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公開番号
2025180275
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024087479
出願日
2024-05-29
発明の名称
車両用蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20251204BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数の電池モジュールを備えた構成において電池モジュールの取付状態を良好に維持できる車両用蓄電装置を得る。
【解決手段】車両用蓄電装置10は、一方向に延在する梁状部材28と、梁状部材28を挟んで当該梁状部材28の両側に配置される電池モジュール36と、梁状部材28の一方側に配置される電池モジュール26と梁状部材28とを連結する第1ブラケット40と、梁状部材28の他方側に配置される電池モジュール36と梁状部材28とを連結する第2ブラケット41と、を有し、第1ブラケット40及び第2ブラケット41は、一方向と交差する方向に対向配置されると共に、一方向に沿って間隔をあけて配置された荷重伝達部40B、41Bを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一方向に延在する梁状部材と、
前記梁状部材を挟んで当該梁状部材の両側に配置される電池モジュールと、
前記梁状部材の一方側に配置される前記電池モジュールと前記梁状部材とを連結する第1ブラケットと、
前記梁状部材の他方側に配置される前記電池モジュールと前記梁状部材とを連結する第2ブラケットと、
を有し、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、前記一方向と交差する方向に対向配置されると共に、前記一方向に沿って間隔をあけて配置された荷重伝達部を備えている、
車両用蓄電装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第1ブラケットは、前記一方向に延在する第1ベース部を備えており、
前記第2ブラケットは、前記一方向に延在する第2ベース部を備えており、
前記荷重伝達部は、前記第1ベース部から前記第2ブラケット側へ突出した第1荷重伝達部と、前記第2ベース部から前記第1ブラケット側へ突出した第2荷重伝達部とを含んで構成されている、
請求項1に記載の車両用蓄電装置。
【請求項3】
前記第1荷重伝達部には、前記梁状部材に前記第1ブラケットを締結するための締結具が取付けられ、
前記第2荷重伝達部には、前記梁状部材に前記第2ブラケットを締結するための締結具が取付けられ、
前記締結具が前記一方向に沿って配置されている、
請求項2に記載の車両用蓄電装置。
【請求項4】
前記第1荷重伝達部及び前記第2荷重伝達部は、前記一方向に沿って間隔をあけて複数形成されると共に、近接して互い違いに配置されている、
請求項2又は3に記載の車両用蓄電装置。
【請求項5】
前記梁状部材、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、車両幅方向に延在しており、
前記第1ブラケットは、前記電池モジュールよりも車両幅方向外側まで突出した突出部を備え、
前記突出部の前記電池モジュールに対する突出量は、前記第1荷重伝達部と前記第2荷重伝達部との車両幅方向の隙間よりも大きい寸法に設定されている、
請求項4に記載の車両用蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バッテリケース内に複数の蓄電ユニット(電池モジュール)が配置された蓄電装置が開示されている。また、特許文献1に開示された蓄電装置では、バッテリケースに複数の梁部材が配置されており、蓄電ユニットに複数設けられた第2部材を介して蓄電ユニットが梁部材にボルト締結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-064815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示された構造では、第2部材が蓄電ユニットの側壁に点在しているため、車両の衝突時などの場合に第2部材に入力された荷重が伝達されずに第2部材に応力が集中する可能性がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、複数の電池モジュールを備えた構成において電池モジュールの取付状態を良好に維持できる車両用蓄電装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る車両用蓄電装置は、一方向に延在する梁状部材と、前記梁状部材を挟んで当該梁状部材の両側に配置される電池モジュールと、前記梁状部材の一方側に配置される前記電池モジュールと前記梁状部材とを連結する第1ブラケットと、前記梁状部材の他方側に配置される前記電池モジュールと前記梁状部材とを連結する第2ブラケットと、を有し、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、前記一方向と交差する方向に対向配置されると共に、前記一方向に沿って間隔をあけて配置された荷重伝達部を備えている。
【0007】
請求項1に係る車両用蓄電装置では、梁状部材を挟んで梁状部材の両側に電池モジュールが配置される。また、梁状部材の一方側に配置される電池モジュールと梁状部材とが第1ブラケットで連結され、梁状部材の他方側に配置される電池モジュールと梁状部材とが第2ブラケットで連結される。また、第1ブラケット及び第2ブラケットは、一方向と交差する方向に対向配置されている。さらに、第1ブラケット及び第2ブラケットは、一方向に沿って間隔をあけて配置された荷重伝達部を備えている。これにより、車両の衝突時に一方向に衝突荷重が入力された場合であっても、第1ブラケットの荷重伝達部と第2ブラケットの荷重伝達部とが接触することで、衝突荷重を2つのブラケットに分散して負担させることができ、ブラケットが梁状部材から脱落するのを抑制できる。
【0008】
請求項2に係る車両用蓄電装置は、請求項1において、前記第1ブラケットは、前記一方向に延在する第1ベース部を備えており、前記第2ブラケットは、前記一方向に延在する第2ベース部を備えており、前記荷重伝達部は、前記第1ベース部から前記第2ブラケット側へ突出した第1荷重伝達部と、前記第2ベース部から前記第1ブラケット側へ突出した第2荷重伝達部とを含んで構成されている。
【0009】
請求項2に係る車両用蓄電装置では、第1ブラケットは、一方向に延在する第1ベース部とこの第1ベース部から第2ブラケット側へ突出した第1荷重伝達部を備えている。また、第2ブラケットは、一方向に延在する第2ベース部とこの第2ベース部から第1ブラケット側へ突出した第2荷重伝達部を備えている。これにより、一方向に衝突荷重などが入力されて第1荷重伝達部と第2荷重伝達部とが接触すると、第1ベース部及び第2ベースを介して反衝突側へ衝突荷重を伝達できる。
【0010】
請求項3に係る車両用蓄電装置は、請求項2において、前記第1荷重伝達部には、前記梁状部材に前記第1ブラケットを締結するための締結具が取付けられ、前記第2荷重伝達部には、前記梁状部材に前記第2ブラケットを締結するための締結具が取付けられ、前記締結具が前記一方向に沿って配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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