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公開番号
2025171835
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024077548
出願日
2024-05-10
発明の名称
判定装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60W
40/08 20120101AFI20251113BHJP(車両一般)
要約
【課題】ドライバの顔に太陽の光が当たっている逆光状態をドライバが居眠りをしていると誤って判定しないように、ドライバの居眠りを判定できる判定装置を提供する。
【解決手段】判定装置は、第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、基準開眼度以下であると判定され、且つ、第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、基準差を超えないと判定された場合、ドライバは居眠りしていると判定し、並びに、第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、基準開眼度以下であると判定され、且つ、第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、判定期間の間、基準差を超えると判定された場合、ドライバは居眠りしていないと判定する第3判定部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、基準開眼度以下であるか否かを判定する第1判定部と、
ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、判定期間の間、基準差を超えるか否かを判定する第2判定部と、
前記第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、前記基準開眼度以下であると判定され、且つ、前記第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、前記基準差を超えないと判定された場合、ドライバは居眠りしていると判定し、並びに、前記第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、前記基準開眼度以下であると判定され、且つ、前記第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、前記判定期間の間、前記基準差を超えると判定された場合、ドライバは居眠りしていないと判定する第3判定部と、
を有する、ことを特徴とする判定装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
更に、前記判定期間内における、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が大小に変動する変動数を検出する検出部と、
前記検出部により検出された前記変動数が基準数を超えたか否かを判定する第4判定部と、を有し、
前記第3判定部は、前記第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、前記基準開眼度以下であると判定され、且つ、前記第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、前記判定期間の間、前記基準差を超えると判定され、且つ、前記第4判定部によって、前記変動数が前記基準数を超えたと判定された場合、ドライバは居眠りしていないと判定する、請求項1に記載の判定装置。
【請求項3】
前記第3判定部は、ドライバは居眠りをしていないと判定した時点から基準時間以内に、第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、前記判定期間の間、前記基準差を超えると判定された場合、ドライバは居眠りをしていないと判定する、請求項1に記載の判定装置。
【請求項4】
更に、ドライバの顔の明るさが第1基準輝度を超えるか否かを判定する第5判定部を有し、
前記第3判定部は、前記第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、前記基準開眼度以下であると判定され、且つ、前記第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、前記判定期間の間、前記基準差を超えると判定され、且つ、前記第5判定部によって、ドライバの顔の明るさが前記第1基準輝度を超えると判定された場合、ドライバは居眠りしていないと判定する、請求項1に記載の判定装置。
【請求項5】
更に、ドライバの顔の明るさが第2基準輝度を超えるか否かを判定する第6判定部と、
前記第6判定部によって、ドライバの顔の明るさが前記第2基準輝度を超えると判定された場合、前記基準差を小さくするように変更する変更部と、を有し、
前記第2判定部は、前記変更部によって変更された前記基準差を用いて、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、前記判定期間の間、前記基準差を超えるか否かを判定する、請求項1から4の何れか一項に記載の判定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、判定装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載される監視装置は、ドライバの状態を監視する。例えば、監視装置は、ドライバが居眠りをしていないかを監視する。
【0003】
監視装置は、ドライバの顔の画像に基づいて開眼度を調べて、居眠りしているかを判定する。監視装置は、開眼度の低い状態(目を閉じた状態)が所定の時間継続して検出された場合、ドライバは居眠りしていると判定して、警告をドライバへ通知する。
【0004】
車両の進行方向に太陽があると、ドライバの顔に太陽の光が当たる逆光状態となるので、ドライバの開眼度は低くなる。そのため、ドライバは居眠りしていると誤って判定されるおそれがある。
【0005】
例えば、特許文献1は、右眼及び左眼のそれぞれの眼の周囲の光量を取得して、両眼の光量が設定した値以上に上昇し、且つ、眼の縦幅が閾値以下になった場合、ドライバの眼に直射光が当たっていると判定する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-251926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1に開示されている技術では、ドライバが本当に居眠りをしている場合、ドライバが居眠りしていることを検出できないおそれがある。
【0008】
そこで、本開示は、ドライバの顔に太陽の光が当たっている逆光状態をドライバが居眠りをしていると誤って判定しないように、ドライバの居眠りを判定できる判定装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)一の実施形態によれば、判定装置が提供される。この判定装置は、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、基準開眼度以下であるか否かを判定する第1判定部と、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、判定期間の間、基準差を超えるか否かを判定する第2判定部と、第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、基準開眼度以下であると判定され、且つ、第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、基準差を超えないと判定された場合、ドライバは居眠りしていると判定し、並びに、第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、基準開眼度以下であると判定され、且つ、第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、判定期間の間、基準差を超えると判定された場合、ドライバは居眠りしていないと判定する第3判定部と、を有する、ことを特徴とする。
【0010】
(2)(1)の判定装置において、更に、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が大小に変動する変動数を検出する検出部と、検出部により検出された変動数が基準数を超えたか否かを判定する第4判定部と、を有し、第3判定部は、第1判定部によって、ドライバの左眼の開眼度及び右眼の開眼度が、基準開眼度以下であると判定され、且つ、第2判定部によって、ドライバの左眼の開眼度と右眼の開眼度との差の絶対値が、判定期間の間、基準差を超えると判定され、且つ、第4判定部によって、変動数が基準数を超えたと判定された場合、ドライバは居眠りしていないと判定することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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