特許ウォッチ

公開番号2025176485
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082666
出願日2024-05-21
発明の名称蓄電装置構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 50/204 20210101AFI20251127BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】着脱可能な電池を搭載する車両においてより簡便な構成で、着脱可能な電池を冷却できる蓄電装置構造を提供すること。
【解決手段】蓄電装置構造10は、着脱可能な蓄電装置11と、蓄電装置11と接触している第1部分22と、少なくとも第1部分22を除いた部分の一部である、第2部分を有し、蓄電装置11を内部に収納するケース21を備え、第1部分22は、第2部分よりも熱伝導率が大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
着脱可能な蓄電装置と、
前記蓄電装置と接触している第１部分と、少なくとも前記第１部分を除いた部分の一部である第２部分を有し、前記蓄電装置を内部に収納するケースを備え、
前記第１部分は、前記第２部分よりも熱伝導率が大きい、蓄電装置構造。
続きを表示（約 360 文字）【請求項２】
前記第１部分は、重力方向を下として、前記ケースの上面または側面に設けられている、請求項１に記載の蓄電装置構造。
【請求項３】
前記蓄電装置の表面及び前記ケースの内部の少なくとも一方に異物を拭い取るスワイプ構造を備える、請求項１に記載の蓄電装置構造。
【請求項４】
前記蓄電装置が前記ケースに挿入されたときに、前記蓄電装置の前記第１部分を前記ケースに押さえつける、押さえ構造を備える、請求項１に記載の蓄電装置構造。
【請求項５】
前記ケースを前記蓄電装置の前記第１部分から離す方向に前記押さえ構造に力を作用させるバネと、
嵌合レバーと、
前記嵌合レバーの変位を前記押さえ構造に伝達する歯車を備える、請求項４に記載の蓄電装置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は蓄電装置構造に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、移動体に対して着脱可能な電池ユニットの冷却機構を制御する冷却制御部が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－３９７０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、着脱可能な電池を搭載する車両においてより簡便な構成で、着脱可能な電池を冷却する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一実施形態の蓄電装置構造は、着脱可能な電池の筐体と接触する収納部材の熱伝導率を大きくするようにした。
【発明の効果】
【０００６】
本開示の蓄電装置構造によれば、着脱可能な電池を搭載する車両においてより簡便な構成で、着脱可能な電池を冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施の形態１にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
実施の形態１にかかる蓄電装置構造を搭載する車両の一例を示す断面図である。
実施の形態１にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
実施の形態１にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
実施の形態２にかかる蓄電装置構造の一例を示す斜視図である。
実施の形態２にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
実施の形態３にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
実施の形態４にかかる蓄電装置構造の一例を示す斜視図である。
実施の形態４にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
実施の形態４にかかる蓄電装置構造の抑え構造の一例を示す斜視図である。
実施の形態５にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
実施の形態５にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
実施の形態５にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（実施の形態１）
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図１は、実施の形態１にかかる蓄電装置構造の一例を示す断面図である。
【０００９】
図１において、蓄電装置構造１０は、着脱式電池パック１１と、電池パック収容部２１と、冷却板２２と、冷却構造２３を備える。着脱式電池パック１１は、電池セル１２と、熱伝導体１３と、冷却板１４を備える。
【００１０】
電池セル１２は、蓄電可能な電池セルである。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許