TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025115660
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010227
出願日2024-01-26
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60K 1/00 20060101AFI20250731BHJP(車両一般)
要約【課題】部品数を抑制し、簡易な構造でしかも電気機器を車両空間に効率的に収容する技術を提供する。
【解決手段】車両2は、シート4とフロアパネル8との間に収容される電気機器40と、シート4の下方で、電気機器40の上方及び側方を覆うとともに電気機器40の下方がフロアパネル8に対して露出させるように構成されたキャビティ32を有し、フロアパネル8に対して固定されている、カバー30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のシートとフロアパネルとの間に収容される電気機器と、
前記シートの下方で前記電気機器の上方及び側方を覆うとともに前記電気機器の下方を記フロアパネルに対して露出させるように構成されたキャビティを有し、前記フロアパネルに対して固定されている、カバーと、
を備える、車両。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記カバーは、略平坦な頂壁部を備え、
前記電気機器は、前記頂壁部に対して固定されて前記キャビティに収容されている、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記カバーの下方端縁に対応する前記フロアパネル上の部分に、シール部材を備え、
前記下方端縁が前記シール部材に押圧されることで、前記下方端縁と前記フロアパネルとの間が液密シールされている、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記カバーは、前記下方端縁から斜め上方に延在して前記車両のクロスメンバに固定されるブラケット、を備える、請求項3に記載の車両。
【請求項5】
前記電気機器は充電器を含み、
前記フロアパネルの下方には、二次電池モジュールが収容されている、請求項4に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両に関し、詳しくは、電気機器を車両下方に搭載する車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両においては、例えば、後部シートの下方のフロアパネルの下方に、バッテリである電池モジュールが搭載される場合がある。かかるフロアパネルの上方には、外部電源からの電力を電池モジュールに充電するための充電器が搭載されることが開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-68403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
概して、充電器は、その過熱を抑制するための液性冷媒を用いた冷却装置とともにケースに収容されている。ケースは、下方ケースと上方ケースとから構成されており、冷却装置からの液漏れ等を防止するためにシールされている。
【0005】
しかしながら、ケースに収容して充電器を車両に搭載することで、車両における部品点数が増大し、コストが増大するほか、充電器の点検等における作業効率が低下する場合がある。
【0006】
本明細書は、部品数を抑制し、簡易な構造でしかも電気機器を車両空間に効率的に収容する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書に開示する技術は、車両に具現化される。車両は、車両のシートとフロアパネルとの間に収容される電気機器と、前記シートの下方で前記電気機器の上方及び側部を覆うとともに前記電気機器の下方を前記フロアパネルに対して露出させるように構成されたキャビティを有し、前記フロアパネルに対して固定されている、カバーと、を備える。
【0008】
この車両によれば、フロアパネルに対して上記カバーが固定されることで、カバーによって、シート下方とフロアパネルとの間において電気機器の収容スペースが規定される。従来のように下方ケースを備えないため、部品点数を低減できる。また、下方ケースを備えないために、電気機器の脱着作業が簡素化される。さらに、電気機器の収容スペースが低減されて電気機器がシート下方に効率的に収容される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の後方シートの下方とフロアパネルとの間における充電器の収容状態を示す断面図である。
充電器を覆うカバーの下方端縁とフロアパネルとの間の液密シール状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書に開示される車両は、車両のシートとフロアパネルとの間に収容される電気機器と、前記シートの下方で前記電気機器の上方及び側方を覆うとともに前記電気機器の下方を記フロアパネルに対して露出させるように構成されたキャビティを有し、前記フロアパネルに対して固定されている、カバーと、を備えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
電池
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池
今日
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池
今日
トヨタ自動車株式会社
電池
9日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
負極層
6日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
6日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
10日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
3日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
10日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
10日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
10日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
6日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
路側装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
積層電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
2日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
2日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
報知装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
スペーサ
3日前
トヨタ自動車株式会社
給電装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
6日前
続きを見る