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公開番号
2025120754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015825
出願日
2024-02-05
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B60K
6/405 20071001AFI20250808BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の走行中に充電ユニットが振動したり、車両の衝突時に充電ユニットが大きく変位することを抑制する。
【解決手段】車両は、エンジンコンパートメント内において、車体に固定されたエンジンユニットと、エンジンユニットとともに車体に固定されたモータユニットと、モータユニット上に固定された電力変換ユニットと、電力変換ユニット上に固定された充電ユニットと、電力変換ユニットとエンジンユニットとを互いに連結するスティフナと、を備えてもよい。スティフナは、電力変換ユニットに固定された少なくとも一つの第1端と、エンジンユニットに固定された少なくとも一つの第2端とを有してもよい。電力変換ユニットのケーシングには、充電ユニットを固定するボスが設けられてもよい。スティフナの第1端は、電力変換ユニットのボスに固定されてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンコンパートメントを有する車体と、
前記エンジンコンパートメント内において、前記車体に固定されたエンジンユニットと、
前記エンジンコンパートメント内において、前記エンジンユニットとともに前記車体に固定されたモータユニットと、
前記エンジンコンパートメント内において、前記モータユニット上に固定された電力変換ユニットと、
前記エンジンコンパートメント内において、前記電力変換ユニット上に固定された充電ユニットと、
前記エンジンコンパートメント内において、前記電力変換ユニットと前記エンジンユニットとを互いに連結するスティフナと、
を備え、
前記スティフナは、前記電力変換ユニットに固定された少なくとも一つの第1端と、前記エンジンユニットに固定された少なくとも一つの第2端とを有し、
前記電力変換ユニットのケーシングには、前記充電ユニットを固定するボスが設けられており、
前記スティフナの前記第1端は、前記電力変換ユニットの前記ボスに固定されている、
車両。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記電力変換ユニットの前記ケーシングは、上方に開放された開口を有するケーシング本体と、前記開口に取り付けられるケーシングカバーとを有し、
前記ボスは、前記ケーシングカバーへ一体に形成されている、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記ボスは、前記ケーシングカバーから上方に向けて延びており、
前記充電ユニットは、前記ボスの上端に固定されており、
前記スティフナの前記第1端は、前記ボスの側面に固定されている、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記スティフナは、前記第1端を有する第1部材と、前記少なくとも一つの第2端を有するとともに前記第1部材に対して着脱可能に連結された第2部材とを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両。
【請求項5】
前記スティフナは、配管又は配線が取り付けられる第3端をさらに有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両が記載されている。この車両では、モータユニット上に電力変換ユニットと充電ユニットとが順にスタックされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-22799号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した車両では、充電ユニットが、電力変換ユニット及びモータユニットを介して、車体に固定されている。このような構成であると、車体に対する充電ユニットの安定性(剛性)が不足するおそれがある。その場合、車両の走行中に充電ユニットが振動したり、車両の衝突時に充電ユニットが大きく変位するおそれがある。本明細書は、この問題を解決するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術は、車両に具現化される。本技術の第1の態様では、車両は、エンジンコンパートメントを有する車体と、前記エンジンコンパートメント内において、前記車体に固定されたエンジンユニットと、前記エンジンコンパートメント内において、前記エンジンユニットとともに前記車体に固定されたモータユニットと、前記エンジンコンパートメント内において、前記モータユニット上に固定された電力変換ユニットと、前記エンジンコンパートメント内において、前記電力変換ユニット上に固定された充電ユニットと、前記エンジンコンパートメント内において、前記電力変換ユニットと前記エンジンユニットとを互いに連結するスティフナと、を備えてもよい。前記スティフナは、前記電力変換ユニットに固定された少なくとも一つの第1端と、前記エンジンユニットに固定された少なくとも一つの第2端とを有してもよい。前記電力変換ユニットのケーシングには、前記充電ユニットを固定するボスが設けられてもよい。前記スティフナの前記第1端は、前記電力変換ユニットの前記ボスに固定されてもよい。
【0006】
上記した車両では、電力変換ユニットとエンジンユニットとが、スティフナを用いて互いに連結されている。特に、スティフナは、電力変換ユニットのケーシングにおいて、充電ユニットを固定するボスに固定されている。このような構成によると、スティフナを固定するためのボスを、電力変換ユニット及び充電ユニットに新たに設ける必要がない。加えて、電力変換ユニットに設けられた充電ユニットを固定するためのボスは、それらのユニットに対して強固に連なる部分である。そのボスにスティフナを固定することで、電力変換ユニット及び充電ユニットの両者を、車体に固定されたエンジンユニットへ強固に接続することができる。車体に対する充電ユニットの安定性(剛性)が向上して、充電ユニットが振動することや、充電ユニットが大きく変位することが抑制される。
【0007】
本技術の第2の態様では、上記の第1の態様に加えて、前記電力変換ユニットの前記ケーシングは、上方に開放された開口を有するケーシング本体と、前記開口に取り付けられるケーシングカバーとを有してもよい。この場合、前記ボスは、前記ケーシングカバーと一体に形成されてもよい。例えば、ケーシングカバー及びボスは、アルミニウム系金属又はその他の金属材料で構成された単一のダイカスト部材であってもよい。
【0008】
本技術の第3の態様では、上記の第2の態様に加えて、前記ボスは、前記ケーシングカバーから上方に向けて延びてよく、前記充電ユニットは、前記ボスの上端に固定されてもよい。この場合、前記スティフナの前記第1端は、前記ボスの側面に固定されていてもよい。充電ユニットとスティフナとが、ボスの異なる位置に固定される構成であると、充電ユニットとスティフナとの間の固定構造に影響を与えることなく、スティフナを自由に設計することができる。加えて、充電ユニットをボスに固定する工程と、スティフナをボスに固定する工程とを、任意の順序で行うことができる。
【0009】
本技術の第4の態様では、上記の第1の態様から第3の態様のいずれか一つに加えて、前記スティフナは、前記第1端を有する第1部材と、前記少なくとも一つの第2端を有するとともに前記第1部材に対して着脱可能に連結された第2部材とを有してもよい。このような構成によると、電力変換ユニット及びエンジンユニットを互いに組み付ける前に、スティフナの一部(第1部材)を電力変換ユニットに固定し、スティフナの他の一部(第2部材)をエンジンユニットに固定しておくことができる。そのことから、電力変換ユニットとエンジンユニットとが隣接する構成であっても、それぞれのユニットにおいてスティフナの固定箇所を自由に設計することができる。
【0010】
本技術の第5の態様では、上記の第1の態様から第4の態様のいずれか一つに加えて、前記スティフナは、配管又は配線が取り付けられる第3端をさらに有してもよい。このような構成によると、前記電力変換ユニット及び前記エンジンユニットの間に位置する配管又は配線を固定することができ、利便性がよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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