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公開番号
2025110182
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003968
出願日
2024-01-15
発明の名称
制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250718BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ドライバがマニュアルトランスミッション車を模擬した電気自動車の運転をより楽しむことができる技術を提供する。
【解決手段】制御装置は、ドライバに装着されたセンサ又は電気自動車に搭載されたセンサを用いて、ドライバの生体情報を取得する。更に、制御装置は、ドライバの好みの情報又は生体情報に基づいて、擬似エンジン音の音調を変化させる音調制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電気モータを走行用の動力装置として使用し、且つ、マニュアルトランスミッション車を模擬するMTモードを備える電気自動車に搭載される制御装置であって、
前記電気自動車のドライバの好みの情報を格納した1又は複数の記憶装置と、
擬似エンジン音を生成して前記擬似エンジン音を1又は複数の車載スピーカを通して出力するように構成された1又は複数のプロセッサと、
を備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記ドライバに装着されたセンサ又は前記電気自動車に搭載されたセンサを用いて、前記ドライバの生体情報を取得し、
前記好みの情報又は前記生体情報に基づいて、前記擬似エンジン音の音調を変化させる音調制御を行う、ように構成された
制御装置。
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【請求項2】
請求項1に記載の制御装置であって、
前記好みの情報は、前記ドライバの好みの音を含み、
前記音調制御は、前記好みの音の属性に合わせて前記擬似エンジン音の音調を変化させることを含む
制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の制御装置であって、
前記生体情報は、心拍数の情報を含み、
前記音調制御は、前記心拍数の変動に合わせて前記擬似エンジン音の音調を変化させることを含む
制御装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の制御装置であって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記音調制御において、前記擬似エンジン音の音圧と周波数と音域とのうち、少なくとも一つを調整する、ように構成された
制御装置。
【請求項5】
請求項1に記載の制御装置であって、
前記好みの情報は、前記ドライバの好みの音を含み、
前記1又は複数のプロセッサは、前記音調制御において、
前記擬似エンジン音と前記好みの音とを混合した混合擬似エンジン音を生成し、
前記好みの音の属性に合わせて前記混合擬似エンジン音の音調を変化させる、ように構成された
制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気モータを走行用の動力装置として用いる電気自動車に搭載される制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電動機によって走行可能な車両に備える音制御装置を開示している。音制御装置は、エンジン回転数に基づいて制御された仮想エンジン音(擬似エンジン音)に、仮想車両構成部材の動作をシミュレートした結果に応じた効果音を付加する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-215437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マニュアルトランスミッション車を模擬した電気自動車のドライバの中には、擬似エンジン音に物足りなさを感じる人もいると想定される。この場合、ドライバがその電気自動車の運転を楽しむことができない。ドライバのテンションをより高めることが可能な擬似エンジン音をドライバに提供することができる技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用し、且つ、マニュアルトランスミッション車を模擬するMTモードを備える電気自動車に搭載される制御装置に関する。制御装置は、電気自動車のドライバの好みの情報を格納した1又は複数の記憶装置と、擬似エンジン音を生成して当該擬似エンジン音を1又は複数の車載スピーカを通して出力するように構成された1又は複数のプロセッサと、を備える。1又は複数のプロセッサは、ドライバに装着されたセンサ又は電気自動車に搭載されたセンサを用いて、ドライバの生体情報を取得する。更に、1又は複数のプロセッサは、ドライバの好みの情報又は生体情報に基づいて、擬似エンジン音の音調を変化させる音調制御を行う。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、ドライバの好みの情報又はセンサにより取得されたドライバの生体情報に基づいて擬似エンジン音の音調が変化する。これにより、ドライバのテンションを更に高めることができる。その結果、ドライバは、マニュアルトランスミッション車を模擬した電気自動車の運転をより楽しむことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電気自動車と制御装置を示す概念図である。
制御装置の機能構成例を示すブロック図である。
音調制御の具体例を説明するための図である。
電気自動車の動力制御系の構成例を示すブロック図である。
MT車両モデルを構成するエンジンモデル、クラッチモデル、及びトランスミッションモデルの各例を示す図である。
MT車両モデルを用いたモータ制御で実現される電気モータのトルク特性を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
【0009】
1.概要
図1は、本実施の形態に係る電気自動車10(以下、単に車両10と称す)と制御装置100を示す概念図である。車両10は、走行用の動力装置として電気モータを使用している。また、車両10は、MT(マニュアルトランスミッション)車を模擬するMTモードを備えている。車両10の動力制御系の構成の詳細については後述される。
【0010】
車両10は、図1に示すように、1又は複数の車載スピーカ2(以下、単にスピーカ2と称す)と、制御装置100とを備えている。スピーカ2は、例えば、車内と車外の少なくとも一方に音を出力する。つまり、スピーカ2は、車内用スピーカと車外用スピーカの両方を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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