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公開番号
2025079138
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191621
出願日
2023-11-09
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
13/688 20110101AFI20250514BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】回路の仕様変更に容易に対応する。
【解決手段】バスバ43は、第1ヒューズ41及び第2ヒューズ42の一端を螺子止めし、第1端子付き電線11は、第1主端子金具31と第1端子金具32を備え、第2端子付き電線12は、第2主端子金具33と第2ヒューズの一端に螺子止めする第2端子金具34を備え、第3端子付き電線13は、第1ヒューズの他端に螺子止めする第3端子金具35を備え、第4端子付き電線14は、第1端子金具32に螺子止めする第4端子金具36を備え、第5端子付き電線15は、第2ヒューズ42の他端に螺子止めする第5端子金具37を備え、第6端子付き電線26は、第1端子金具32に螺子止めする第6端子金具38を備え、第3電線23及び第4電線24の他端側を第1外部電気機器に電気的に接続させる第1回路を形成し、かつ、第5電線25及び第6電線26の他端側を第2外部電気機器に接続させる第2回路を形成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端子付き電線と、
第2端子付き電線と、
第3端子付き電線と、
第4端子付き電線と、
第5端子付き電線と、
第6端子付き電線と、
第1ヒューズと、
第2ヒューズと、
前記第1ヒューズ及び前記第2ヒューズのそれぞれの一端に螺子止め固定して当該一端同士を電気接続させるバスバと、
前記第1端子付き電線、前記第2端子付き電線、前記第3端子付き電線、前記第4端子付き電線、前記第5端子付き電線、前記第6端子付き電線、前記第1ヒューズ、前記第2ヒューズ及び前記バスバが収容室に収容されるハウジングと、
前記収容室の開口を塞ぐカバーと、
を備え、
前記第1端子付き電線は、第1電線と、前記第1電線の一端に設け、第1相手方端子金具にコネクタ接続させる第1主端子金具と、前記第1電線の他端に設けた第1端子金具と、を備え、
前記第2端子付き電線は、第2電線と、前記第2電線の一端に設け、第2相手方端子金具にコネクタ接続させる第2主端子金具と、前記第2電線の他端に設け、前記第2ヒューズの一端に螺子止め固定で電気接続させる第2端子金具と、を備え、
前記第3端子付き電線は、第3電線と、前記第3電線の一端に設け、前記第1ヒューズの他端に螺子止め固定で電気接続させる第3端子金具と、を備え、
前記第4端子付き電線は、第4電線と、前記第4電線の一端に設け、前記第1端子金具に螺子止め固定で電気接続させる第4端子金具と、を備え、
前記第5端子付き電線は、第5電線と、前記第5電線の一端に設け、前記第2ヒューズの他端に螺子止め固定で電気接続させる第5端子金具と、を備え、
前記第6端子付き電線は、第6電線と、前記第6電線の一端に設け、前記第1端子金具に螺子止め固定で電気接続させる第6端子金具と、を備え、
前記ハウジングの外に引き出させた前記第3電線の他端側、及び、前記ハウジングの外に引き出させた前記第4電線の他端側を前記ハウジングの外の第1外部電気機器に電気的に接続させる第1回路を形成し、かつ、前記ハウジングの外に引き出させた前記第5電線の他端側、及び、前記ハウジングの外に引き出させた前記第6電線の他端側を前記ハウジングの外の第2外部電気機器に電気的に接続させる第2回路を形成することを特徴としたコネクタ。
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【請求項2】
前記第1ヒューズと前記第2ヒューズは、各々、平板状に形成され、かつ、管状のヒューズ本体における一端の口金に対して物理的且つ電気的に接続された第1端子部と、前記第1端子部と同一平面上で平板状に形成され、かつ、前記ヒューズ本体における他端の口金に対して物理的且つ電気的に接続された第2端子部と、を備え、
前記第1ヒューズは、自身の前記ヒューズ本体を前記開口に向けて前記収容室に収容され、
前記第2ヒューズは、自身の前記ヒューズ本体を前記収容室の底壁に向けて前記収容室に収容されることを特徴とした請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記収容室には、前記第1ヒューズの前記第1端子部と前記バスバを共締め固定する第1雄螺子部材及び第1雌螺子部材が設けられた第1螺子止め構造と、前記第1ヒューズの前記第2端子部と前記第3端子金具を共締め固定する第2雄螺子部材及び第2雌螺子部材が設けられた第2螺子止め構造と、前記第2ヒューズの前記第1端子部と前記バスバと前記第2端子金具を共締め固定する第3雄螺子部材及び第3雌螺子部材が設けられた第3螺子止め構造と、前記第2ヒューズの前記第2端子部と前記第5端子金具を共締め固定する第4雄螺子部材及び第4雌螺子部材が設けられた第4螺子止め構造と、前記第1端子金具と前記第4端子金具と前記第6端子金具を共締め固定する第5雄螺子部材及び第5雌螺子部材が設けられた第5螺子止め構造と、が収容されることを特徴とした請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1端子金具を前記第5螺子止め構造から前記第3螺子止め構造に付け替えることが可能で、かつ、前記第2端子金具を前記第3螺子止め構造から前記第5螺子止め構造に付け替えることが可能で、前記第3端子金具を前記第2螺子止め構造から前記第5螺子止め構造に付け替えることが可能で、かつ、前記第4端子金具を前記第5螺子止め構造から前記第2螺子止め構造に付け替えることが可能で、かつ、前記第5端子金具を前記第4螺子止め構造から前記第5螺子止め構造に付け替えることが可能で、かつ、前記第6端子金具を前記第5螺子止め構造から前記第4螺子止め構造に付け替えることが可能なことを特徴とした請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1端子金具を前記第5螺子止め構造から前記第3螺子止め構造に付け替えることが可能で、かつ、前記第2端子金具を前記第3螺子止め構造から前記第5螺子止め構造に付け替えることが可能なことを特徴とした請求項3に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記第3端子金具を前記第2螺子止め構造から前記第5螺子止め構造に付け替えることが可能で、かつ、前記第4端子金具を前記第5螺子止め構造から前記第2螺子止め構造に付け替えることが可能で、かつ、前記第5端子金具を前記第4螺子止め構造から前記第5螺子止め構造に付け替えることが可能で、かつ、前記第6端子金具を前記第5螺子止め構造から前記第4螺子止め構造に付け替えることが可能なことを特徴とした請求項3に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタにおいては、その設置対象物や接続対象物におけるコネクタ設置場所の空間効率を高めるべく、ヒューズ等の回路構成部品を複数の回路毎に用意して1つのハウジングの中に集約することがある。例えば、下記の特許文献1には、複数の中継端子金具が一体成形されたハウジングと、ハウジングの第1開口から中継端子金具に雄タブを嵌合接続させる2つのヒューズと、ハウジングにおける第1開口の裏側に位置する第2開口から中継端子金具に雄タブを嵌合接続させる複数のバスバと、を備えるコネクタについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-021639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種のコネクタにおいては、回路毎の回路構成部品を大きく変更せずに、その回路構成部品の接続関係を変更したり、回路構成部品の変更を小規模に止めたりするなどして、回路の仕様を変えることができたならば、汎用性に富むものとなり得る。しかしながら、従来のコネクタは、回路の仕様変更に容易に対応することが難しい。
【0005】
そこで、本発明は、回路の仕様変更に容易に対応し得るコネクタを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1端子付き電線と、第2端子付き電線と、第3端子付き電線と、第4端子付き電線と、第5端子付き電線と、第6端子付き電線と、第1ヒューズと、第2ヒューズと、前記第1ヒューズ及び前記第2ヒューズのそれぞれの一端に螺子止め固定して当該一端同士を電気接続させるバスバと、前記第1端子付き電線、前記第2端子付き電線、前記第3端子付き電線、前記第4端子付き電線、前記第5端子付き電線、前記第6端子付き電線、前記第1ヒューズ、前記第2ヒューズ及び前記バスバが収容室に収容されるハウジングと、前記収容室の開口を塞ぐカバーと、を備え、前記第1端子付き電線は、第1電線と、前記第1電線の一端に設け、第1相手方端子金具にコネクタ接続させる第1主端子金具と、前記第1電線の他端に設けた第1端子金具と、を備え、前記第2端子付き電線は、第2電線と、前記第2電線の一端に設け、第2相手方端子金具にコネクタ接続させる第2主端子金具と、前記第2電線の他端に設け、前記第2ヒューズの一端に螺子止め固定で電気接続させる第2端子金具と、を備え、前記第3端子付き電線は、第3電線と、前記第3電線の一端に設け、前記第1ヒューズの他端に螺子止め固定で電気接続させる第3端子金具と、を備え、前記第4端子付き電線は、第4電線と、前記第4電線の一端に設け、前記第1端子金具に螺子止め固定で電気接続させる第4端子金具と、を備え、前記第5端子付き電線は、第5電線と、前記第5電線の一端に設け、前記第2ヒューズの他端に螺子止め固定で電気接続させる第5端子金具と、を備え、前記第6端子付き電線は、第6電線と、前記第6電線の一端に設け、前記第1端子金具に螺子止め固定で電気接続させる第6端子金具と、を備え、前記ハウジングの外に引き出させた前記第3電線の他端側、及び、前記ハウジングの外に引き出させた前記第4電線の他端側を前記ハウジングの外の第1外部電気機器に電気的に接続させる第1回路を形成し、かつ、前記ハウジングの外に引き出させた前記第5電線の他端側、及び、前記ハウジングの外に引き出させた前記第6電線の他端側を前記ハウジングの外の第2外部電気機器に電気的に接続させる第2回路を形成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタは、1つのハウジングに第1ヒューズと第2ヒューズを収容しており、例えば、ヒューズ毎に第1回路用と第2回路用のコネクタを設ける場合と比較して、原価の低減が図れ、かつ、設置対象物や接続対象物におけるコネクタ設置場所の空間効率を高めることができる。そして、本発明に係るコネクタは、それだけでなく、それぞれの端子付き電線の端子金具の接続に螺子止め構造を採用しているので、それぞれの端子金具の接続先を変えることによって、第1回路と第2回路の回路構成を容易に変更することができる。また、このコネクタにおいては、例えば、第1回路と第2回路の内の何れか一方の回路を必要としないときに、第1ヒューズと第2ヒューズの内、その不要な回路に関わるものを組み付けなければ、第1回路と第2回路の内の他方の回路だけを形成することができる。このように、本発明に係るコネクタは、回路の仕様変更に容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のコネクタを示す斜視図である。
図2は、実施形態のコネクタ(カバーを除く)を示す平面図であり、第1接続形態を表している。
図3は、実施形態のコネクタ(端子付き電線とカバーを除く)を示す分解斜視図である。
図4は、実施形態のコネクタ(カバーを除く)を示す分解斜視図である。
図5は、実施形態のコネクタ(カバーを除く)を示す平面図であり、第2接続形態を表している。
図6は、実施形態のコネクタ(カバーを除く)を示す平面図であり、第3接続形態を表している。
図7は、実施形態のコネクタ(カバーを除く)を示す平面図であり、第4接続形態を表している。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係るコネクタの実施形態の1つを図1から図7に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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