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公開番号
2025124264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020193
出願日
2024-02-14
発明の名称
路面投影装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
E01F
9/50 20160101AFI20250819BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】歩行者に対して投影表示される照射光を減光又は消灯することで、歩行者が感じる不快感をなくす
【解決手段】歩行者Xが歩行するための歩行路面Rを投影対象として設けられる路面投影装置1であって、歩行路面Rを歩行状態又は歩行準備状態にある歩行者Xの頭部Hを検知する歩行者検知部10と、歩行路面Rへ照射光を照射して所望の投影表示を行う投影部20と、投影部20を制御する制御部30とを備え、制御部30は、歩行者検知部10が歩行者Xの頭部Hを検知した場合に、所定条件が満たされたことを条件に、投影部20による投影表示を消灯又は減光させる暗化処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
歩行者が歩行するための歩行路面を投影対象として設けられる路面投影装置であって、
前記歩行路面を歩行状態又は歩行準備状態にある前記歩行者の頭部を検知する歩行者検知部と、
少なくとも前記歩行者の足元を含む前記歩行路面である照射範囲へ照射光を照射して所望の投影表示を行う投影部と、
前記投影部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記歩行者検知部が前記歩行者の前記頭部を検知した場合に、所定条件が満たされたことを条件に、前記投影部による前記投影表示を消灯又は減光させる暗化処理を実行する
ことを特徴とする路面投影装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記所定条件は、
前記歩行者が前記投影部に対して背を向けていないことを含む
ことを特徴とする請求項1記載の路面投影装置。
【請求項3】
前記所定条件は、
前記頭部に備えられる目が、前記投影部による前記照射光の前記照射範囲に含まれるか否かを含む
ことを特徴とする請求項2記載の路面投影装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記暗化処理において、
前記歩行者の目を含む第1照射範囲、若しくは、
前記歩行者の顔を含む第2照射範囲、若しくは、
前記歩行者の胸及びそれより上側を含む第3照射範囲、
に向かう前記照射光を消灯又は減光させる
ことを特徴とする請求項1記載の路面投影装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記暗化処理において、
前記照射光の色を変える、若しくは、輝度を低下させることにより、前記投影表示を消灯又は減光させる
ことを特徴とする請求項1記載の路面投影装置。
【請求項6】
前記歩行者検知部により前記頭部を検出した前記歩行者までの距離を検出する距離検出部を更に有し、
前記制御部は、前記暗化処理において、
前記距離検出部が検出した前記歩行者までの距離に応じて、前記投影表示を消灯又は減光させる
ことを特徴とする請求項5記載の路面投影装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記暗化処理において、
前記投影部による前記照射範囲は固定のまま前記投影表示を消灯又は減光させるか、若しくは、前記歩行者検知部により検知される前記歩行者の歩行挙動に対し前記投影部による前記照射範囲を追従させつつ前記投影表示を消灯又は減光させる、
ことを特徴とする請求項1記載の路面投影装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歩行者に向けた投影表示を路面に対して行う路面投影装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載の横断歩道照射装置が知られている。この横断歩道照射装置は、車道の横断の可否を示す信号情報を受信し、受信した前記信号情報に応じて横断歩道に照射光を照射する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-69832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の横断歩道照射装置では、歩行者がプロジェクタなどの投影装置が出射する光の出射方向に対して、万が一視線を向けた場合に、出射された光が直接目に入って眩しい、眩む、痛いなどの不快感を感じてしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、歩行者に対して投影表示される照射光を減光又は消灯することで、歩行者が感じる不快感をなくすことができる路面投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、歩行者Xが歩行するための歩行路面Rを投影対象として設けられる路面投影装置1であって、前記歩行路面Rを歩行状態又は歩行準備状態にある前記歩行者Xの頭部Hを検知する歩行者検知部10と、少なくとも前記歩行者の足元を含む前記歩行路面Rである照射範囲へ照射光を照射して所望の投影表示を行う投影部20と、前記投影部20を制御する制御部30と、を備え、前記制御部30は、前記歩行者検知部10が前記歩行者Xの前記頭部Hを検知した場合に、所定条件が満たされたことを条件に、前記投影部20による前記投影表示を消灯又は減光させる暗化処理を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、歩行者に眩しい、眩む、痛いなどの不快感を与えることなく、当該歩行者が歩行している歩行路面に所望の投影表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態に係る路面投影装置の構成を示すブロック図。
本発明の第1の実施形態に係る路面投影装置における制御部の構成を示す機能ブロック図。
本発明の第1の実施形態に係る路面投影装置が歩行路面に対して(A)横断歩道の一端側から他端側に向かって、歩行者の進行方向を示す図形要素を当該進行方向に沿って複数配列した表示内容、(B)(C)歩行者の足元に任意の図形要素、を投影表示する場合の一例を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る路面投影装置において(A)暗化処理を行わない場合、(B)暗化処理を行う場合、の条件の具体例を示す第1の図。
本発明の第1の実施形態に係る路面投影装置において(A)暗化処理を行わない場合、(B)暗化処理を行う場合、の条件の具体例を示す第2の図。
本発明の第1の実施形態に係る路面投影装置において暗化処理部が(A)目領域、(B)顔領域、(C)上半身領域、に暗化処理を行う場合の具体例を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る路面投影装置の動作を示すフローチャート。
本発明の第2の実施形態に係る路面投影装置が行う暗化処理における歩行者までの距離と減光量との関係を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る路面投影装置について、図1ないし図7を用いて説明する。本実施形態に係る路面投影装置は、歩行者が歩行するための歩行路面を投影対象とし、例えば歩行者の足元や歩行路面に対して投影表示を行うことで車両への注意喚起を促したり、歩行者用の信号機が設置されている場合には、歩行路面に対して投影表示を行うことで、歩行者に信号の状態を報知するものである。なお、投影対象となる歩行路面Rは、車両が走行する道路に対して歩行者Xが横断する路面であり、横断歩道の標示の有無や信号機(車両用信号機、歩行者用信号機)の有無は問わないものとする。
【0010】
図1は、本実施形態に係る路面投影装置の構成を示すブロック図である。路面投影装置1は、歩行路面Rを歩行状態又は歩行準備状態(例えば信号待ちの状態)にある歩行者Xの少なくとも頭部Hを検知する歩行者検知部10と、歩行路面Rに照射光を照射して所望の投影表示を行う投影部20と、少なくとも歩行者検知部10からの検知信号に基づいて投影部20が行う投影表示を制御する制御部30とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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