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公開番号2025109363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003199
出願日2024-01-12
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/291 20210101AFI20250717BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】リチウム析出の抑制が図られた蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、第1蓄電セル2Aと、第1蓄電セル2Aに対して積層方向L1に間隔をあけて配置された第2蓄電セルと、第1蓄電セル2Aおよび第2蓄電セルの間に配置されたセル間セパレータ3Aとを備え、セル間セパレータ3Aは、積層方向L1に配列する第1主表面46および第2主表面47と、第1主表面46および第2主表面47に形成された複数の突起部41とを含み、複数の突起部41は、積層方向L1と直交する第1方向に間隔をあけて配置されると共に、積層方向L1および第1方向と直交する第2方向に間隔をあけて配置された。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1蓄電セルと、
前記第1蓄電セルに対して積層方向に間隔をあけて配置された第2蓄電セルと、
前記第1蓄電セルおよび前記第2蓄電セルの間に配置されたセル間セパレータとを備え、
前記セル間セパレータは、前記積層方向に配列する第1主表面および第2主表面と、前記第1主表面に形成された複数の突起部とを含み、
前記複数の突起部は、前記積層方向と直交する第1方向に間隔をあけて配置されると共に、前記積層方向および前記第1方向と直交する第2方向に間隔をあけて配置された、蓄電装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記複数の突起部の各々は、円柱状に形成された、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記セル間セパレータは、
前記第1主表面に形成されると共に、前記第2方向に延びるように形成された第1帯部と、
前記第1主表面に形成されると共に、前記第1帯部に対して前記第2方向に間隔をあけて配置され、前記第2方向に延びるように形成された第2帯部とを含み、
前記複数の突起部は、第1方向において、前記第1帯部および前記第2帯部の間に配置された、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第1方向は上下方向であり、前記第2方向は前記セル間セパレータの幅方向である、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記蓄電装置は、第1エンドプレートと、第2エンドプレートと、拘束プレートとを含み、
前記第1エンドプレートは、前記積層方向における前記蓄電装置の一端に配置されており、
前記第2エンドプレートは、前記積層方向における前記蓄電装置の他端に配置されており、
前記拘束プレートは、前記第1エンドプレートおよび前記第2エンドプレートを接続するように設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から各種の蓄電装置が提案されている。たとえば、特開2020-057597号公報に記載された組電池は、複数の蓄電セルと、蓄電セルの間に配置されたセル間セパレータと、第1エンドプレートおよび第2エンドプレートと、拘束バンドとを含む。複数の蓄電セルは、積層方向に間隔をあけて配置されている。
【0003】
セル間セパレータは、積層方向に配列する第1主表面および第2主表面を含み、第1主表面には、左右方向に長尺に形成された複数のリブが形成されている。各リブは、上下方向に間隔をあけて形成されている。
【0004】
上記の蓄電装置において、各リブは左右方向に長尺に形成されており、各リブは上下方向に間隔をあけて配置されている。このため、各リブの間には、冷却通路が形成されている。そして、冷却風が冷却通路を通ることで、蓄電セルが冷却されている。
【0005】
なお、複数の蓄電セルおよびセル間セパレータは、第1エンドプレートおよび第2エンドプレートの間に配置されており、複数の蓄電セルおよびセル間セパレータは、第1エンドプレートおよび第2エンドプレートから加えられる拘束力によって固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-057597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の蓄電装置においては、各エンドプレートからの拘束力によって、セル間セパレータのリブから蓄電セルに荷重が加えられる。蓄電セルは、電極体と、電極体を収容する収容ケースとを含む。そして、電極体には、収容ケースを通して、リブからの荷重が加えられる。
【0008】
ここで、各リブが左右方向に長尺に形成されると共に、各リブが上下方向に間隔をあけて配置されていることから、収容ケースを通して、電極体に加えられる荷重が不均一になりやすい。
【0009】
このように、電極体に加えられる荷重が不均一な状態で、電極体が充放電すると、電極体にリチウム析出が生じやすくなる。
【0010】
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、リチウム析出の抑制が図られた蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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