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公開番号
2025098373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214465
出願日
2023-12-20
発明の名称
振動信号生成装置、プログラム、および振動装置駆動システム
出願人
日本精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
3/00 20060101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】音楽のテンポやリズムの変化にも対応してユーザに体感させることができる、振動信号生成装置等を提供する。
【解決手段】再生中の楽曲のコード進行に応じて振動信号を生成する振動信号生成装置30であって、楽曲のオーディオデータから楽曲の構成要素を解析する解析部31と、楽曲の構成要素に含まれるテンポに応じて変化する時定数にしたがい徐々に減衰する振動波を用いて振動信号を生成する生成部32と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
再生中の楽曲のコード進行に応じて振動信号を生成する振動信号生成装置であって、
前記楽曲のオーディオデータから前記楽曲の構成要素を解析する解析部と、
前記楽曲の構成要素に含まれるテンポに応じて変化する時定数にしたがい徐々に減衰する振動波を用いて前記振動信号を生成する生成部と、を有する振動信号生成装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記解析部から出力される前記楽曲の構成要素に含まれる拍子に応じて1小節内に強拍、弱拍を付し、前記1小節内で前記楽曲の構成要素に含まれるコードが変化した場合は、付された前記強拍、弱拍にしたがい前記振動信号の出力レベルを調整する調整部、を更に有する、請求項1記載の振動信号生成装置。
【請求項3】
前記解析部から出力される前記楽曲の構成要素に含まれる、対象の区間で徐々に振動の強さを示す強弱記号に応じて前記振動信号の出力レベルを調整する調整部、を更に有する請求項1記載の振動信号生成装置。
【請求項4】
再生中の楽曲のコード進行に応じて振動信号を生成する振動信号生成装置のプログラムであって、
前記振動信号生成装置が有するプロセッサに、
前記楽曲のオーディオデータから前記楽曲の構成要素を解析する処理と、
前記楽曲の構成要素に含まれるテンポに応じて変化する時定数にしたがい徐々に減衰する振動波を用いて前記振動信号を生成する処理と、を実行させるプログラム。
【請求項5】
音源のコード進行に応じて振動信号を生成して振動装置を駆動する振動装置駆動システムであって、
前記音源と、
前記音源のオーディオデータから楽曲の構成要素を解析し、前記楽曲の構成要素に含まれるテンポに応じて変化する時定数にしたがい徐々に減衰する振動波を用いて前記振動信号を生成する振動信号生成装置と、
前記振動信号生成装置によって生成される前記振動信号により駆動される前記振動装置と、を有する振動装置駆動システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オーディオ装置で再生される音楽に応じて振動信号を生成する、振動信号生成装置、等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に、車両等、移動体の座席シートに内蔵させた振動装置を、オーディオ装置で再生されている音楽に応じて振動させ、ユーザに体感させる技術が記載されている。特許文献1に記載の技術によれば、再生中の音楽に応じながら振動を刺激としてユーザに体感させることで娯楽性を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-57954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1に記載された技術によれば、音楽のコード(和音)進行を用いて振動信号を生成しているが、音楽のテンポ(楽曲進行の速度)や拍子(リズム)の変化については振動信号の生成に考慮されていないため、再生中の音楽には応じながらも音楽に体感を伴わせることが十分ではなかった。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、音楽のテンポやリズムの変化にも対応してユーザに体感させることができる振動信号生成装置、等を提供することを目的とする。
【0006】
本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び最良の実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
【0008】
第1の態様は、再生中の楽曲のコード進行に応じて振動信号を生成する振動信号生成装置であって、前記楽曲のオーディオデータから前記楽曲の構成要素を解析する解析部と、前記楽曲の構成要素に含まれるテンポに応じて変化する時定数にしたがい徐々に減衰する振動波を用いて前記振動信号を生成する生成部と、を有する。
【0009】
第1の態様では、生成部が、解析部によってオーディオデータから解析される楽曲の構成要素に含まれるテンポに応じて変化する時定数にしたがい徐々に減衰する振動波を用いて振動信号を生成するため、楽曲(音楽)のテンポの変化にも対応した振動信号を生成することができ、したがって、ユーザはコード進行にしたがう振動をより自然に体感することができる。なお、ここで、「テンポ」とは、拍(拍子によって感じることができる規則的なビート)の長さを示し、楽譜上で、例えば、図3に示すように楽譜の左上に示す速度記号(♪=108)や、1分間の四分音符の数を表す数値(BPM:beat per minute)で示される。
【0010】
また、「減衰波」とは、振動の振幅が時間とともに減少して最終的にはゼロになる、指数関数的に減衰する正弦波をいい、理想的な減衰波は、指数関数的に減少する波、すなわち、ピークの振幅が初期の最大値から指数関数的な速度でゼロに向かって減少する正弦波をいう。減衰波は、例えば、後述する生成式(数式(1))で示され、ここで、τが、時定数(単位秒)であって、ピーク振幅が初期値の1/e=0.378まで減衰する時間である。
(【0011】以降は省略されています)
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