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公開番号
2025092854
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208232
出願日
2023-12-11
発明の名称
端子付き電線
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
4/18 20060101AFI20250616BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】防食材が中間部の側壁から垂れるのを抑制することが可能な圧着端子を提供する。
【解決手段】端子付き電線1は、導体11と導体11を被覆する絶縁被覆12とを含む電線10と、導体11を圧着する導体圧着部22と、第1加締片28aと第2加締片28bとを含み、第1加締片28aと第2加締片28bとによって電線10の絶縁被覆12を加締める被覆加締部23と、導体圧着部22と被覆加締部23とを接続する中間部25とを含む圧着端子20とを備え、第1加締片28aの外面28cと第2加締片28bの外面28dとは接しており、中間部25の側壁30の上端は、導体11の上端よりも高い。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
導体と前記導体を被覆する絶縁被覆とを含む電線と、
前記導体を圧着する導体圧着部と、第1加締片と第2加締片とを含み、前記第1加締片と前記第2加締片とによって前記電線の前記絶縁被覆を加締める被覆加締部と、前記導体圧着部と前記被覆加締部とを接続する中間部とを含む圧着端子と、
を備え、
前記第1加締片の外面と前記第2加締片の外面とは接しており、
前記中間部の側壁の上端は、前記導体の上端よりも高い、端子付き電線。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記導体と前記圧着端子とが接触する部分に設けられた防食材をさらに備える、請求項1に記載の端子付き電線。
【請求項3】
前記中間部の側壁は上方に向かって延びている、請求項1又は2に記載の端子付き電線。
【請求項4】
前記被覆加締部は前記第1加締片の外面及び前記第2加締片の外面が前記絶縁被覆と接するように前記電線の前記絶縁被覆を加締める、請求項1又は2に記載の端子付き電線。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子付き電線に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車用のワイヤーハーネスは、複数の端子付き電線を備えている。端子付き電線は、電線と、電線に圧着された圧着端子とを備えており、圧着端子がコネクタハウジングの端子収容室に収容される。従来、水の飛散や結露等の影響により、腐食が生じるのを抑制するため、電線の芯線(導体)と圧着端子との間には防食材を塗布することが知られている。
【0003】
特許文献1には、被覆に対して圧着された被覆圧着部を有する圧着端子と、芯線の先端から被覆圧着部の側面までを一体に覆い、芯線を外部空間から遮蔽する防食材とを備える端子付き電線が開示されている。被覆圧着部は、底壁部、第一加締片及び第二加締片がそれぞれ被覆に密着し、かつ第二加締片の先端部の上に第一加締片を重ねて被覆に圧着されている。防食材は、第二加締片の先端面と、第一加締片の内側面と、被覆の外側面と、によって囲まれる隙間を芯線圧着部の側から塞いでいる。特許文献1に記載の端子付き電線によれば、被覆圧着部を介した水の浸入を規制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-191196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、圧着端子に最適なサイズよりも小さいサイズの電線を圧着する場合がある。しかしながら、このような場合において、第二加締片の先端部の上に第一加締片をオーバーラップさせて圧着すると、第一加締片又は第二加締片と一緒に、芯線圧着部と被覆圧着部との間を接続する中間部の側壁が内側に巻き込まれてしまうおそれがある。しかしながら、中間部の側壁が電線に沿うように内側に倒れると、液状の防食材を塗布した際に防食材が側壁の内側に保持しきれなくなり、側壁の外面を伝って垂れるおそれがある。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、防食材が中間部の側壁から垂れるのを抑制することが可能な端子付き電線を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係る端子付き電線は、導体と導体を被覆する絶縁被覆とを含む電線と、導体を圧着する導体圧着部と、第1加締片と第2加締片とを含み、第1加締片と第2加締片とによって電線の絶縁被覆を加締める被覆加締部と、導体圧着部と被覆加締部とを接続する中間部とを含む圧着端子とを備え、第1加締片の外面と第2加締片の外面とは接しており、中間部の側壁の上端は、導体の上端よりも高い。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、防食材が中間部の側壁から垂れるのを抑制することが可能な端子付き電線を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る端子付き電線の一例を示す斜視図である。
本実施形態に係る端子付き電線の一例を示す側面図である。
図2のIII-III線で切断した断面図である。
図2のIV-IV線で切断した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る端子付き電線について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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