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
機体フレーム(1)の下側に左右一対の前輪(2)と後輪(3)を設け、該機体フレーム(1)の前側に芝草を刈取る作業装置(4)を設け、前記機体フレーム(1)の上側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設けた作業車両において、
前記前輪(2)の回動を制動するブレーキ装置(52)を設け、
前記操縦部(5)の後方下側の電動室(8)に、前記ブレーキ装置(52)の作動と作動の解除を行う電動ブレーキ(80)を設け、
前記操縦部(5)に電動ブレーキ(80)の作動と作動の解除を行うブレーキスイッチ(15)を設け、
前記電動ブレーキ(80)を、該電動ブレーキ(80)の上部から上方向に延在する支持部材(83)を介して、前記電動室(8)に設けられた前後方向に延在する支持フレーム(84)に係合し、
前記電動ブレーキ(80)が作動不良になった場合には、前記電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合を解除して、前記ブレーキ装置(52)の作動を解除する構成としたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記操縦部(5)に、前記ブレーキ装置(52)の作動と作動の解除を行う作業者が脚で操作するブレーキペダル(11)と、作業者が腕で操作するブレーキレバー(14)を設け、
前記ブレーキペダル(11)又はブレーキレバー(14)が操作されている場合には、前記電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合を解除することができ、
前記ブレーキペダル(11)とブレーキレバー(14)が操作されていない場合には、前記電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合の解除が規制される請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記ブレーキ装置(52)のアーム(52A)をロッド(51)を介して回転軸(50)に連結し、
前記回転軸(50)の軸心視において、前記ブレーキペダル(11)とブレーキレバー(14)の操作時の回転軸(50)の回転角度を、前記電動ブレーキ(80)の作動時の回転軸(50)の回転角度よりも大きく設定した請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
前記電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合を、前記支持部材(83)の第1開口部(83B)と支持フレーム(84)の第2開口部(84B)に、ハンドル(87)から右方向に延在するピン(86)を挿通して形成し、
該ハンドル(87)とピン(86)の突起部(86A)の間に、該ピン(86)を右方向に付勢する付勢部品(88)を設けた請求項3記載の作業車両。
【請求項5】
前記支持部材(83)の上部を支持フレーム(84)の第3開口部(84A)に挿通し、前記支持部材(83)の上端部に、前記第3開口部(84A)の長軸よりも長い係合部材(83A)を設けた請求項4記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、芝草を刈取る作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、作業者が自ら操作するブレーキと、電気的な信号を介して操作する電動ブレーキを設けて駆動輪を制動する技術を備える車両が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-256578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の手段では、信号線の断線等の短絡によって電動ブレーキが作動不良になり、駆動輪の制動を解除することができなくという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、作動不良になった電動ブレーキを取外ずして、駆動輪の制動を解除することができる作業車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の下側に左右一対の前輪(2)と後輪(3)を設け、該機体フレーム(1)の前側に芝草を刈取る作業装置(4)を設け、前記機体フレーム(1)の上側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設けた作業車両において、
前記前輪(2)の回動を制動するブレーキ装置(52)を設け、前記操縦部(5)の後方下側の電動室(8)に、前記ブレーキ装置(52)の作動と作動の解除を行う電動ブレーキ(80)を設け、前記操縦部(5)に電動ブレーキ(80)の作動と作動の解除を行うブレーキスイッチ(15)を設け、前記電動ブレーキ(80)を、該電動ブレーキ(80)の上部から上方向に延在する支持部材(83)を介して、前記電動室(8)に設けられた前後方向に延在する支持フレーム(84)に係合し、前記電動ブレーキ(80)が作動不良になった場合には、前記電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合を解除して、前記ブレーキ装置(52)の作動を解除する構成としたことを特徴とする作業車両である。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記操縦部(5)に、前記ブレーキ装置(52)の作動と作動の解除を行う作業者が脚で操作するブレーキペダル(11)と、作業者が腕で操作するブレーキレバー(14)を設け、前記ブレーキペダル(11)又はブレーキレバー(14)が操作されている場合には、前記電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合を解除することができ、前記ブレーキペダル(11)とブレーキレバー(14)が操作されていない場合には、前記電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合の解除が規制される請求項1記載の作業車両である。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記ブレーキ装置(52)のアーム(52A)をロッド(51)を介して回転軸(50)に連結し、前記回転軸(50)の軸心視において、前記ブレーキペダル(11)とブレーキレバー(14)の操作時の回転軸(50)の回転角度を、前記電動ブレーキ(80)の作動時の回転軸(50)の回転角度よりも大きく設定した請求項2記載の作業車両である。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記電動ブレーキ(80)と支持フレーム(84)の係合を、前記支持部材(83)の第1開口部(83B)と支持フレーム(84)の第2開口部(84B)に、ハンドル(87)から右方向に延在するピン(86)を挿通して形成し、該ハンドル(87)とピン(86)の突起部(86A)の間に、該ピン(86)を右方向に付勢する付勢部品(88)を設けた請求項3記載の作業車両である。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記支持部材(83)の上部を支持フレーム(84)の第3開口部(84A)に挿通し、前記支持部材(83)の上端部に、前記第3開口部(84A)の長軸よりも長い係合部材(83A)を設けた請求項4記載の作業車両である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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