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公開番号2025086411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200340
出願日2023-11-28
発明の名称車両用投影装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/22 20240101AFI20250602BHJP(車両一般)
要約【課題】画像の視認性と車両の外観性を両立できる車両用投影装置を提供する。
【解決手段】本実施形態における車両用投影装置1は、車両に搭載される車両用投影装置である。表示光PLを出射するプロジェクタと、表示光PLを反射し表示光PLに係る画像を視認者に視認させるスクリーン20と、視認者に対面する表面30aと表面30aと反対の背面30bとを有し、背面30bにスクリーン20が固定され、スクリーン20に向けて表示光PLを通過させ且つスクリーン20で反射した光を視認者の方向に向けて通過させる複数の通過孔33を有する車両のインストルメントパネル30と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される車両用投影装置であって、
表示光を出射するプロジェクタと、
前記表示光を反射し前記表示光に係る画像を視認者に視認させるスクリーンと、
前記視認者に対面する表面と、前記表面と反対の面である背面と、前記背面に前記スクリーンが固定され、前記スクリーンに向けて前記表示光を通過させ且つ前記スクリーンで反射した光を前記視認者の方向に向けて通過させる複数の通過孔と、を有する前記車両の内装部品と、を備える車両用投影装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記表面は、前記通過孔が形成される領域以外の領域に、前記表面に到達する前記プロジェクタから前記スクリーンに向う前記表示光の光軸に沿う光以外の光を前記視認者の方向とは異なる方向に反射させる反射面を有する、請求項1記載の車両用投影装置。
【請求項3】
前記反射面は、前記表面に形成される筋状の凹部により形成され、前記視認者に面しないように傾斜する傾斜面である、請求項2記載の車両用投影装置。
【請求項4】
前記通過孔は、前記背面側の端部の開口面積よりも大きい前記表面側の端部の開口面積を有する、請求項1記載の車両用投影装置。
【請求項5】
前記内装部品は、インストルメントパネルである、請求項1記載の車両用投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用投影装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両内に設置されたプロジェクタから投影される画像を、車両内のインストルメントパネル等に投影し、搭乗者に必要な情報を提供する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-011237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インストルメントパネル自体をスクリーンにしようとすると、太陽光等の外光がインストルメントパネルに反射し、画像の視認性を低下させる虞がある。また、インストルメントパネルに反射率の高い投影用のスクリーンを配置することにより、画像の視認性を向上させることも考えられる。しかしながら、インストルメントパネルがスクリーンを配置することができる材料でなければならなかったり、白色やシルバー色等のスクリーンとインストルメントパネルとの色調の不統一が生じたりする場合があり、外観性と触感を損なう虞があった。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、画像の視認性と車両の外観性を両立できる車両用投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両用投影装置は、上述した課題を解決するために車両に搭載される車両用投影装置であって、表示光を出射するプロジェクタと、表示光を反射し表示光に係る画像を視認者に視認させるスクリーンと、視認者に対面する表面と、表面と反対の面である背面と、背面にスクリーンが固定され、スクリーンに向けて表示光を通過させ且つスクリーンで反射した光を視認者の方向に向けて通過させる複数の通過孔と、を有する車両の内装部品と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の車両用投影装置においては、画像の視認性と車両の外観性及び触感を両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における車両用投影装置の構成例を概念的に示す説明図。
スクリーンの層構成を説明するための左右方向に沿う断面図。
インストルメントパネル及びスクリーンの前後方向に沿う断面図。
投影装置の第一変形例としての、インストルメントパネル及びスクリーンの前後方向に沿う断面図。
投影装置の第二変形例としての、インストルメントパネル及びスクリーンの前後方向に沿う断面図。
投影装置の第三変形例としての、インストルメントパネルの前後方向に沿う断面図。
投影装置の第四変形例としての、インストルメントパネルの前後方向に沿う断面図。
投影装置の第五変形例としての、インストルメントパネルの前後方向に沿う断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の車両用投影装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の車両用投影装置は、例えば自動車や二輪車、農業機械、建設機械等のあらゆる車両に適用することができる。本実施形態においては、車両用投影装置が自動車に搭載される例を用いて説明する。
【0010】
図1は、本実施形態における車両用投影装置1の構成例を概念的に示す説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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