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公開番号2025105180
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223547
出願日2023-12-28
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/112 20210101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】容器に複数の電極体が収容された構成において、電極体からガスが発生したときに密封容器外に効果的にガスを排出でき、また、注液時に電極体に電解液を均一に注入できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】複数の電極体200と、複数の電極体を収容するモノブロック容器本体110を備える容器100と、複数の電極体のそれぞれに接続される複数の端子300と、を備え、複数の端子は、容器を貫通するとともに、容器の外部において容器の外部に露出した一部が導電部材400によって電気的に接続される、蓄電装置10である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電極体と、前記複数の電極体を収容するモノブロック容器本体を備える容器と、前記複数の電極体のそれぞれに接続される複数の端子と、を備え、
前記複数の端子は、前記容器を貫通するとともに、前記容器の外部において前記容器の外部に露出した一部が導電部材によって電気的に接続される
蓄電装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記モノブロック容器本体は、前記電極体から発生するガスを前記容器の外部に排出するガス排出弁を備える
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記モノブロック容器本体は、前記容器の内部に電解液を注入するための電解液注入口を備える
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記モノブロック容器本体は、金属層を少なくとも備える壁で構成される
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記容器は、前記複数の端子の並び方向に延び、内方に前記複数の端子が配置される第一凹部を備える
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記複数の端子を覆い、かつ、前記複数の端子に電気的に接続される外部端子が設けられた第一カバー部材をさらに備える
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記容器は、それぞれが前記複数の電極体のそれぞれに対向する位置に配置される複数のガス排出弁が配置される第二凹部を備える
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記複数のガス排出弁を覆い、かつ、ガスの排出口が形成された第二カバー部材をさらに備える
請求項7に記載の蓄電装置。
【請求項9】
前記モノブロック容器本体は、金属製であり、前記複数の電極体のそれぞれは、樹脂製のケースに収容されている
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項10】
複数の電極体と、前記複数の電極体を収容するモノブロック容器本体を備える容器と、を備え、
前記容器は、前記複数の電極体のそれぞれに対向する位置に配置される複数のガス排出弁と、前記複数のガス排出弁の並び方向に延び、前記複数のガス排出弁が配置される第二凹部と、を備える
蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、密封容器と、密封容器内に配置された複数のリチウムイオンコア部材と、を含むマルチコアリチウムイオンバッテリが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-91701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された容器内に複数のリチウムイオンコア部材が配置された構成では、以下のような不具合が発生するおそれがある。上記特許文献1では、複数のリチウムイオンコア部材を電気的に接続するために、狭い容器内で複数のリチウムイオンコア部材の導電性タブをバスバーに接続する必要があるが、容器内での接続作業は作業性が悪い。また、接続作業時の金属コンタミの発生によって、リチウムイオンコア部材で短絡不良発生の可能性がある。また、上記特許文献1では、リチウムイオンコア部材からガスが発生した場合に密封容器外にガスを排出する必要があるが、ガスを排出する構造が開示されておらず、ガスを効果的に排出できないおそれがある。また、上記特許文献1では非水電解液をリチウムイオンコア部材に均一に注入する方法の記載はないが、定量の電解液を各リチウムイオンコアに均一に注入する機構が必要となる。このような不具合のうち、少なくとも1つの不具合の発生を抑制できることが望まれる。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、容器に複数の電極体が収容された構成において不具合の発生を抑制できる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、複数の電極体と、前記複数の電極体を収容するモノブロック容器本体を備える容器と、前記複数の電極体のそれぞれに接続される複数の端子と、を備え、前記複数の端子は、前記容器を貫通するとともに、前記容器の外部において前記容器の外部に露出した一部が導電部材によって電気的に接続される。
【0007】
本発明の他の一態様に係る蓄電装置は、複数の電極体と、前記複数の電極体を収容するモノブロック容器本体を備える容器と、を備え、前記容器は、前記複数の電極体のそれぞれに対向する位置に配置される複数のガス排出弁と、前記複数のガス排出弁の並び方向に延び、前記複数のガス排出弁が配置される第二凹部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明における蓄電装置によれば、容器に複数の電極体が収容された構成において不具合の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電装置を分解して各構成要素を示す分解斜視図である。
図3は、実施の形態に係る蓄電装置を分解して各構成要素を示す分解斜視図である。
図4は、実施の形態に係る容器本体と1組の電極体、端子及び集電体とを示す斜視図である。
図5は、実施の形態に係る容器本体の外観を示す側面図である。
図6は、実施の形態の変形例1に係る電極体に第四蓋体が配置された構成を示す斜視図である。
図7は、実施の形態の変形例2に係る電極体がケースに収容された状態で容器本体に収容される構成を示す斜視図である。
図8は、実施の形態の変形例3に係る容器及び電極体を備える蓄電装置の構成を示す斜視図である。
図9は、実施の形態の変形例4に係る容器及びケースを備える蓄電装置の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、複数の電極体と、前記複数の電極体を収容するモノブロック容器本体を備える容器と、前記複数の電極体のそれぞれに接続される複数の端子と、を備え、前記複数の端子は、前記容器を貫通するとともに、前記容器の外部において前記容器の外部に露出した一部が導電部材によって電気的に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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