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公開番号2025086372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200285
出願日2023-11-28
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G01D 11/28 20060101AFI20250602BHJP(測定;試験)
要約【課題】 ケースの反射構造を工夫することで、高品位な照明レベルを実現する。
【解決手段】 光源10から出射される光を反射させて表示パネル7の表示領域を照明する中ケース9を備える表示装置1であって、中ケース9は、表示パネル7の一辺に沿って形成されるボックス部91と、ボックス部91の天面部に設けられる1次反射面92及び2次反射面93と、表示パネル7の表示領域と対向する3次反射面95とを備え、1次反射面92は、光源10から出射される光をボックス部91の長手方向に拡散させ、2次反射面93は、ボックス部91内の光を光出射開口部94を介して3次反射面95に向けて出射させ、3次反射面95は、光出射開口部94から出射される光を反射させて表示パネル7の表示領域へ導く。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
表示領域を有する表示パネルと、
光源が実装される回路基板と、
前記光源から出射される光を反射させて前記表示領域を照明するケースと、を備える表示装置であって、
前記ケースは、
前記表示パネルの一辺に沿って形成されるボックス部と、
前記ボックス部の天面部に設けられる1次反射面及び2次反射面と、
前記表示領域と対向する3次反射面と、
前記ボックス部から光を出射させて前記3次反射面又は前記表示領域へ導く光出射開口部と、を備え、
前記光源は、前記ボックス部の底部で、かつ前記ボックス部の長手方向中央部に配置され、前記ボックス部の底部から天面部に向けて光を出射し、
前記1次反射面は、前記ボックス部の天面部で、かつ前記ボックス部の長手方向中央部に設けられ、前記光源から出射される光を前記ボックス部の長手方向に拡散させ、
前記2次反射面は、前記ボックス部の天面部に、前記ボックス部の長手方向に沿って設けられ、前記ボックス部内の光を前記光出射開口部に向けて反射させ、
前記光出射開口部は、前記ボックス部の天面部近傍に、前記ボックス部の長手方向に沿って形成され、前記ボックス部から光を出射させて前記3次反射面又は前記表示領域へ導き、
前記3次反射面は、前記光出射開口部から出射される光を前記表示領域へ導く、表示装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記光出射開口部の開口量は、前記ボックス部の長手方向において、前記光源から離れるに従って大きくなるように設定される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記ケースは、前記光出射開口部の一部を遮蔽し、前記光出射開口部から出射される光の量を調整する光出射量調整リブをさらに備える、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示パネルは、正面視で長辺と短辺を有する長方形であり、
前記ボックス部、前記2次反射面及び前記光出射開口部は、前記長辺に沿って設けられ、
前記1次反射面は、前記光源から出射される光を前記長辺方向に拡散させる、請求項1に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、液晶パネルを有する表示装置の照明構造(バックライト)として、導光体や拡散板といった調光可能な専用部品を使用せず、LEDなどの点光源からの光を、液晶パネルを保持する白色樹脂等のケースの反射構造のみで面発光照明を行うものがある。例えば、特許文献1に示されるケースの反射構造は、LEDの直上部に設けられた1次反射面と、この光を反射させて液晶パネルの非表示面を照明する2次反射面と、によって構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-80603号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示されるケースの反射構造では、光源の近傍が明るく、光源から離れるに従って暗くなるといった輝度差が発生しやすく、改善の余地があった。
【0005】
そこで、本開示は、ケースの反射構造を工夫することで、高品位な照明レベルを実現する表示装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、以下のような解決手段を提供する。
表示領域を有する表示パネルと、
光源が実装される回路基板と、
前記光源から出射される光を反射させて前記表示領域を照明するケースと、を備える表示装置であって、
前記ケースは、
前記表示パネルの一辺に沿って形成されるボックス部と、
前記ボックス部の天面部に設けられる1次反射面及び2次反射面と、
前記表示領域と対向する3次反射面と、
前記ボックス部から光を出射させて前記3次反射面又は前記表示領域へ導く光出射開口部と、を備え、
前記光源は、前記ボックス部の底部で、かつ前記ボックス部の長手方向中央部に配置され、前記ボックス部の底部から天面部に向けて光を出射し、
前記1次反射面は、前記ボックス部の天面部で、かつ前記ボックス部の長手方向中央部に設けられ、前記光源から出射される光を前記ボックス部の長手方向に拡散させ、
前記2次反射面は、前記ボックス部の天面部に、前記ボックス部の長手方向に沿って設けられ、前記ボックス部内の光を前記光出射開口部に向けて反射させ、
前記光出射開口部は、前記ボックス部の天面部近傍に、前記ボックス部の長手方向に沿って形成され、前記ボックス部から光を出射させて前記3次反射面又は前記表示領域へ導き、
前記3次反射面は、前記光出射開口部から出射される光を前記表示領域へ導く、表示装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ケースの反射構造を工夫することで、高品位な照明レベルを実現する表示装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の表示装置が組み込まれた車両用計器の正面図である。
図1のA-A断面図である。
図1のB-B断面図である。
図1のC-C断面図である。
表示装置の中ケースを示す平面図である。
図5のD-D断面図である。
図5のE-E断面図である。
図5のF-F断面図である。
表示装置の中ケースを示す斜視図である。
表示装置の中ケースを示す要部斜視図である。
中ケースが備える反射構造の作用を示す図であり、(a)は1次反射面の作用を示す図、(b)は2次反射面及び3次反射面の作用を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら実施例について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本実施例の表示装置1が組み込まれた車両用計器2を示している。
図1に示すように、表示装置1は、速度表示などを行うメータ3(指針の図示は省略)とともに車両用計器2に組み込まれ、車両情報などの表示を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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