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公開番号2025173740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079461
出願日2024-05-15
発明の名称端子
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 12/55 20110101AFI20251120BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明は、接続対象に対する電気的接続信頼性の向上を図った端子を提供することを目的とする。
【解決手段】端子1は、接続対象Sに向かって折れ曲がって形成されて、接続対象に弾性的に接触することにより接続対象に電気的に接続される弾性接触片4を有し、弾性接触片は、所定方向Xに延びて形成された連続部本体41と、該連続部本体の幅方向Yに連続する幅方向連続部42R、42Lと、を有し、連続部本体および幅方向連続部の境界位置で所定方向を折り目A1、A2として折れ曲がって、連続部本体および幅方向連続部は互いに重なって構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
接続対象に電気的に接続される端子であって、
前記接続対象に向かって折れ曲がって形成されて、前記接続対象に弾性的に接触することにより前記接続対象に電気的に接続される弾性接触片を有し、
前記弾性接触片は、所定方向に延びて形成された連続部本体と、該連続部本体の幅方向に連続する幅方向連続部と、を有し、前記連続部本体および前記幅方向連続部の境界位置で前記所定方向を折り目として折れ曲がって、前記連続部本体および前記幅方向連続部は互いに重なって構成されていることを特徴とする端子。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記幅方向連続部は、前記連続部本体の幅方向の両側に一対設けられ、
前記一対の幅方向連続部は、前記連続部本体との境界位置で前記所定方向を折り目として折れ曲がって、前記連続部本体および前記各幅方向連続部は互いに重なって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車には、多種多様な電子機器が搭載され、電子機器に電力や制御信号等を伝えるために、ワイヤハーネスが配索されている。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタと、を備える。
【0003】
このようなワイヤハーネスを構成するコネクタの一例として、基板に設置されるハウジングと、このハウジングに支持されて基板の導体パターンに電気的に接続される端子と、を備えた基板用コネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に開示された基板用コネクタの端子は、雄端子のタブ部が挿入される角筒状の端子本体と、該端子本体の後端から斜め下後方に延出して、基板の導体パターンにはんだ接続(基板実装)される基板接続部と、を備える。基板接続部は、端子本体の後端から折れ曲がって斜め下後方に延在する第1脚部と、該第1脚部の端部においてその幅方向に延びて形成された繋ぎ部と、該繋ぎ部に連続するとともに、U字状に折れ曲がって斜め下後方に延在して、基板の導体パターンに弾性的に接触する接触部を有する第2脚部と、を備える。
【0005】
このような従来の基板用コネクタは、端子に繋ぎ部が設けられ、U字状に折れ曲がって斜め下後方に延在する第2脚部が設けられている。これにより、基板接続部の剛性が高められ、第2脚部に設けられた接触部の基板に対する接触強度が高められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-182383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、基板用コネクタの端子は、多極化および小型化の要望がある。端子を小型化する方法として、端子を構成する板の板厚を薄くする方法が考えられる。ここで、従来の基板用コネクタの端子は、繋ぎ部が設けられていることにより、接触部の基板に対する接触強度が高められているものの、接触部は、1枚の板材により構成されているため、接触部を基板に弾性的に接触させた際に、該接触部に作用する応力が塑性領域に到達する懸念があった。接触部が塑性変形した状態で基板に実装される際、はんだ設備からの熱でハウジングが膨張することにより、接触部が基板から離間して、はんだ不良が起きる懸念があった。即ち、従来の基板用コネクタの端子は基板(接続対象)に対する電気的接続信頼性が低かった。
【0008】
本発明は、接続対象に対する電気的接続信頼性の向上を図った端子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、接続対象に電気的に接続される端子であって、前記接続対象に向かって折れ曲がって形成されて、前記接続対象に弾性的に接触することにより前記接続対象に電気的に接続される弾性接触片を有し、前記弾性接触片は、所定方向に延びて形成された連続部本体と、該連続部本体の幅方向に連続する幅方向連続部と、を有し、前記連続部本体および前記幅方向連続部の境界位置で前記所定方向を折り目として折れ曲がって、前記連続部本体および前記幅方向連続部は互いに重なって構成されていることを特徴とする端子である。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、接続対象に対する電気的接続信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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