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公開番号
2025044136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2024133862
出願日
2024-08-09
発明の名称
表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
B60K
35/23 20240101AFI20250325BHJP(車両一般)
要約
【課題】前方風景の視認性が低下することを抑制しつつも表示領域を確保できる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100は、車両1のフロントガラス1aの下端領域に設けられたセラミック形成部11と、セラミック形成部11に隣接してフロントガラス1aに設けられた隣接部12と、車両1のダッシュボード1bの中に位置する表示ユニット20と、を備える。隣接部12は、運転者2に車両1の前方風景を視認させるためのフロントガラス1aの主要部1mと、セラミック形成部11との間に位置する。表示ユニット20は、セラミック形成部11に向けて第1表示コンテンツを表す第1の光L1を発し、隣接部12に向けて第1表示コンテンツと異なる種別の第2表示コンテンツを表す第2の光L2を発する。隣接部12は、主要部1mよりも光の透過率が低く、且つ、セラミック形成部11よりも光の透過率が高い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部と、
前記車両の運転者に前記車両の前方風景を視認させるための前記フロントガラスの主要部と、前記セラミック形成部との間に位置し、前記セラミック形成部に隣接して前記フロントガラスに設けられた隣接部と、
前記車両のダッシュボードの中に位置し、前記セラミック形成部に向けて第1表示コンテンツを表す第1の光を発し、前記隣接部に向けて前記第1表示コンテンツと異なる種別の第2表示コンテンツを表す第2の光を発する表示ユニットと、を備え、
前記隣接部は、前記主要部よりも光の透過率が低く、且つ、前記セラミック形成部よりも光の透過率が高い、
表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1表示コンテンツは、前記第2表示コンテンツよりも予め定められた表示優先度が高い、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第2表示コンテンツは、アンビエント表示と、予め定められた暗所専用コンテンツと、TBT(Turn-By-Turn)表示との少なくともいずれかを含む、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記隣接部は、前記フロントガラスにおいて、前記主要部よりも光の透過率が低くなるように塗膜またはフィルムが形成された部分である、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記隣接部は、前記フロントガラスにおいて、前記セラミック形成部と同じ材料がドット状またはスリット状に形成された部分である、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示ユニットは、
画像表示領域を有する液晶パネルと、前記液晶パネルを背後から照明するバックライトユニットと、を備え、前記画像表示領域に前記第1表示コンテンツ及び前記第2表示コンテンツを表示し、
前記バックライトユニットは、
矩形状の回路基板であって、前記画像表示領域の背後に位置する第1領域と、前記回路基板の短手方向において前記第1領域と隣り合う第2領域と、を有する回路基板と、
前記回路基板の前記第1領域に実装された複数の光源と、
前記液晶パネルと前記回路基板の間に位置し、前記複数の光源から発せられた光を前記液晶パネルに導くリフレクタと、を有し、
前記複数の光源は、
前記回路基板の長手方向に並ぶ第1光源群と、
前記長手方向に並び、前記第1光源群と前記短手方向に間隔を空けて配置された第2光源群と、を有し、
前記リフレクタは、
前記第1領域及び前記第2領域を囲む囲み壁と、
前記第1領域と前記第2領域の間に位置し、前記回路基板から前記液晶パネルに向かって立つ区画壁と、を有し、
前記囲み壁は、前記短手方向において前記第1光源群と隣り合う隣接壁を有し、
前記区画壁は、前記短手方向において前記第2光源群と隣り合い、
前記短手方向における前記第1光源群と前記隣接壁の距離と、前記短手方向における前記第2光源群と前記区画壁の距離とは等しい、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第2領域は、前記第1領域よりも前記車両の後方に位置する、
請求項6に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
表示装置として、例えば特許文献1には、車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部(黒色のセラミックが形成された部分)に向けて画像を表す光を発することで、運転者に当該画像を視認させる装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-62085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の表示装置において、画像の表示領域を確保すべく、何の対策も施さずにセラミック形成部を広げると、運転者がフロントガラス越しに見る前方風景の視認性を低下させてしまう虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、前方風景の視認性が低下することを抑制しつつも表示領域を確保できる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る表示装置は、
車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部と、
前記車両の運転者に前記車両の前方風景を視認させるための前記フロントガラスの主要部と、前記セラミック形成部との間に位置し、前記セラミック形成部に隣接して前記フロントガラスに設けられた隣接部と、
前記車両のダッシュボードの中に位置し、前記セラミック形成部に向けて第1表示コンテンツを表す第1の光を発し、前記隣接部に向けて前記第1表示コンテンツと異なる種別の第2表示コンテンツを表す第2の光を発する表示ユニットと、を備え、
前記隣接部は、前記主要部よりも光の透過率が低く、且つ、前記セラミック形成部よりも光の透過率が高い。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、前方風景の視認性が低下することを抑制しつつも表示領域を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る表示装置の車両への適用を示す図。
同実施形態に係るセラミック形成部に対する隣接部の形成範囲の一例を説明するためのフロントガラスの正面図。
変形例に係る隣接部を説明するためのフロントガラスの正面図。
同実施形態に係る第1表示コンテンツ及び第2表示コンテンツを説明するためのフロントガラスの正面図。
同実施形態に係る表示ユニットの構成例を示す図。
同実施形態に係るバックライトユニットの平面図。
同実施形態に係るバックライトユニットの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
本実施形態に係る表示装置100は、図1に示すように、車両1(自動車)のフロントガラス1aが有するセラミック形成部11及び隣接部12と、セラミック形成部11及び隣接部12に向けて画像を表す光(以下、表示光L)を発する表示ユニット20と、筒状体30と、を備える。表示光Lは、セラミック形成部11で反射する第1の光L1と、隣接部12で反射する第2の光L2とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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