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公開番号2025097417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213601
出願日2023-12-19
発明の名称バスバホルダ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250624BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数のバスバを個別に取り外し可能なバスバホルダを提供する。
【解決手段】バスバホルダは、絶縁被覆で覆われた第1、第2バスバB1、B2のそれぞれの直線部B1a,B2aを並走させて保持する保持体10と、保持体に第1ヒンジ部41を介して繋がれた第1カバー20と、保持体に第2ヒンジ部42を介して繋がれた第2カバー30と、第1カバーを閉位置で保持体に保持させる第1保持機構50と、第2カバー30を閉位置で保持体に保持させる第2保持機構60と、を有し、保持体は、第1挿入口10aから差し入れた第1バスバの直線部を嵌め込んで収容する第1嵌合収容室10bと、第2挿入口10cから差し入れた第2バスバの直線部を嵌め込んで収容する第2嵌合収容室10dと、を有し、第1カバーは、閉位置で一部を残して第1挿入口を塞ぐ形状に形成され、第2カバーは、閉位置で第1挿入口の一部を塞ぎ且つ第2挿入口を塞ぐ形状に形成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
絶縁被覆で覆われた第1バスバと絶縁被覆で覆われた第2バスバのそれぞれの直線部を並走させて保持する保持体と、
前記保持体に第1ヒンジ部を介して繋がれた第1カバーと、
前記保持体に第2ヒンジ部を介して繋がれた第2カバーと、
前記第1カバーを閉位置で前記保持体に保持させる第1保持機構と、
前記第2カバーを閉位置で前記保持体に保持させる第2保持機構と、
を有し、
前記保持体は、第1挿入口から差し入れた前記第1バスバの前記直線部を嵌め込んで収容する第1嵌合収容室と、第2挿入口から差し入れた前記第2バスバの前記直線部を嵌め込んで収容する第2嵌合収容室と、を有し、
前記第1カバーは、閉位置で一部を残して前記第1挿入口を塞ぐ形状に形成され、
前記第2カバーは、閉位置で前記第1挿入口の前記一部を塞ぎ且つ前記第2挿入口を塞ぐ形状に形成されることを特徴としたバスバホルダ。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記保持体は、第1底壁と前記第1底壁から互いに間隔を空けて垂設させた一対の第1側壁とで前記第1嵌合収容室を形成し、かつ、第2底壁と前記第2底壁から互いに間隔を空けて垂設させた一対の第2側壁とで前記第2嵌合収容室を形成し、
前記第1ヒンジ部は、前記第1カバーの固定端を一方の前記第1側壁に繋ぎ、前記第1カバーを片持ち状態で保持して、前記第1カバーにおける開位置と閉位置との間での開閉を可能にし、
前記第2ヒンジ部は、前記第2カバーの固定端を一方の前記第2側壁に繋ぎ、前記第2カバーを片持ち状態で保持して、前記第2カバーにおける開位置と閉位置との間での開閉を可能にし、
前記第1保持機構は、前記保持体に設けた第1カバー係合部と前記第1カバーの自由端に設けた第1カバー被係合部とを閉位置で係合させるものであり、
前記第2保持機構は、前記保持体に設けた第2カバー係合部と前記第2カバーの自由端に設けた第2カバー被係合部とを閉位置で係合させるものであることを特徴とした請求項1に記載のバスバホルダ。
【請求項3】
前記第2カバーは、閉位置で閉位置の前記第1カバーを覆うことを特徴とした請求項1又は2に記載のバスバホルダ。
【請求項4】
前記第2カバーは、閉位置で閉位置の前記第1カバーを嵌め込む切欠き部を有することを特徴とした請求項1又は2に記載のバスバホルダ。
【請求項5】
前記保持体は、自身を車体に固定する固定部を有することを特徴とした請求項1又は2に記載のバスバホルダ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバホルダに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バスバは、バスバホルダの収容室に収容され且つ保持されることがある。例えば、下記の特許文献1には、複数のバスバが収容され且つ保持される第1収容室と、電圧検知線が収容される第2収容室と、第1収容室を塞ぐ第1カバーと、第2収容室を塞ぐ第2カバーと、第1カバーを開閉させるヒンジと、第2カバーを開閉させるヒンジと、を有する技術について開示されている。また、下記の特許文献2には、2つのバスバ毎のバスバ収容部が設けられたバスバ保持部と、各バスバ収容部を塞ぐバスバ覆い部と、バスバ覆い部を開閉させるヒンジ部と、を有する技術について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-014297号公報
特開2014-007105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の技術は、1枚のカバーを開いた際に全てのバスバの取り外しが可能であり、取外し対象のバスバの取り違えを防ぐ観点で改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、複数のバスバを個別に取り外し可能なバスバホルダを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、絶縁被覆で覆われた第1バスバと絶縁被覆で覆われた第2バスバのそれぞれの直線部を並走させて保持する保持体と、前記保持体に第1ヒンジ部を介して繋がれた第1カバーと、前記保持体に第2ヒンジ部を介して繋がれた第2カバーと、前記第1カバーを閉位置で前記保持体に保持させる第1保持機構と、前記第2カバーを閉位置で前記保持体に保持させる第2保持機構と、を有し、前記保持体は、第1挿入口から差し入れた前記第1バスバの前記直線部を嵌め込んで収容する第1嵌合収容室と、第2挿入口から差し入れた前記第2バスバの前記直線部を嵌め込んで収容する第2嵌合収容室と、を有し、前記第1カバーは、閉位置で一部を残して前記第1挿入口を塞ぐ形状に形成され、前記第2カバーは、閉位置で前記第1挿入口の前記一部を塞ぎ且つ前記第2挿入口を塞ぐ形状に形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るバスバホルダにおいては、第1カバーと第2カバーが閉位置のときに第2バスバを取り外すのであれば、第2カバーを開位置まで開けばよい。そして、このバスバホルダにおいては、第1カバーと第2カバーが閉位置のときに第1バスバを取り外すのであれば、第1カバーと第2カバーを双方とも開位置まで開く必要がある。このように、本発明に係るバスバホルダは、第1バスバと第2バスバの中から取外し対象のバスバを個別に取り外すことができる。よって、このバスバホルダは、その取外し対象のバスバの取り違えを防ぐ上で有用なものと云える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーと第2カバーが開位置のときを表している。
図2は、実施形態のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーが閉位置で且つ第2カバーが開位置のときを表している。
図3は、実施形態のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーと第2カバーが閉位置のときを表している。
図4は、実施形態のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーと第2カバーが開位置のときで且つ第1バスバと第2バスバが収容された状態を表している。
図5は、実施形態のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーと第2カバーが閉位置のときで且つ第1バスバと第2バスバが収容された状態を表している。
図6は、変形例のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーと第2カバーが開位置のときを表している。
図7は、変形例のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーが閉位置で且つ第2カバーが開位置のときを表している。
図8は、変形例のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーと第2カバーが閉位置のときを表している。
図9は、変形例のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーと第2カバーが開位置のときで且つ第1バスバと第2バスバが収容された状態を表している。
図10は、変形例のバスバホルダを示す斜視図であり、第1カバーと第2カバーが閉位置のときで且つ第1バスバと第2バスバが収容された状態を表している。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るバスバホルダの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係るバスバホルダの実施形態の1つを図1から図5に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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