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公開番号
2025174020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024080006
出願日
2024-05-16
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
10/613 20140101AFI20251120BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】セルケースのうち安全弁を含む弁設置面の破損を抑制することが可能な蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置10は、少なくとも1つの蓄電セルと、少なくとも1つの蓄電セルを冷却する冷却器200と、を備える。少なくとも1つの蓄電セルは、安全弁SVを含む弁設置面121を有する。冷却器200は、弁設置面121に熱的に接触している。冷却器200は、安全弁SVと対向する位置に設けられた貫通孔hを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つの蓄電セルと、
前記少なくとも1つの蓄電セルを冷却する冷却器と、を備え、
前記少なくとも1つの蓄電セルは、安全弁を含む弁設置面を有し、
前記冷却器は、前記弁設置面に熱的に接触しており、
前記冷却器は、前記安全弁と対向する位置に設けられた貫通孔を有する、蓄電装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの蓄電セルは、
電極体と、
前記電極体を収容するとともに前記弁設置面を含むセルケースと、
前記電極体に電気的に接続されており、前記セルケース外に設けられた外部端子と、を有し、
前記外部端子は、前記セルケースのうち前記弁設置面とは異なる面に設けられている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つの蓄電セルを収容する筐体をさらに備え、
前記少なくとも1つの蓄電セルは、複数の蓄電セルを含み、
各前記蓄電セルにおける前記弁設置面は、前記セルケースの下面で構成されており、
前記筐体は、前記複数の蓄電セルの下方に位置する底壁を含み、
前記冷却器と前記底壁との間に排煙経路が形成されている、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記筐体は、
上方に開口するロアケースと、
前記ロアケースとともに前記複数の蓄電セルを収容するアッパーカバーと、を含み、
前記ロアケースは、底面を含み、
前記排煙経路は、前記冷却器と前記ロアケースの前記底面との間に形成されている、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記複数の蓄電セルは、
第1方向に沿って並ぶように配置された複数の第1蓄電セルと、
前記第1方向及び上下方向の双方と直交する第2方向に前記複数の第1蓄電セルと対向し、かつ、前記第1方向に沿って並ぶように配置された複数の第2蓄電セルと、を含み、
前記筐体は、前記ロアケースの前記底面のうち前記複数の第1蓄電セルと前記複数の第2蓄電セルとの間の部位に接続されており、前記第1方向に沿って延びるクロス部材をさらに有し、
前記クロス部材は、前記冷却器を支持する支持部を有し、
前記支持部は、前記冷却器及び前記ロアケースの前記底面とともに前記排煙経路を形成している、請求項4に記載の蓄電装置。
【請求項6】
断熱材料からなり、前記冷却器の下面に接するように配置された断熱部材をさらに備え、
前記断熱部材は、前記冷却器の前記下面と前記ロアケースの前記底面との間に介在する介在部を含む、請求項4又は5に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記断熱部材と前記ロアケースの前記底面との間に設けられた吸水部材をさらに備える、請求項6に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特表2022-525014号公報には、複数の単電池と、収容装置と、を備える動力電池パックが開示されている。各単電池のケースの側面には、外部端子と防爆弁とが設けられている。複数の単電池の上面に、冷却構造を有するモジュール天板が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-525014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特表2022-525014号公報に記載される動力電池パックでは、いずれかの単電池において短絡等が生じると、当該単電池における防爆弁から高温のガスが流出する。このとき、単電池のケースのうち防爆弁を含む側面が高熱等に起因して破損し、単電池のケースのうち防爆弁以外の部位からガス等が流出する懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、セルケースのうち安全弁を含む弁設置面の破損を抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電装置は、少なくとも1つの蓄電セルと、前記少なくとも1つの蓄電セルを冷却する冷却器と、を備え、前記少なくとも1つの蓄電セルは、安全弁を含む弁設置面を有し、前記冷却器は、前記弁設置面に熱的に接触しており、前記冷却器は、前記安全弁と対向する位置に設けられた貫通孔を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、セルケースのうち安全弁を含む弁設置面の破損を抑制することが可能な蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電装置を備える車両を概略的に示す図である。
蓄電装置及びフレーム部材を概略的に示す斜視図である。
図2におけるIII-III線での断面図である。
図3におけるIV-IV線での断面図である。
冷却器を概略的に示す平面図である。
図5におけるVI-VI線での断面図である。
蓄電装置の変形例を概略的に示す断面図である。
蓄電装置の変形例を概略的に示す断面図である。
蓄電装置の変形例を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一又はそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電装置を備える車両を概略的に示す図である。図2は、蓄電装置及びフレーム部材を概略的に示す斜視図である。図3は、図2におけるIII-III線での断面図である。図4は、図3におけるIV-IV線での断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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