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公開番号2025091199
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206324
出願日2023-12-06
発明の名称電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 50/367 20210101AFI20250611BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡素な構成で、噴出物を外部に放出することができる電池パックを提供する。
【解決手段】電池パック100は、内圧上昇時に開弁する安全弁を有する電池セル11を備え、複数の電池セル11が積層された電池モジュール10と、電池モジュール10を収容するケース20と、ケース20の安全弁と第2の方向に対向する位置に、第1の方向に沿って設けられた排気経路23と、ケース20と電池モジュール10との間に設けられ、排気経路23を区画するように排気経路23の周囲に配置されたシール部材42と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内圧上昇時に開弁する安全弁を有する電池セルを備え、複数の前記電池セルが第1の方向に積層された電池モジュールと、
前記電池モジュールを収容するケースと、
前記ケースに前記第1の方向に沿って設けられ、前記安全弁と第2の方向に対向する位置に配置された排気経路と、
前記ケースと前記電池モジュールとの間に設けられ、前記排気経路を区画するように前記排気経路の周囲に配置されたシール部材と、を備えた電池パック。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記ケースの前記排気経路に面する箇所に設けられた断熱部材をさらに備えた請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記ケースが前記電池モジュールから離れる方向に突出した凸部を備え、
前記凸部が排気経路を形成するように、前記シール部材が前記凸部の外側に設けられている請求項1、又は2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記ケースが前記排気経路と接続された排気弁をさらに備え、
複数の前記電池モジュールが第3の方向に並んで配置されており、
前記排気経路が、
前記第1の方向に沿って設けられた複数の第1経路であって、1つの第1経路が1つの前記電池モジュールに含まれる前記電池セルの前記安全弁と対向するように配置された第1経路と、
前記第3の方向に沿って設けられ、複数の前記第1経路を前記排気弁に接続する第2経路と、を備えた請求項1、又は2に記載の電池パック。
【請求項5】
複数の前記電池モジュールが設けられており、
隣接する電池モジュールの間には、緩衝部材が設けられており、
前記緩衝部材は、前記第2経路の外側において、前記ケースと当接するように、前記ケース側に突出した突出部を備えている請求項4に記載の電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は電池パックに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、積層された複数の電池セルと、電池セルから排出されたガスが流れる排気ダクトとを有する電池パックが開示されている。各電池セルは排気弁を有している。排気ダクトの内部空間が排煙経路を形成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-017448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、排気弁から放出される噴出物が排気ダクトを流れている。よって、排気ダクトが小さい場合、噴出物が大量に放出されると、排気経路が塞がれてしまうおそれがある。さらに、樹脂枠の上に、排気ダクトを設ける必要があるため、部品点数が増えてしまう。
【0005】
本開示は、簡便な構成で、噴出物を外部に放出することができる電池パックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電池パックは、内圧上昇時に開弁する安全弁を有する電池セルを備え、複数の前記電池セルが第1の方向に積層された電池モジュールと、前記電池モジュールを収容するケースと、前記ケースにおいて前記第1の方向に沿って設けられ、前記安全弁と第2の方向に対向する排気経路と、前記ケースと前記電池モジュールとの間に設けられ、前記排気経路を区画するように前記排気経路の周囲に配置されたシール部材と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、簡素な構成で、噴出物を外部に放出することができる電池パックを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電池パックの構成を模式的に示す上面図である。
電池パックの構成を模式的に示すxz断面図である。
電池パックの構成を模式的に示すyz断面図である。
変形例1の電池パックの構成を模式的に示すxz断面図である。
構造例1の電池パックの構成を模式的に示すxz断面図である。
構造例2の電池パックの構成を模式的に示すxz断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0010】
まず、図1を参照して、電池パック100について説明する。図1は、電池パック100の構成を模式的に示す上面図である。なお、説明を明確にするため、図において、xyz3次元直交座標系を用いて説明を行う。通常+z軸正向きが鉛直上向き、xy平面が水平面である。y方向が電池セルのスタック方向である。つまり、電池モジュールにおいて、複数の電池セルがy方向に積層されている。また、上下方向等は相対的な方向であり、電池パック100の向きに応じて、適宜変化する。
(【0011】以降は省略されています)

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