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公開番号2025077488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189709
出願日2023-11-07
発明の名称車両用表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60N 3/00 20060101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約【課題】小さい子供が乗車する場合に、ベッドメリーと同様の機能を有する乳児用メリー画像Mを車室内に表示することで子供を落ち着かせる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】座席を備えた車両Cに設けられる車両用表示装置1であって、車両Cの室内に設けられたプロジェクタ3と、制御部4とを備え、制御部4は、乳児用メリー画像Mを、室内の投影領域Rに対しプロジェクタ3により投影して表示させる画像表示処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
座席を備えた車両に設けられる車両用表示装置であって、
前記車両の室内に設けられた投影部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
乳児用メリー画像を、前記室内の投影領域に対し前記投影部により投影して表示させる画像表示処理を実行する
ことを特徴とする車両用表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記室内の投影領域は、前記車両の天井の内壁に設けられる
ことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、更に、
前記座席の上に載置されるチャイルドシートの向きを検出する方向検出処理と、
前記方向検出処理での検出結果に基づき、前記投影領域を可変に設定する領域設定処理と、
を実行することを特徴とする請求項2記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記乳児用メリー画像は、
周方向に沿って複数配置された回転画像部を含み、
前記制御部は、前記画像表示処理において、
前記複数の回転画像部が所定の回転中心まわりに回転する表示を行うように、前記投影部を制御する
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の車両用表示装置。
【請求項5】
前記制御部は、更に、
前記座席の上に載置されるチャイルドシート上の乳児の年齢を推定するための年齢推定情報を取得する情報取得処理と、
前記情報取得処理で取得した前記年齢推定情報に基づき、前記乳児の年齢を推定する年齢推定処理と、
を実行し、
前記画像表示処理は、
前記年齢推定処理で推定された前記年齢が所定値以下の場合に実行される
ことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
【請求項6】
前記座席の上に載置されるチャイルドシート上の乳児の顔を撮像する第1撮像部を更に有し、
前記制御部は、更に、
前記第1撮像部による撮像結果に応じて、前記乳児が寝ているか起きているかを判定する第1判定処理を実行し、
前記画像表示処理は、
前記第1判定処理において前記乳児が起きていると判定された場合に実行される
ことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
【請求項7】
前記座席の上に載置されるチャイルドシート上の乳児による音声を取得する音声取得部と、
前記乳児の顔を撮像する第1撮像部と、
を更に有し、
前記制御部は、更に、
前記音声取得部による音声取得結果及び前記第1撮像部による撮像結果に応じて、前記乳児が泣いているか泣いていないかを判定する第2判定処理を実行し、
前記画像表示処理では、
前記第2判定処理において前記乳児が泣いていないと判定された場合には前記乳児用メリー画像を前記投影部により前記投影領域に表示させ、
前記第2判定処理において前記乳児が泣いていると判定された場合には前記乳児用メリー画像とは異なる特定画像を前記投影部により前記投影領域に表示させる
ことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
【請求項8】
前記車両の運転者の顔を撮像する第2撮像部を更に有し、
前記制御部は、
前記画像表示処理において、前記特定画像として、前記第2撮像部による撮像結果に基づく前記運転者の顔画像を表示させる
ことを特徴とする請求項7記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の室内に所望の表示態様で乳児用メリー画像を表示する車両用表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載のチャイルドシートが知られている。特許文献1に係るチャイルドシートは、イス部の前端よりカバーによって覆われた固定フレームが延出されており、その先端が前側座席に備えられたヘッドレストのステーに固定されている。そして、カバーの上部が幅広に形成されており、ここにテレビ、ゲーム機などのディスプレイが装着されるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-272390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のチャイルドシートでは、チャイルドシートに着席している子供がディスプレイに表示されている映像に飽きた場合などに、子供が小さいとディスプレイを操作することができない。そのため、運転者が代わりにディスプレイの操作などを行う必要があり、運転に集中できないという問題があった。
【0005】
また、乳児を落ち着かせる玩具としてベッドメリーが広く一般に普及しているが、車内にベッドメリーを配置するのは難しいため、乳児が泣くと、運転者が気になり運転に集中できないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、小さい子供が乗車する場合に、ベッドメリーと同様の機能を有する乳児用メリー画像を車室内に表示することで子供を落ち着かせる車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、座席を備えた車両Cに設けられる車両用表示装置1であって、前記車両Cの室内に設けられた投影部3と、制御部4と、を備え、前記制御部4は、乳児用メリー画像Mを、前記室内の投影領域Rに対し前記投影部3により投影して表示させる画像表示処理を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ベッドメリーと同様の機能を有する乳児用メリー画像を車室内に所望の表示態様で表示することで子供を落ち着かせ、運転者が運転に集中することができる車内環境を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態による車両用表示装置が設置された場合の車室内の状態の一例を示す模式図。
本発明の一実施形態による車両用表示装置の構成を示すブロック図。
本発明の一実施形態による車両用表示装置で投影表示される乳児用メリー画像の一例を示す図。
本発明の一実施形態による車両用表示装置における制御部の構成を示す機能ブロック図。
本発明の一実施形態による車両用表示装置において投影領域を切り替える処理を示すフローチャート。
本発明の一実施形態による車両用表示装置において(A)チャイルドシートを前向きにした場合の投影領域、(B)チャイルドシートを後向きにした場合の投影領域、をそれぞれ特定する場合の一例を示す図。
本発明の一実施形態による車両用表示装置において年齢に応じて投影表示を行う処理を示すフローチャート。
本発明の一実施形態による車両用表示装置において乳児の睡眠状態に応じて投影表示を行う処理を示すフローチャート。
本発明の一実施形態による車両用表示装置において乳児が泣いているか泣いていないかに応じて投影表示を行う処理を示すフローチャート。
本発明の一実施形態による車両用表示装置において乳児が泣き止まない場合に投影表示を行う処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係る車両用表示装置は、車両の座席に設置されるチャイルドシートに着座している又は横たわっている乳児に対して、ベッドメリーと同等の機能を果たす乳児用メリー画像を適正な表示態様で投影表示して見せることで、乳児を落ち着かせるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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