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公開番号2025176640
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082925
出願日2024-05-21
発明の名称ケーブル
出願人株式会社トクミ
代理人個人,個人
主分類H01B 7/06 20060101AFI20251127BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】軸方向に復元可能な伸縮量をより大きくするケーブルを提供する。
【解決手段】一軸方向Lに伸縮可能なケーブル10であり、一軸方向Lに伸縮可能に配置された複数の弾性線材11と、複数の弾性線材11間に掛け渡して一軸方向Lに対して斜めに交差する方向に配置することで編組された電線12と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一軸方向に伸縮可能なケーブルであって、
前記一軸方向に伸縮可能に配置された複数の弾性線材と、
前記複数の弾性線材間に掛け渡されて前記一軸方向に対して斜めに配置された電線と、で編成されたケーブル。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記複数の弾性線材は、間隔を空けて並列に並べて配置されている、請求項1に記載のケーブル。
【請求項3】
複数の前記電線を有し、該複数の電線が電気的に並列に接続されている、請求項1に記載のケーブル。
【請求項4】
前記複数の弾性線材が一軸方向に沿って平たく並べて配置されている、請求項1に記載のケーブル。
【請求項5】
前記複数の弾性線材は、一軸方向に対して斜めに交差する方向に配置されている、請求項1に記載のケーブル。
【請求項6】
前記弾性線材と前記電線とが、一軸方向に連続する中空部を形成するように、互いに反対回りで螺旋状に配置されている、請求項5に記載のケーブル。
【請求項7】
前記弾性線材及び前記電線が、弾性及び絶縁性を有する被覆材により芯線を被覆した線材で成る、請求項6に記載のケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばプラグ、ヘッドホン、イヤホン、送受信機器類等の配線コード、ロボット等の各種構造物の可動部分の配線コードなど、各種の配線コードとして好適に使用できる伸縮可能なケーブルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一軸方向に伸縮可能なケーブルが知られている。例えば下記特許文献1では、伸縮自在な芯材の外周に導電線を配設してなる複数本の芯線を、1ヒーター仮撚加工糸を用いた組紐状あるいは綾織り状の被覆体で纏めて被覆してなる伸縮電線が提案されている。この伸縮電線では、簡易な構成によって屈曲に対する柔軟性だけでなく、伸びや捻れに対しても耐久性を有する伸縮自在な電線であるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-134313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、各種の用途で使用される従来のケーブルは、伸縮性を有するといえども当該伸縮性能が不足し、より伸縮性の大きいケーブルが望まれている。
【0005】
そこで本発明は、復元可能な伸縮量をより大きくできるケーブルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、軸長を簡単に伸縮し得るケーブルであって、一軸方向に伸縮可能に配置した複数の弾性線材と、複数の弾性線材間に掛け渡して一軸方向に対して斜めに配置した電線と、を編成することで構成されている。
【0007】
本発明によれば、複数の弾性線材がケーブルの伸縮方向である一軸方向に伸縮可能に配置されていて、電線をこの複数の弾性線材間に斜めに配置して互い違いに交差させながら掛け渡すことで編成されている。従って、弾性線材が弾性により伸縮した際、弾性線材間に配置された電線が、この伸縮に応じて一軸方向に対して斜めの方向と、一軸方向に沿う方向との間で、配置向きが変化する。そのため、伸縮性のない電線であっても複数の弾性線材の伸縮に応じて一軸方向の距離を変化させることができ、これによりケーブルの復元可能な伸縮量をより大きくすることが可能なケーブルが提供される。
【0008】
本発明のケーブルでは、複数の弾性線材は、間隔を空けて並列に並べて配置されるのがよい。このようにすれば、複数の弾性線材が何れも均等に伸縮することができ、一部の弾性線材の配置により伸縮量が小さくなることでケーブル全体の伸縮量の低下を防止することができる。
【0009】
また、本発明のケーブルでは、複数の電線が電気的に並列に接続されてもよい。このようにすれば、各電線を細く形成することができるため、複数の電線を変形し易くし得て柔軟性が向上する。その結果、ケーブルを復元可能な範囲でより大きく伸長させることができる。
【0010】
本発明のケーブルでは、複数の弾性線材が一軸方向に沿って平たく並べて配置されていてもよい。このように構成すれば、ケーブルを平たく形成し得て、厚みが薄く伸縮量がより大きいケーブルを提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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