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公開番号
2025079114
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191581
出願日
2023-11-09
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
13/68 20110101AFI20250514BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】好適な組付け作業性を得ること。
【解決手段】ヒューズアセンブリ40は、第1ヒューズ41と、第2ヒューズ42と、バスバ43と、保持部材44と、を備え、ヒューズアセンブリ40は、第1ヒューズ41の一端に設けた端子部41aの貫通孔41cとバスバ43の貫通孔43aと第2ヒューズ42の一端に設けた端子部42aの貫通孔42cに挿通させる第1雄螺子部材45Aと、第1雄螺子部材45Aに螺合させ、これらを接続させる第1雌螺子部材45Bと、第1ヒューズ41の他端に設けた端子部41bの貫通孔41dと保持部材44の貫通孔44aと第2ヒューズ42の他端に設けた端子部42bの貫通孔42dに挿通させる第2雄螺子部材46Aと、第2雄螺子部材46Aに螺合させ、第1ヒューズ41の他端の端子部41bと第2ヒューズ42の他端の端子部42bを保持部材44に保持させる第2雌螺子部材46Bと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
相手方にコネクタ接続させる第1主端子金具及び第2主端子金具を有するコネクタ用回路と、
前記コネクタ用回路内に介在させる第1ヒューズ及び第2ヒューズが設けられたヒューズアセンブリと、
前記コネクタ用回路及び前記ヒューズアセンブリを挿入口から挿入し且つ収容室に収容するハウジングと、
前記挿入口を塞ぐカバーと、
を備え、
前記ヒューズアセンブリは、前記第1ヒューズと、前記第2ヒューズと、前記第1ヒューズ及び前記第2ヒューズのそれぞれの一端が物理的且つ電気的に接続されたバスバと、電気接続状態が構築された前記バスバと前記第1ヒューズと前記第2ヒューズを保持する絶縁性の保持部材と、を備え、
前記第1ヒューズと前記第2ヒューズは、前記バスバと前記保持部材が組み付けられた組付け体を間に置いて対向配置させ、
前記ヒューズアセンブリは、前記第1ヒューズの前記一端に設けた端子部の貫通孔と前記バスバの貫通孔と前記第2ヒューズの前記一端に設けた端子部の貫通孔に挿通させる第1雄螺子部材と、前記第1雄螺子部材に螺合させ、前記第1ヒューズの前記一端の前記端子部と前記バスバと前記第2ヒューズの前記一端の前記端子部とを物理的且つ電気的に接続させる第1雌螺子部材と、前記第1ヒューズの他端に設けた端子部の貫通孔と前記保持部材の貫通孔と前記第2ヒューズの他端に設けた端子部の貫通孔に挿通させる第2雄螺子部材と、前記第2雄螺子部材に螺合させ、前記第1ヒューズの前記他端の前記端子部と前記第2ヒューズの前記他端の前記端子部を前記保持部材に保持させる第2雌螺子部材と、を備えることを特徴としたコネクタ。
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【請求項2】
前記コネクタ用回路は、前記第1主端子金具が第1電線の一端に設けられ且つ第1端子金具が前記第1電線の他端に設けられた第1端子付き電線と、前記第2主端子金具が第2電線の一端に設けられ且つ第2端子金具が前記第2電線の他端に設けられた第2端子付き電線と、第3端子金具が第3電線の一端に設けられた第3端子付き電線と、第4端子金具が第4電線の一端に設けられた第4端子付き電線と、第5端子金具が第5電線の一端に設けられた第5端子付き電線と、第6端子金具が第6電線の一端に設けられた第6端子付き電線と、を備え、
前記ヒューズアセンブリは、前記第1端子金具を前記第1ヒューズの前記一端の前記端子部に対して物理的且つ電気的に接続させ、かつ、前記第3端子金具を前記第1ヒューズの前記他端の前記端子部に対して物理的且つ電気的に接続させ、かつ、前記第4端子金具を前記第2ヒューズの前記他端の前記端子部に対して物理的且つ電気的に接続させ、
前記ハウジングは、前記第2端子金具と前記第5端子金具と前記第6端子金具を物理的且つ電気的に接続させる回路分岐部材を前記収容室に備えることを特徴とした請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第1端子金具は、前記第1雄螺子部材を挿通させる貫通孔を有しており、前記第1雄螺子部材と前記第1雌螺子部材を螺合させることによって、前記第1ヒューズの前記一端の前記端子部と前記バスバと前記第2ヒューズの前記一端の前記端子部とに対して物理的且つ電気的に接続させ、
前記第3端子金具は、前記第2雄螺子部材を挿通させる貫通孔を有しており、前記第2雄螺子部材と前記第2雌螺子部材を螺合させることによって、前記第1ヒューズの前記他端の前記端子部に対して物理的且つ電気的に接続させ、
前記第4端子金具は、前記第2雄螺子部材を挿通させる貫通孔を有しており、前記第2雄螺子部材と前記第2雌螺子部材を螺合させることによって、前記第2ヒューズの前記他端の前記端子部に対して物理的且つ電気的に接続させることを特徴とした請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、ハウジング内でバスバとヒューズを電気的に接続したものが知られている。例えば、下記の特許文献1には、入力電線の端末に接続された第1バスバと、出力電線の端末に接続された第2バスバと、第2バスバに接続されたヒューズと、第1ハウジングと、第1ハウジングに組み付けられた第2ハウジングと、を備えるものが知られている。このコネクタにおいては、第1バスバと入力電線が第1ハウジングに収容されている。また、第2バスバは、第2ハウジングの樹脂封止部が一体成形されており、第2ハウジングの取付部にてヒューズの両端が螺子部材で共締め固定されている。このコネクタにおいては、第2ハウジングを第1ハウジングに組み付けることで、取付部と第2バスバとヒューズが第1ハウジングに収容され、この第1ハウジングの外で出力電線が第2ハウジングの外方に引き出された形となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-079723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のコネクタは、ヒューズを1つだけ備えるものとなっている。一方、コネクタにおいては、複数のヒューズをハウジング内に収めるものもあり、それぞれのヒューズの組付け作業性を鑑みた上での構造設計が求められる。
【0005】
そこで、本発明は、好適な組付け作業性のコネクタを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、相手方にコネクタ接続させる第1主端子金具及び第2主端子金具を有するコネクタ用回路と、前記コネクタ用回路内に介在させる第1ヒューズ及び第2ヒューズが設けられたヒューズアセンブリと、前記コネクタ用回路及び前記ヒューズアセンブリを挿入口から挿入し且つ収容室に収容するハウジングと、前記挿入口を塞ぐカバーと、を備え、前記ヒューズアセンブリは、前記第1ヒューズと、前記第2ヒューズと、前記第1ヒューズ及び前記第2ヒューズのそれぞれの一端が物理的且つ電気的に接続されたバスバと、電気接続状態が構築された前記バスバと前記第1ヒューズと前記第2ヒューズを保持する絶縁性の保持部材と、を備え、前記第1ヒューズと前記第2ヒューズは、前記バスバと前記保持部材が組み付けられた組付け体を間に置いて対向配置させ、前記ヒューズアセンブリは、前記第1ヒューズの前記一端に設けた端子部の貫通孔と前記バスバの貫通孔と前記第2ヒューズの前記一端に設けた端子部の貫通孔に挿通させる第1雄螺子部材と、前記第1雄螺子部材に螺合させ、前記第1ヒューズの前記一端の前記端子部と前記バスバと前記第2ヒューズの前記一端の前記端子部とを物理的且つ電気的に接続させる第1雌螺子部材と、前記第1ヒューズの他端に設けた端子部の貫通孔と前記保持部材の貫通孔と前記第2ヒューズの他端に設けた端子部の貫通孔に挿通させる第2雄螺子部材と、前記第2雄螺子部材に螺合させ、前記第1ヒューズの前記他端の前記端子部と前記第2ヒューズの前記他端の前記端子部を前記保持部材に保持させる第2雌螺子部材と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタは、ハウジングの外でヒューズアセンブリを組み立てることができるので、狭い収容室の中での第1ヒューズ等の部品毎の組付け作業を必要とせず、収容室での部品の組付け工数を減らすことができる。よって、このコネクタは、組付け作業性に優れたものとなっている。また、本発明に係るコネクタは、ハウジングの外でヒューズアセンブリを組み立てることができるので、収容室に収容される第1ヒューズ等の各部品の誤組付けの発生を抑えることができる。そして、このコネクタは、ヒューズアセンブリを組み立てる際の誤組付けの発生の可能性を鑑みて、ヒューズアセンブリが収容室に収容される前の確認作業でその誤組付けの有無を検知することができ、収容後の組付け直し作業の発生を抑止することができる。よって、このコネクタは、この点でも組付け作業性に優れたものとなっている。更に、本発明に係るコネクタは、最終組付け工程の前にヒューズアセンブリを組み立てておくことができるので、最終組付け工程で組付け対象となる各部品の管理を簡素化することができる。このように、本発明に係るコネクタは、好適な組付け作業性を得ることができ、また、部品管理も容易であることから、原価の低減に寄与するものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のコネクタを示す斜視図である。
図2は、実施形態のコネクタ(カバーを除く)を示す平面図である。
図3は、実施形態のコネクタ(カバーを除く)を示す分解斜視図である。
図4は、ヒューズアセンブリについて説明する分解斜視図である。
図5は、カバーを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係るコネクタの実施形態の1つを図1から図5に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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